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【映画106】「トップガン/マーヴェリック」観てきました!やっぱりお薦めの一本になっていました!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

ようやく「トップガン/マーヴェリック」を観てきました!いや~~良かったです~!!私としては「満足・満足・大満足です!!」

※以下は少し映画の内容について言及している所もありますので「ネタバレなし」「まったくサラの状態」でこの映画をご覧になりたいという方は、映画をご覧になられた後に、こちらのブログをお読みになって下さい。お願いします!

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Sabine Langeによるpixabayからの画像

トム・クルーズは「納得出来る台本/ストーリー」と絶対に「CG」には頼りたくないと考えていて「彼が考える映像」が撮れる「撮影/映像技術」が整い「本物だからこそ出せる迫力」が映像から観客に伝わる作品が出来ると確信が持てる時がきたら「続編」を造るべきと考えていたようです。まったくこの作品の「続編」のことを考えていなかったということはなく、前作を監督したトニー・スコット監督とも話しはしていたようです。

前作の物語から36年という時が経ち、物語の「要」である要素をしっかりと踏襲しつつ2022年の現在に合っている新しい要素もうまく織りまぜてくれています。

☆以下はYouTubeに上がっているファイナル予告編というものになります!


www.youtube.com

前作「トップガン」を36年前にリアルタイムで劇場で観た我々シニア世代にとって、本作ははかなり「涙ものの作品」に仕上がっていると思います。「納得出来る脚本/ストーリー」にトム・クルーズがこだわっただけあって、前作でライバル的キャラとして登場してきたヴァル・キルマー演じる「アイスマン」が本作で再登場してくるシーンにもトムの強いこだわりを感じました。

「マーヴェリック」「アイスマン」の二人が同じ画面の中に登場する、オリジナルを何度も見返してきた我々オールドファンには、この二人の若き躍動感溢れるパイロット同志だった彼らが歳を重ねて再び再開するというシーンは観ているこちらも前作から同じ年月(歳)を重ねて「おやじ」になっているぶん、二人が交わす言葉がずんずんと胸に響いてきて、ついつい感情移入してしまい、目から涙が溢れてきてしまいました。

我々自身、普段の生活の中でふと「人生とは何なのだろう?なぜ歳を重ねていくのだろう?」という疑問が沸いてくる時があったりしますが「トップガン」と今回の続編「トップガン/マーヴェリック」の二作品をじっくり観ることによって、この「問い」に対する「答え」が得られたように感じました。

私とご同輩、諸先輩の方々は、この辺りどう思われるのでしょうか?是非とも感想をお聞きしたいところです!!

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トムはかつてポール・ニューマンが主演を務めた「ハスラー」(1961)という作品の続編「ハスラー2」(86)に出演したことがあります。「ハスラー」とは「ビリヤードをする人 or  ギャンブルで相手から金を巻き上げる人」という意味であり全編通じてビリヤードが出てきます。

「パート2」の内容はポール・ニューマン演じるベテラン・ハスラーであるエディが、トム・クルーズ演じる若手ハスラー、ヴィンセントに素質があると信じて、自分のもっている知識・スキルを教え込んでいくのですが、大会を前に「意見の相違」から二人の師弟関係は崩れてしまいます。そして、大会で二人は対決することになっていきます。なんとなく(ちょっと)「トップガン/マーヴェリック」とだぶるところがあるかもしれません。ポール・ニューマンの方はこの「パート2」の演技でアカデミー賞の主演男優賞を獲得しています。この時、ポール・ニューマンは61歳であり、トムは24歳でした。 

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「トップガン/マーヴェリック」でのトムは教官として「トップガン」に戻ってきて「難易度の高いミッション」を完遂するために若手パイロットたちを3週間という短期間の中で鍛え上げるという任務を課せられます。そのパイロットの中にはかつてマーヴェリックの親友であり相棒であった「グース」の息子「ルースターもおり、前作で「グース」はマーヴェリックと一緒の飛行中に「殉死」していることから二人の間には「確執」があり、それが任務を行う上で乗り越えなければならない「見えない壁」として描かれています。このグースの息子である「ルースター」は「セッション」(14)で素晴らしい演技を見せていたマイルズ・テラーが演じています。この作品の公開時の トム・クルーズの年齢は59歳であり、ルースターを演じたマイルズ・テラーは35です。

勝手に私は思うのですが「ハスラー1&2」そして「トップガン」と「その続編」が教えてくれていること。それは

「男というもの,60歳前後の年齢に達した時、しっかりと後輩たちを鍛え上げられる男になっていなければならない!」

「男というもの,20代、30代に師事できる先輩・先生に出会うことが出来たならばそれはとてもラッキーな事だ。その教えを是が非でも自分の血肉にする気概を持って臨むべし!」

トム・クルーズの映画を観る度に思うんです。彼はまた「全力で走っている」と!