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【映画082】「愛しのミュージカル映画たち」その④ マリリン・モンロー「紳士は金髪がお好き」の「ダイヤモンドは女の子の一番の友だち」のシーンは見逃せません!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

このブログでは、ここのところ続けて「愛しのミュージカル映画」という企画上映がテアトル系の劇場を中心に2月25日(金)から始まるとお伝えしてきています。以下をクリックして頂きますと正式ホームページに繋がって、そこで上映される6作品のあらすじ、出演者、公開劇場などの情報をご覧頂けます! https://theatres-classics.com/

今日は、マリリン・モンロー「紳士は金髪がお好き」という作品の魅力について徒然なるままに書かせて頂きます!

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Authur HaluchaによるPixabayからの画像

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マリンン・モンローは36歳という若さでその生涯を閉じていますが、1947年に映画デビューして1961年の最後の出演作「荒馬と女」までの14年間で29作品の映画に出演していて、劇中で自身が歌を披露している作品が8作品あります。映画の中で4曲ほど歌っている作品が4作品あり、「紳士は金髪がお好き」はそのうちの一作になります。デビューしたての頃は、生活に困りカレンダーのヌードモデルになったこともありますが、1950年以降、幾つかの映画へ出演することによって役者の階段を一歩ずつ上がり始めます。ベティ・デイビスと共演した「イブの総て」では、これから売り出していくというハリウッドの若手女優という役どころを演じていました。モンローが25歳の時の作品ですが、作品の内容からして歌を唄うシーンはありませんでした。彼女が4曲もの曲を映画の中で最初に披露したのは、実は、この「紳士は金髪がお好き」が最初のです。つまりはこの作品からマリリンは、歌に力を入れだしたことになります。この前の作品「ナイアガラ」がヒッチ・コックの「めまい」張りのサスペンス作品だったので、イメージのがらっと変わった明るいミュージカル調の作品に出演して彼女は「演技の幅の広さ」を見せた形となりました。 

 

「紳士は金髪がお好き」(53)の中でマリリンは「リトルロックから来た娘」「恋にしくじったら」「バイ・バイ・ベイビー」「ダイヤモンドは女の子の一番の友だち」といった曲を披露しています。冒頭から歌いだす「リトルロックから来た娘」では、真っ赤なスパンコール煌めくドレスに身に纏ったマリリン・モンローが、舞台でこの曲を歌い上げるというシーンからスタートします。もう「何とまぁ華やかなスタートシーン」なのかと、ため息が出てしまいます。

そういえば、この作品は舞台が「フランス」になっています。ジーン・ケリーの代表作の「巴里のアメリカ人」(51)も舞台がフランスですねぇ。この頃のアメリカ・ハリウッドは「フランス・パリ」流行りだったのでしょうか?

そして、この作品と言えば、私はどうしても彼女が大勢のタキシードの男性たちを引き連れて歌い・踊る「ダイヤモンドは女の子の一番の友だち」のシーンが忘れられません。これは後にマドンナが彼女の2曲目のシングル曲「マテリアルガール」のミュージックビデオでこのシーンを再現してみせたことでも有名なので、ご存知の方も多いかと思います。ピンクのドレスに身に纏い、両腕をさっと頭上にあげて、腰を少しくいっとあげて、舞台を縦横無尽に踊り・躍動するマリリン・モンローの姿は、もうただただ「圧巻」の一言に尽きます。「素晴らしい、素晴らし過ぎます!」是非とも大画面でご覧頂きたいシーンなのであります!!

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「紳士は金髪がお好き」で音楽を担当している作曲家の一人がライオネル・ニューマンです。彼はマリリン・モンロー作品でいうと「億万長者になる方法」「帰らざる河」「恋をしましょう」なども手掛けています。このニューマンさん、ハリウッドを代表する「映画音楽一家」のうちの一人なのです。ライオネルは4人兄弟の末っ子です。

長男はアルフレッド・ニューマンといい、やはり映画音楽の歴史に名前を刻んでいる人なんです。チャップリンの「街の灯」から始まり、皆さんご存知の20世紀フォックス社の映画の最初に流れる会社のロゴとファンファーレ、あれも彼の作品ですし「嵐が丘」「怒りの葡萄」「大空港」などの映画音楽を担当して、生涯アカデミー賞には45回もノミネートされていて、そのうち9回も受賞しているのです。そして「イブの総て」「ショウほど素敵な商売はない」「七年目の浮気」「バス停留所」といったマリリン・モンローの出演作の作曲も担当しています。

このアルフレッド・ニューマンにはデヴィッドトーマスという二人の息子がいます。もちろん彼らもハリウッドで活躍する名作曲家なのですよ。

デヴィッド・ニューマン(67歳)は、「鬼ママを殺せ」「クリッター」「ビルとテッドの大冒険」などなど携わってきた作品は70本は優に越えており、最近ではスティーブン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」にも携わっていたりします。

一方、弟のトーマス・ニューマン(66歳)も大活躍ですよ。「マドンナのスーザンを探して」「フライド・グリーン・トマト」「アメリカン・ビューティー」「グリーンマイル」「ファインディング・ニモ」「007スカイフォール」「007スペクター」などなどなど。

そして、二人のいとこにあたるランディ・ニューマン(78)も素晴らしい作曲家です。代表作は「シービスケット」「レナードの朝」「マーヴェリック」「トイ・ストーリー」シリーズ、「カーズ」などなど。

これだけのハリウッド作品の映画音楽をこの「ニューマン一族」のメンバーが手掛けていることは、なんと凄いことでしょう!

でも?マリリン・モンローの作品を数多く手がけているアルフレッドとライオネルの二人って、マリリンに恋心を抱いてしまったりしなかったのでしょうかね~?