どうも「映画/健康雑談」の高岡です！
前回「ダイ・ハード」の「パート６」が、ここにきて製作がストップしてしまっているとお伝えしました。このニュースに触れて、そういえば、同様に「作る作る」と言ってなかなか製作が進まない作品にエディ・マーフィの「ビバリーヒルズ・コップ４」があることを思い出しました。
「ビバリーヒルズ・コップ」(84)、「ビバリーヒルズ・コップ２」(87) の２作品はドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマーの二人のプロデューサーが立て続けに製作して見事に大ヒットさせたわけです。エディ・マーフィが演じたアクセル・フォーリーは、本来はデトロイトの刑事なのですが、何故かことあるごとにビバリーヒルズにやってきては、そこで起きる騒動に関わっていきます。この作品の魅力は何と言っても主人公の「アクセル・フォーリー」の底ぬけの明るさではないでしょうか？
「ニヤっと笑ったり」
「急におかまちゃんになったり」
「独特の笑い声で高らかに笑ったり」
といった具合に・・。それとあの「テーマ曲」や「ノリのいい挿入歌」の数々、あ～～～、何だかまた本編が観たくなってきてしまった～！！
※以下は「ビバリーヒルズ・コップ」のアメリカ公開時の予告編になります！
「ビバリーヒルズ・コップ３」(94)の製作者はメイス・ニューフェルド、ロバート・レーメに代わっています。前作から７年たっていますし、出来も良くなかったことから、もしかしたら、エディ・マーフィは「パート４」が「パート３」のようになってしまうことを恐れているのかもしれませんね。
確かにクリストファー・リーヴが主演した「スーパーマン」も「パート１＆２」は楽しめましたが「パート３」と「パート４」の出来栄えは、お世辞にも素晴らしいとは言えなかったですからね。（私は個人的には楽しめましたが・・）
思うのですが、エディ・マーフィーって私と同じ歳なのです。私、先日、「還暦」になったんですよ。ということはもちろん彼だって「還暦」なわけです。世間では「定年」になる歳なわけですから「ビバリーヒルズ・コップ」の主人公アクセル・フォーリーだっていつまでも「コップ（刑事）」ではいられないですよ～。「パート１＆２」でトリオ的に出演していたジャッジ・ラインホルド扮する「ビリー」とジョン・アシュトン扮する「タガード」でしたが、「パート３」になると「タガード」は引退してフェニックスという町に引っ越しした設定になっていて映画には出演していませんでしたからね・・。
主人公のアクセル・フォーリーだって、もうそろそろ「コップ（刑事）」を定年・引退する歳になってしまいます。
２０２１年の今「パート４」の製作と配信権はパラマウントからNETFLIXにライセンスされています。エディ・マーフィが納得出来る「脚本」が完成すれば製作が進む状態にはなっているとのこと。しかしながら「パート３」が製作された１９９４年からもう２７年も時が経っています。アクセル・フォーリーだって２７歳も歳をとっていますからいきなり孫がいる設定で登場することになるかもしれませんね、年齢的にはあり得ますよね！
今年、アマゾンプライムビデオでリリースされたエディ・マーフィ主演の「星の王子、ニューヨークへ行く２」は「パート１」(88) から３３年経てのリリースとなった訳ですが、観てみましたが、とてもスケール感があり、ストーリーもしっかりと作られていて（少しムリはあるけれども）、とても楽しめる作品になっています。作品としては「成功」だと言えると思います。
そういえばパラマウントピクチャーズが８０年代に製作していた「インディ・ジョーンズ」も３部作で「パート３」が公開されたのが１９８９年でした。その後「パート４」にあたる「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が１９年ぶりに公開されました。更に来年２０２２年７月には「パート５」が公開される予定と、こちらは好調に続編が製作されてきていますね！（「パート５」は監督はスピルバーグではありません。パラマウントからディズニーピクチャーズの配給になります）
「ビバリーヒルズ・コップ４」が正式に製作決定になるのは「脚本」の出来次第ということですが「星の王子、ニューヨークへ行く２」の出来が良かったことからハードルは上がってしまったかもしれません。年齢に関係なくあの明るい性格のアクセル・フォーリーにまた会いたいので、何とか会わせてください！
