どうも「映画/健康雑談」の高岡です!
【映画89】のブログで「酒とバラの日々」という映画のテーマ曲がとても素敵だということを書かせてもらいました。あの時代に作られた名曲というのは、どれもこれも「胸の奥の真ん中辺り」にジャストミートしてジーンとなってしまうのはどうしてなんでしょうねぇ~。とてもセンチメンタルな旋律の曲が多いからでしょうか?そんな風に思っているのって私だけなのでしょうか?
以前にもちょっと触れたことがある「昭和時代のテレビ洋画劇場」についてですが、今日は、昭和の時代、日々の生活の中に溶け込んでいた「〇〇洋画劇場」「〇曜ロードショー」というテレビ放送枠があり、どの番組にもとても良いテーマ曲がついていました。それを、今日は整理しつつ皆さんとともに振り返ってみたいと思います。
以下は各局の映画放送枠と当時の解説者とおおよその放送されていた期間になりますが、それぞれの番組オープニングテーマ(OP)曲を赤字で記載してみました!
日本テレビ「水曜ロードショー」
解説者:水野晴郎
1972.04.05. - 1985.09.25.
ニニ・ロッソ「水曜日の夜」
水野さんの名台詞:いやぁ、映画って
日本テレビ「金曜ロードショー」
1984.10.04. -
ピエール・ポルト「フライデーナイトファンタジー」
TBS「月曜ロードショー」
解説者:荻 昌弘
1969.10.06. - 1987.09.21.
基本、舞台 Peter Pan, OvertureがOP
フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」
解説者: 高島忠夫
1971.04.02.-2001.09.29.
初代のOPから4代目までオリジナル曲
テレビ朝日「日曜洋画劇場」
解説者 : 淀川長治
1967.04.09.-1998.11.15.
「日曜洋画劇場」はオープニングの曲よりもエンディングにかかっていた「So In Love」という曲が強く記憶に刻まれているという方がとても多いようです。当時は勝手にクラシックの曲なのか、あるいは、映画のテーマ曲なのかなぁと思っていたのですが、Wikipediaによると、これってコール・ポーター作曲によるミュージカルナンバーであり、ジャズのスタンダードナンバーにもなった曲という事です。
先日、この曲がYouTubeに上がっていたのを見つけてしまい、しばらくの間、画面を見続けていたのですが、当時は「重苦しくて何だか暗いイメージの曲だなぁ」と思っていたのですが、人生も「還暦」までくると、この曲の「暗く・重い曲調」が妙にしっくりときて、やっぱりいい曲だなぁと聞き入ってしまうのです。
そのYouTubeのサイトにあった100人以上の方々のコメントに目を通してみたのですが、同じ時代を生きてきた方々の「この曲に対する熱い想い」が溢れていて、恥ずかしながら、この曲を聞きながら、それらのコメントの内容に目頭が熱くなり、涙が溢れてきてしまいました。
淀川さんの名台詞:それでは次週をお楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ...
※ちなみに「日曜洋画劇場」のエンディングテーマ(「So In Love」)をYouTubeでご覧になる場合、「YouTube, So in love Morton Gould.mov-」で検索して頂くと、素敵なコメントが記された「Honorable Husband」さんが上げていらっしゃるチャンネルのサイトに繋がると思います。出来ればハンカチを片手に、一人静かにご覧になられることをお薦めします!
テレビ東京「木曜洋画劇場」
1968.02.08. - 2009.03.26.
一時期、木村奈保子さんが解説をなさっていましたね、他局ではやってくれない、面白い作品をどしどしオンエアしてくれるので「木曜洋画劇場」は本当に好きなテレビ番組でした。でも、ごめんなさい、OPとEDの曲に、私はそれほどのインパクトはなく、ラインナップそのものに当時はとても感謝して観させてもらっていました!
=====================================
YouTubeにあった「日曜洋画劇場」のエンディングテーマ(「So In Love」)の曲とそこにあった多くの方々のコメントを読んでいたら涙が出てきてしまったことを上でお伝えしましたが・・・。
先日、このブログを書くためにYouTubeで色々なサイトを観ていたのですが、その中で【金曜ロードショーより Friday Night Fantasy】というくくりで映像を見ていたら、当時の映像を観ることが出来て、琥珀色の海の映像に「トランペット」の音が響いてきた瞬間、もう「これはヤバイ」、また涙腺がやられると思ったら、案の定、またも大粒の涙がこぼれるのに大した時間はかかりませんでした。
今日は昔を振り返ってみた訳ですが、前&【85】と4月に再び劇場公開されることになった「サタデー・ナイト・フィーバー」と「フラッシュダンス」のことを書かせて頂きましたが、以下にそちらもご用意しておりますので是非お読み頂ければと思います。