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【映画089】「酒とバラの日々」ヘンリー・マンシーニの曲が、兎に角、素晴らしい!!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

今日は、けっこう古い作品になる「酒とバラの日々」についてのお話しです。1962年の作品です、およそ60年も前の作品ですね。このブログの【映画ブログ】である【79】~【84】の中で今、テアトル系の劇場で「愛しのミュージカル映画」という企画上映があるということをご紹介しました。上映する6本の作品の中の一つに「ビクター/ビクトリア」(82)という作品があります。

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Sabine Langeによるpixabayからの画像

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この作品の監督は「ブレイク・エドワーズ」であって、彼は若しり頃オードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」(61)を監督しました。そして、その翌年に公開した監督作品が「酒とバラの日々」(62)でした。「ティファニーで朝食を」(61)「酒とバラの日々」(62)ともに音楽を手がけているのは、今や映画音楽の大御所作曲家のレジェンドの一人である「ヘンリー・マンシーニ」です。彼は「ティファニーで朝食を」で名曲「ムーンリバー」を世に送り出し、アカデミー賞を受賞しました。そして「酒とバラの日々」(62)でも素晴らしいスコアを提供しています。その後も「ブレイク・エドワーズ」が監督する作品に「ヘンリー・マンシーニ」は楽曲を提供しています。ですからコメディ作品の「ピンクパンサー」シリーズのテーマ曲も彼が手がけているのです。

もしかすると、私と同世代の60代の方でも「ムーンリバー」という曲は知っているけれど「酒とバラの日々」の曲は分からないなぁという方、意外といらっしゃるかもしれませんねぇ。でも、きっとそのメロディーをお聞きになると「えっこの曲が『酒とバラの日々』という曲だったの!」とお思いになると思います。名曲ですからきっとどこかでお聞きになっていると思います。ご興味ある方は、ご自分でYouTubeなどでリサーチして頂いた方が、見つけた時の感慨もひとしおだと思いますので、今回は敢えて私の方で音楽/映像などはご用意いたしません。

「酒とバラの日々」は、簡単に言うと「アルコール依存症」に侵されたしまった夫婦、夫・ジョーとその妻・カーステンの悲しい物語です。出演は50年代~60年代に「お熱いのがお好き」「アパートの鍵貸します」などのヒット作を持つジャック・レモン。その妻を演じたのはリー・レミックです。

私が、この二人の作品をリアルタイムで鑑賞出来るようになったのは、高校生から大学生の頃になってからの事なので、彼らの70年代以降の出演作品になります。ジャック・レモンの顔を劇場のスクリーンで初めて観たのはジェーン・フォンダと共演した「チャイナ・シンドローム」(79)という「原発」をテーマとした社会派ドラマでした。リー・レミックという女優さんの顔を初めて観たのはホラー映画の金字塔「オーメン」(76)でダミアン少年の母親を演じた時でした。何だかとても「恐い目をした女優」さんというイメージが強く印象に残っていますねぇ!

「酒とバラの日々」は、お酒を飲みすぎて「アルコール依存症」になってしまう夫婦の物語です。「お酒」は適度に飲んでさえいれば「百薬の長」と言って「体」に良いとされています。でも毎日浴びるほどの量を摂取するとどうなるのか?「お酒」を飲み過ぎてしまいがちだという方は、機会があったらこの作品をご覧になってみてください。「お酒の飲みすぎ」をストップさせるのは、最後は、やはり本人の強い意志ですよね。

後年になると、ドタバタおふざけ映画の「ピンクパンサー」シリーズを監督し続けた監督が若い頃にこんなにもシリアスな作品を撮っていたことは驚きであります。

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私は個人的「ビクター / ビクトリア」を見逃してしまっているので、今テアトル系の劇場で行われている「愛しのミュージカル映画たち」というイベント上映が家の近く(埼玉県)にやってきた際に、今回こそは是非劇場で見たいと思っているんです。

このミュージカル映画のイベント上映に関して、お時間とご興味のある方は、以下のブログもお読みになってみてください。

takamitsu3.hatenadiary.jp