どうも「映画/健康雑談」の高岡です!
今日のブログは【映画025】で一度記述した「ジュラシック・パーク/ワールド:歴代の監督」の内容を踏襲しながら新作でありシリーズの最後を飾るであろう「新たなる支配者」の鑑賞に備えたいと思います。
「ジュラシーク・パーク/ワールド」の監督を務めるということはスピルバーグの後継者になることであり、物語の進行と役者への演技指導は勿論のこと、その加えて、ある程度、コンピューターグラフィックスの技術のことも知っていないと「どこからが映像的に表現することが難しい」のかが分からないと「監督」という役務は果たせないことになってきますよね。
以下は、これまで迄、製作された「ジュラシーク・パーク/ワールド」の監督になります。
1ジュラシック・パーク(93) 監督:スティーブン・スピルバーグ 2 ロスト・ワールド(97) 監督:スティーブン・スピルバーグ 3 ジュラシック・パークⅢ(01) 監督:ジョ-・ジョンストン
4ジュラシック・ワールド(15) 監督:コリン・トレボロウ
5ジュラシック・ワールド 炎の王国(18)
監督:J・A・バヨナ
しつこいようですが、ジュラシックパーク・ワールドの続篇を監督するということはスピルバーグの後を引き継ぐということになるわけですよ。ですから、スピルバーグ同様、いやそれ以上に作品を面白いものにしてくれる可能性/才能のある監督を選ぶ必要がある訳です。
各続編が作られる段階で絶対に「監督候補者リスト」なるものがあるでしょうから、推薦する人達も何をもって推薦するのか?といったら、それは、つまりその候補者である彼あるいは彼女が過去にどういった長編映画を監督してきたのか?見て判断することが重要になってくると思われます。
これまでの続編でスピルバーグの後を継いだ3人の監督たちが過去に監督した作品にはどのようなものであったのかをちょっと見てみましょう。
ジョ-・ジョンストン : 監督した時の年齢 ➽ 50歳
ミクロキッズ(89), ロケッティア (91), ジュマンジ(95), 遠い空の向こうに (99)
コリン・トレボロウ : 監督した時の年齢 ➽ 39歳
彼女はパートタイムトラベラー (12)
J ・ A ・ バヨナ : 監督した時の年齢 ➽ 42歳
バルセロナ生まれのスペイン人。「永遠のこどもたち」(07), 「インポッシブル」(12), 「怪物はささやく」(16)
上記の3人が監督した過去作を比較してみると「ジュラシック・ワールド」を監督したコリン・コレボロウは過去作品の数と公開した作品の実績という点では、正直、他の二人よりも見劣りがするように思えます。しかし、彼が監督した「ジュラシック・ワールド」が全世界で大大的なヒット作となりましたので「ジュラシック・ワールド」自体が彼の代表作となってしまったわけです。
理由はよく分からないのですが、このコリン・コレボロウのことをスピルバーグがとても気に入っているらしく、それ故に新作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」では再びコリン・コレボロウが監督をしています。監督をコリンに任せたスピルバーグは映画製作全体の総指揮官として作品の細部にまで注意を行き渡らせることに心血を注いでいるという事です。ここまでこのシリーズは「ジュラシック・ワールド」「ジュラシック・ワールド 炎の王国」ととても良い流れで来ておりこれらの作品に出演していたクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードも再登場することになっているばかりでなく、「ジュラシック・パーク」に出演していたサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムらも出演していますので、まさしくシリーズ最後の大団円・フィナーレとなる SUGOIシーンが用意されているに違いありません。
さてさて「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のラストシーンは、私にとっても皆さんにとっても、とても衝撃的であり、今後どうなってしまうのだろう?というところで終わっていましたのよね。さまざまな課題を残したままで終わり、宿題の山積み感がハンパではなく多い中での新作公開となりますが、日本での副題は「新たなる支配者」ですが、英語題名の副題になっている「ドミニオン」はそのまま日本語にすると「支配、統治、領土」といった意味になります。
以下はYouTubeにあがっている公式の予告編です。まずは予告編で「恐竜」に目を慣らして、そして、29日以降は劇場へ行きましょうね!!
新作の公開が7月29日に迫ってきました。まだまだ「新型コロナ」は収束していませんが「公開延期」という四文字はもう見たくありません。今回は、公開日初日にしっかりと観に行きたいと思っています。ですから「手洗い」「うがい」「マスク着用」は、この映画が公開される初日まではもちろんのこと、その後も、感染者数が減っても、しばらくは続けていくつもりです。最初の「ジュラシック・パーク」を幸運にもハリウッドの映画館で観ることが出来てから30年。そして、シリーズ最後の作品であろう「新たなる支配者」を、日本の埼玉県は春日部の劇場で29日に観て「映画館に行ってきましたよ」と報告したいと思っています!!