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【加齢004】「ウルトラQ」は恐かった!そして「ウルトラマン」が始まった!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

私の年齢なのですが、もうしばらくすると次の大台である還暦になってしまいます。まあ、そんな年齢の私ゆえ、いろいろと体験・経験だけは豊富なので、今の若い方々がまだ生まれていなかったけれど、記録として残しておけば、いつかどなたかの役に立つことがあるのではないかと思い、雑談として色々なことを書いていきます。今日は「ウルトラQ」と「ウルトラマン」の放送時の頃を書きます。

以下は以前私の別のブログに一度書いた記事をリライトしたものです。一度お読みになられたという方はどうかご容赦ください。

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Tomislay Jakupecによるpixabayからの画像

私がまだ4つの時、日曜日の夜になると何だかとても怖い番組がやっていて、それを恐る恐る大人たちと一緒に見ていました。毎回、「ゴメス」という怪獣やら「ケムール人」という変な宇宙人やら「カネゴン」というお金を食べる生き物やら「M-1号」というゴリラのような生き物が出てきたりでそして生き物が出ない回は何だか奇妙な出来事が起こる特撮を取り入れたミステリー色の強い30分番組でした。

その番組が始まる際の音楽・テーマ曲がこれまたとても奇妙でした。物語のナレーターを石坂浩二さんが担当なさっていたのですが、淡々と語るその語り口が何だかとても無機質に感じられて番組の雰囲気に合っていて石坂さんを選んだプロデューサーのセンスの良さに感服してしまいます。子供の私は兎に角その番組が怖くて怖くて仕方がありませんでした。それでも恐いものみたさで子供なのに何だか知らないけど面白いから見てしまうのでした。その番組の名前は「ウルトラQ」といいました。この奇妙な番組「ウルトラQ」が終了して始まったのが「ウルトラマン」なのでした。

このあと「ウルトラマン」が始った晩の事を書くのですが、その前に「ウルトラQ」の昔の資料をみていたら気になる資料がありました。まずはその事を書かせてください。それは「ウルトラQ」の放送の第19回放送分と第28話放送分のことになります。

まずは第19回の方からお話しします。そのストーリーなのですが、ある日、人が忽然と姿を消してしまうという事件があちらこちらで起こり、その原因を究明していくと何んとケムール人という宇宙人が地球に飛来して、彼らが謎の液体を町中に撒いていくのですが、それに触れた人間は消えてしまい、そして消えた後はケムール人の考える2020年の空間に移動されてしまう?という内容なのです。この回が実際に放送されたのは1966年の5月8日でした。そしてこの第19回の作品は55年も前の作品なのにその回のタイトルが「2020年の挑戦」となっているのです。

我々が実際に経験した現実の世界の2020年は「新型コロナウィルスに人類が挑戦し続けた年」になってしまいました。このタイトルの件は単なる偶然ではありますが、このストーリーを書いた脚本の方は何故ゆえに設定年度を「2020年」にしたのか?、この点を尋ねてみたいところです。

毎週毎週、奇妙な怪事件を30分で一話完結で放送(全27回)(+1回放送分はパッケージにはあり)しており視聴率も高かったのでこの路線を引き継ぎつつ、いよいよ我らが「ウルトラマン」の第1回放送が1966年7月17日(日曜日)からスタートとなりました。さて「ウルトラQ]の28話なのですが、実はこれは最終回として7月10日に放送される筈だったのですが、話の内容が子供には理解出来ないのではないか?という事で急遽放送されなくなったというのですが・・。タイトルは「開けてくれ!」といいます。次回の放送やDVDボックスなどには入っているとのことなのですが、最初の予定での放送は無くなってしまった回なのです。では放送予定だった7月10日(日)は何を放送したのかというと次週から始まる新番組「ウルトラマン」の紹介番組をオンエアしたのであります。

私はこの番組をリアルタイムで見た覚えがあるのですが、ウルトラマンが始ってすぐに登場してくるネロンガという怪獣が出てきていた記憶があります。また科学特捜隊の基地のセットを円谷英二氏が紹介していてその隣にウルトラマンがいて司会の方が「次週から始まるウルトラマンをお楽しみに!!」と紹介していた30分のまさに生の番組でした。そういえば最近「半沢直樹」の放送がコロナの影響で一回分生放送で放送せざるを得ないという回がありましたが「ウルトラマン」が始まる前週の放送も確かそんな番組だったように思います。

ただ当時4歳のこどもだったので「ウルトラQ」の話し(ストーリー)は現実の世界の本当に起こっているの出来事をテレビ局の番組のスタッフが編集をして、そのダイジェスト版を毎週、テレビで放送しているのだと思い(信じ)込んでいました。「ウルトラQ」「ウルトラマン」が人の手によって作られているという仕組みがよく分かっていませんでしたね。「この大人の人達は何を言っているのだろう?」と思っていたことを覚えています。

この第28話「開けてくれ!」なのですが、何んと脚本を手掛けていたのは「3年B組金八先生」の脚本家を手がけた小山内美江子先生なのであります。若き日の小山内さんが「ウルトラシリーズ」に関わっていたとはつい最近まで全く知りませんでした!!

皆さんも頭の中の記憶を呼び覚まして、ちゃんと自分の言葉でいつまでも話し伝えられるに心がけてみてください。若いうちは心配ないでしょうが人は年とともにどうしても記憶力が低下してしまいがちですから。

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