映画と健康雑談で心ほぐし

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「ウルトラマン・セブン」は「シュワッチ」や「ダァー」しか言えなかった筈なのに!【加齢005】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!私の年齢なのですが、もうしばらくすると次の大台である還暦になってしまいます。まあ、そんな年齢の私ゆえ、いろいろと体験・経験だけは豊富なので、今の若い方々がまだ生まれていなかったけれど、記録として残しておけば、いつかどなたかの役に立つことがあるのではないかと思い、雑談として色々なことを書いています。今回は前回書きました「ウルトラQ」と「ウルトラマン」の放送時の件の続きです。

 以下は以前私の別のブログに一度書いた記事を追記リライトしたものです。一度お読みになられた方、どうかご容赦ください。

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Tomislay Jakupecによるpixabayからの画像

それでは初代「ウルトラマン」が放送された1966年7月に時を戻しましょう!

その日はすでに夏のような気候になっている日の日曜日で夕飯後に既にお風呂に入っていて、私自身はまだ満4歳だったのですがウルトラマンの初回放送を見た記憶はしっかりとあるのです。4歳児だったのに「ウルトラQ」の後に何か違う番組が始まるというのは分かっていました。

チャンネルは6チャンネルでTBS、時間は19時からでした。「ウルトラQ」の出だしは濁った絵具の液の映像は逆回しにしているような映像でそれがウルトラQの文字が逆写しになるのと戸がギギとしまるような効果音がかぶさっていて、文字がしっかりと「ウルトラQ」になったところでテーマ曲が始っていたました。

「ウルトラマン」の出だしですが、なんと「ウルトラQ」のあのロゴが逆回転でウルトラQの文字になる映像からスタートしたのです。

子供心に「ウルトラQは終わったんでしょ??」と思った瞬間、画面は赤一面になってその中に白塗りの文字で「ウルトラマン」の文字が現れました。「『Q』のところが『マン』」に変わっていたのです。これってどういうこと?と思いつつ初回を見始めました。

当時4歳の私には「マン」という言葉が「人、人間、男性」という意味の言葉だということは認識出来ていませんでした。

第一回目では確か青い球と化した宇宙怪獣ベムラーを追って赤い球(?)となったウルトラマンが地球にやってくるところからスタートしました。そして、その追跡劇の途中で地球の科学特捜隊のハヤタ隊員がその追跡劇に巻き込まれて命を落してしまいます。

そして、責任を感じたウルトラマンはハヤタ隊員を生かすために彼の中に入って地球の平和を守るために地球に滞在することを選ぶという内容だったと思います。4歳の私がウルトラマンに遭遇した時の最初の感想は「なんか変な顔の巨人」というものでした。でもまた何だか分からないけれども同時にこの巨人はやはらと強くてカッコイイぞとも思ったのです。それが私とウルトラマンの出会いでした。

このウルトラマンというキャラクターは私だけでなく瞬く間に日本中の子供たちの心を掴んでしまい、憧れの的、子供たちの絶大なるヒーローとなっていったのです。

もうあの日から55年も経つのか思うと、やはり時というのは過ぎてしまうと「光陰矢のごとし」だと思うことしきりです。本当に「あっという間」です。

でもです。やはり55年間という月日は長いもので、この全身が銀色をしていて体の所々に赤い線が入っているこの宇宙人/巨人は一体、どこから来て、何者なのか分からないことだらけだったのに、今やさまざまなことが分かってきています。

例えばM78星雲・通称:光の国というところからやってきて、その光の国という星には彼にも兄弟とも呼べる仲間たちがいることなどが・・・。

55年間の間に「ウルトラマン」というキャラクターはすでに30体を越えてきているのです。その歴史の中で「セブン」「帰ってきたウルトラマン(ジャックと呼ばれている)」「ウルトラマンエース」などが「ウルトラ兄弟」と呼ばれているのですが「血縁関係」がある訳ではなくて設定として「仲間」としての「兄弟」となっているのであります。

「ウルトラ兄弟の6番目」に登場してきた「ウルトラマンタロウ」なのですが、彼の父親は「ウルトラの父」母親は「ウルトラの母」なのですが、この「ウルトラの母」の姉妹の設定が実は面白くて、彼女の姉が「ウルトラセブン」の母親ということなので「セブン」と「タロウ」はいとこ同士にあたるのです。そして彼女の妹が「帰ってきたウルトラマン(ジャック)」のところに嫁いでいるという設定になっているのです。知ってましたか?

55年も続いていると色々な血縁関係が明らかになってくるんですねぇ~!!円谷プロの方々はなんとまぁ色々な関係を創作してくるものだなぁと感心してしまいます。

今の時代の子供たちは、おじさん達が知っている「ウルトラ兄弟」の後続の世代であるこの時代ならではのウルトラマンである「ウルトラマンZ」や「ウルトラマンゼロ」が活躍する姿を楽しみに見ていたりします。

おっと「ウルトラマンゼロ」なのですが、最近のウルトラマンの中ではやたら強いキャラクターで他の若手ウルトラマン達の頼りがいのあるアニキ的な存在となっています。そしてこの「ゼロ」は「セブン」の息子なので「ゼロ」のおばあちゃんは「ウルトラの母」のお姉さんということになるわけです。ややこっしいなぁ~。

初代ウルトラマンやセブンの最初の頃のテレビ放送の中ではなかなか地球の言葉は話さない設定で「シュワッチ」とか「ダァ~」とか何だか訳の分からない濁音ばかりの言葉で毎週毎週、日曜日の夜のゴールデンタイムを席捲しており、しゃべらいという設定で、そこに「味」があったのです。

ですがM78星雲からやってくるウルトラマンたちも55年の間に「地球の言葉」の語学学習の授業が進んできているようで。ちょっと前に放送していた「ウルトラマンZ」などは「ゼロ」のことを「師匠」と呼んでいますし、最近のウルトラマンは変身する前の人間としっかり日本語で会話しています。「Z」に於いてはウルトラマンが「御唱和ください」なんて言っちゃってますから。もう「びっくらポン」ですわ。ほんま時代は変われば変わるもんですねぇ!! 

※「びっくらポン」は本当かどうか一時期、友近が流行らせようとしていたギャグであ

   るとのこと?ほんまですか?