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【雑談004】NHK大河ドラマ「青天を衝け」/「黒船来襲」自分の思慮の浅さを寺島実郎氏の番組「世界を知る力」をみて痛感!           

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

前回の【雑談002】で渋沢栄一氏の人生を描くNHK大河ドラマ「青天を衝け」が既にスタートしており、巷では彼を特集(フィーチャー)したテレビ番組や書籍などが数多くあるといった状況になっているとお伝えしました。この大河ドラマの中でも幕末を描くドラマには必ずといっていいほど出てくる1853年の「ペリーの浦賀来航」の件が描かれていました。

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schaeflerによるPixabayからの画像

幕末を描く様々なテレビドラマの中で繰り返し繰り返し描かれているペリー提督と4隻の大きな黒船の来航の一件。このペリーが浦賀へ来航し開国を迫るというシーンを幾度となく見てきたからなのか、日本にやって来て「開国」を迫った外国人はまるでペリー提督が最初であったかのような間違った知識を自然と植え付けてしまっておりました。40年も前のこととは言え大学受験の時に世界史を一生懸命に勉強して、その中で幕末の世界情勢もしっかりと学んだつもりだったのですが、私もいつしかペリーが最初の外国人であるかのように記憶が上書きされてしまっておりました。

この錯覚を解いてくれたのが寺島実郎氏の書物であり、今やテレビ番組にもなっている氏の「世界を知る力」なのです。

寺島実郎氏は昨年からTOKYO-MXテレビで「寺島実郎の世界を知る力」という番組を始めており今年の4月18日のオンエア分の中でペリーよりも前に日本に通商するように迫ってきていた国と人物がいたことを解説していました。これが実に「目からウロコ」の内容でしたので、この場を借りて皆さんにもお伝えしておきたいと思い、このブログを書いています。

 日本に「通商」するように求めてきたのはアメリカよりも実はロシアの方が先だったのです。

 

ロシア, ラックスマンが根室に来た !   1792年   

ロシア, レザノフが長崎に来た !     1804年

アメリカ, ペリー提督が浦賀に来航 !      1853年

 

このロシアのラックスマンなる人物はペリーに先んじること何んと61年も前に日本に通商することを迫りにロシアからやってきて、日本幕府から函館に行ってくれと言われてそこで9ケ月間もの間、北海道に滞在していたのだそうです。このラックスマンは、ロシアに漂流した日本人である大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)という人物を連れて北海道にやってきています。この時、江戸幕府は「現在の通商の窓口は九州の長崎」なのだと主張して「通行証」を出してそっちに回ってほしいと伝えて、体よく帰ってもらったようなのです。

そして、それから12年後、その「通行証」を持って、今度はレザノフなる人物がロシアから日本の漂流民4人と一緒に長崎にやってきます。(この4人の日本人は、ロシアから長崎にくることで日本人として初めて世界を一周したことになるのだそうです!)

ここで寺島氏は「ラックスマンとやってきた大黒屋光太夫」と「レザノフと一緒にやってきた4人の漂流民」の意識の違いを指摘しています。

 

どういう事かと言いますと

 

「大黒屋光太夫」

 ロシアに漂流した際にロシア語を習得

 

「レザノフと4人の漂流民」

   9年もロシアに滞在、しかしロシア語を覚えずに帰国 

 

後にこの両者は、自分達が見聞きしてきたロシア国の模様を書物の中で報告しているのですが、その書かれた中身の濃さにどうも雲泥の差があったようなのです。もちろん、ロシア語をしっかりと覚えて帰国した大黒屋光太夫の報告の方が内容的に充実していたことは言うまでもありません。寺島実郎氏はこのことを

「情報は受け手の能力に比例してしか伝わらない」

と表現していました。

この事は特に若い人達にはしっかりと認識して欲しいポイントだなぁと思いました。日々の生活の中の情報を何も意識せずに漫然と過ごしてしまうと自分の中に蓄積させるべき良質の情報をただただ垂れ流してしまうことになりかねません。「大黒屋光太夫」「レザノフと4人の漂流民」の知識・体験・日々の出来事に対する「意識の差」が蓄積される有効なデータを生み出せるか否かの「要」なのだと教えてくれているように思います。

この番組の中で寺島実郎氏は「21世紀に入っての日本の家計消費構造の変化」のコーナーの最後で以下のようにも述べています。今や日本は「情報に感度を研ぎ澄ます必要がある時代」になっている。痛み入る教訓ですね!!(了)

※寺島実郎氏が出した書籍版「世界を知る力」にはより詳しくこの事が書かれていますので、ご興味にある方は氏のPHPから出されている「世界を知る力」をお読みになってみてください。

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