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【映画96/再掲出】2022年のアカデミー賞は「コーダ」が作品賞を受賞!マーリー・マトリンのファンの私としては素直に嬉しいです!(再掲出23.06.16.)

どうも「映画と健康雑談」の高岡です!

昨年(2022年)の第94回アカデミー賞の作品賞は「コーダ あいのうた」がノミネートされていた3部門:作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門すべてで受賞しましたね。この作品、もともとはフランス映画「エール」という作品で「コーダ」はそのアメリカ版リメイクなのです。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

この作品は、ある聾唖者の夫婦と彼らの二人の子供たちの物語です。この夫婦には息子と娘の二人のこどもがいるのですが、健常者は長女にあたる女子高校生のルビーだけなのです。皮肉にも成長していくにつれ、彼女には「歌が美味い」という素晴らしい才能があることが分かってきます。彼女がその才能を活かし「歌の道」を選び家を離れてしまうと、聾唖者である彼女の家族の生活に支障がきたすことになってしまうのです。この作品はその葛藤を家族の絆でどう乗り越えていくのかが描かれています。

私自身は、フランス版「エール」の方を前に見ていたのですが、今回のリメイクのアメリカ版の方は、大ファンのマーリー・マトリンが「助演女優賞」にノミネートされなかったことから映画館に見に行くのを止めてしまいました。今回、アカデミー賞の作品賞を獲得してしまったので、コレクション断捨離中でミニマリストとしての生活も心がけている私としては、折角、減り始めていた「DVDコレクション」がこれでまた増加していくのではないかと少しばかり嬉しい心配をしています。

この「コーダ」という作品がアカデミー賞を3部門したことで作品自体を紹介している「記事」「ブログ」がネット上にたくさん上がっていると思います。映画「コーダ」のことを細かく知りたい方は、申し訳ありませんが、他のブログを訪れて下さい。今日は、独断と偏見で、この「コーダ」に出演していて自身が聾唖者である女優の「マーリー・マトリン」に関して書かせて頂きます。

「コーダ」では彼女自身はノミネートされませんでしたが、彼女は今から35年も前の1987年の3月30日にロサンゼルス・ドロシー・チャンドラー・パビリオンで行われた第59回アカデミー賞で「愛は静けさの中に」という作品で聾唖者であるにも関わらず「主演女優賞」を受賞したんです。その時の彼女は21歳でした。あれから35年が経ち、今や彼女も56歳となり「コーダ」では主人公の母親を演じています。主演女優賞を受賞した当時は「愛は静けさの中に」で共演したウィリアム・ハート(3/13に逝去されました)と私生活でも「恋人」関係にありました。その後、二人は別れてしまい、マーリー・マトリンはロサンゼルス市警に勤める警官(Cop) と結婚して4人の子持ちとなり幸せな生活を送りつつ、女優としての活動も続けていました。「愛は静けさの中に」の後も彼女はコンスタントに映画には出演していました。

私はロサンゼルスに住んでいた時に1993年に彼女が主演した「Hear No Evil」というサスペンス系の作品を観たことがあったのですが、どうしても「言葉」の問題で、彼女の演技を観に行くというよりも、彼女の美しい顔立ちを観に行っていたような感じでした。

いつかまた「聾者」であるマーリーだからこそ出来る役が巡ってくるに違いないと思っていました。この「コーダ」が私が思っていたその作品かどうかは分かりませんが、オリジナルのフランス版の中で主人公の母親を演じている女優さんの顔を観た時「ああ、この女優さん、マーリー・マトリンに顔が似てる」と思いました。ですから、この作品のアメリカ版リメイクが作られると聞いたとき、この役は絶対「マーリー・マトリン」に演じてもらいたいなぁと思い、実際にそうなって個人的にはとても嬉しい限りなのであります。

長年、映画ファンをやってきていて、いろんな人と映画にまつわる話しをしてきましたが、なかなか「マーリー・マトリン」のファンという人とは巡り会えていません!