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【映画060】「マトリックス / レザレクションズ」を見てきました!!

どうも「映画/健康雑談」高岡です!

マトリックス / レザレクションズ」が12月17日に公開となりましたね!

新作を観る前に今一度過去の「マトリックス」3部作を見ておこうと思い、久しぶりに1作目からじっくりと3作続けて見直してから新作を見に行きました!!

過去の「マトリックス」3部作は、主演:キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、の3人がメインどころとして出演していて、ウォシャウスキー兄弟(当時)が監督していました。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

「マトリックス」(99)( キアヌ・リーヴス  35歳)

「マトリックス  リローデッド」(2003, 39歳)

「マトリックス  レボリューションズ」(2003, 39歳)

 

いやはやおよそ20年ぶりの新作なんですねぇ!

「マトリックス  レザレクションズ」(2021, 57歳)

 

この三部作は、もう一人の自分が仮想現実・マトリックスの中にいて、本当の自分は大きなカプセルの中で寝ている状態であり、首のところにアダプターの差し込み口みたいなものがあって、そこに仮想現実と現実の世界をつなぐプラグを接続することによって「本当の体は寝ているのに 『脳』だけが『仮想世界』の中に繋がれており、何者かによって作られたその仮想世界の中で同様にして繋がれた数多くの人たちとともに生活をしている」というあまりにも斬新な設定とかなり突飛で衝撃的なアクション映像が盛りだくさんだったことから世界中で大ヒットとなりキアヌ・リーブスの人気を不動の物にしました。

例えば、ご存知の方も多いとは思いますが、ネオ(キアヌ)に向かって放たれた銃弾がスローモーションになり銃の玉が球筋を残しながら彼をめがけて飛んでくるシーンがあるのですが、それをネオは荒川静香張りの「イナバウワー」状態になって避けます。その姿をカメラが360度ぐるりと回りながら映すのですが、その映像は、当時としてはかなり斬新で画期的な手法だったので大きな話題を呼びました。また、劇中、ネオ(キアヌ)がカンフーの腕前をみせるのですが、そのシーンでの彼のイケメンで飛びぬけた精悍ぶりには男性の私でも惚れ惚れしてしまいましたねぇ。

 

1999年に第一作目が公開になりましたが、正直、私は話しの内容がよく分かりませんでした。キアヌが演じているトーマス・アンダーソン(ハッカーとしてはネオを名乗っている)は普段はソフトウェアメーカーに勤めているサラリーマンという設定なのですが、トリニティという名前の女性が現れて「あなたは狙われている!」と言って近づいてきてから怒涛のストーリー展開に飲み込まれていきます。彼女はネオをモーフィアスという男に引き合わせます。そして、モーフィアスから「現在は2100年代であり、1999年ではないこと。ほとんどの人間が機械たちによって形づくられた『マトリックス』という『仮想空間』の中で生活しているのが真実なのだ。」と聞かされます。さらに衝撃的な事実として人類はもはや「人から生まれる生物」ではなく、現実の世界を支配するA.I.(機械)が人間を「畑」で「細胞」から培養させて誕生させていて生まれてきた「体」は大きなカプセルの中にいれられて「脳」が「マトリックス」に繋がれて仮想空間の中でその人生を全うして終わるという事実を知らされます。この「マトリックス」に敵対する異分子を追いつめて排除する役目を担っているのが「エージェント」と呼ばれる敵役キャラです。この「エージェント」という適がやっかいなのは「マトリックス」がデジタルな世界なので、その仮想空間内に存在する、どの人間とも瞬時に入れ替わることが出来るということ(設定)なのです。

救世主と呼ばれる「ネオ(キアヌ)」が「生き残っている人類の仲間たち」と共に「マトリックス」を作り出したコンピューター・AI(機械)側のエージェント達から「現実世界」を取り戻すために激しい闘いを続けていく様を描いているのが、このシリーズなのです。

 

3部作を通して幾つものの「謎」が出てきます。

1「預言者とは何者なのか?」

2「ザイオンとは何であり?どこにあるのか?」

3「仮想空間と現実の狭間にある『空間』に出てくる地下鉄に乗りこんだあのインド人親子はどうなったのだろうか?」

4「マトリックス」を設計した「アーキテクトという老人」と「預言者」は一体どういう関係なのだろう?

5「ネオ」は「レボリューションズ」の最後で目を負傷しつつ「大丈夫だ、大したことない」と言っているが、本当に大丈夫なのか?

 

※以下は Youtube に上がっている現在劇場で公開されている作品のオリジナル予告編になります。


www.youtube.com

4作目にあたる「マトリックス  レザレクションズ」を見終えたところで上の私の疑問点のいくつかは解消出来ているのですが、また新しい疑問点が出てきてしまったのでDVDのリリースを待ってじっくりと何回も観てみようかと思っています。いろいろと細かいことを書いてしまうと「ネタバレ」になってしまうので、詳述は控えますが、今回第4作目の公開に関連して気づいたこと、驚いたこと、感じたことだけを以下にお伝えしておきます。

〇  モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンとエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングの二人が第4作目に出演していないのはとても残念です。

〇 およそ20年ぶりの新作なのでキアヌ・リーブスとキャリー・アン・モスはやはり約20年分の「歳」は取ったなぁと感じました。それでもこの二人が揃わなければ映画は成り立たなかったので、最低限の条件はクリアになったなぁといった感じです。

 

〇恥ずかしながら、この第4作を観る迄知らなかったのですが「前3部作」が公開された当時、監督はラリーとアンディーという二人の男の兄弟だったので「ウォシャウスキー兄弟」と表記されていました。それが今回、ラナとリリーの「ウォシャウスキー姉妹」と表記されていたので、これはもしかすると前に監督した兄弟の娘さんたちが監督になったのかなぁと思ったのですが、実はそうではなくて、前監督の二人が二人とも女性に性転換をしており、この4作目は、姉妹の姉にあたるラナだけがプロジェクトに参加して脚本と監督を務めているのです。20年という時は「人を変えてしまう」のですねぇ~~!う~ん!

そういう視点からみると今回の第4作目のラストシーンは、何かを象徴するようにも思えました。そう思うのは私だけかもしれませんが・・・。映画の中では「パート5」があるようなセリフもあったけれど、それはどうなのでしょうかねぇ?!私は観てみたいです!!