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【映画007】ウィル・スミスの「幸せのちから」がお薦めです!!その2

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

生まれてから「逆境」というものを経験することなく死ぬまでずぅっと「順風満帆」でいられる人っているのでしょうか?人間誰でも「良い時もあえば苦しい時期もある」。それが普通の人の人生だと思うのですが・・・。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

 「七転八起」「人生万事塞翁が馬」と言われるように普通に人生を歩んでいると「人生いい時もあれば悪い時もある」ということだと思うんだけれども。

島倉千代子さんの唄ではないけれど「人生いろいろ」だから「一生涯ずっと笑って幸福だ!」という人もいれば「一生涯暗黒時代が続くような人生」だという人たちもいるのかもしれない、やっぱり?

でも同じ人生なら悪いよりは良い方がいいに決まっている訳だから「最初は苦しい人生だけれども、その人が歯をくいしばって努力して、その結果、成功を勝ち取る」というサクセスストーリーの方を観たり読んだりしたい。そうすることで「心に希望のエキス」が取り入れられる感じがしますしね!

さて今回のブログは前回取り上げた映画「幸せのちから」の続きとなります。

「幸せのちから」の主人公クリスは、ジリ貧の生活をしながら、半年間・無給で証券会社の研修を受けており、しかも半年後に正式に雇用されるのは研修を受けているメンバー20名の中の一人というかなり厳しい条件。彼はモーテルへの支払いが滞り、宿を追い出され、息子とともに駅のトイレで一晩を明かすことになります。その後はホームレスに夜の寝床を提供している教会施設で毎日順番待ちをして何とか息子とともに人生の底辺から向けだそうともがいていく姿が描かれていきます。なんとも胸をしめつけられるシーンが続いていきます。「身につまされる」とは正にこの事かと思います。

この後の詳述はネタバレになるので書くことを控えますが、成功者の実話がベースになっていることから、物語のラストはハッピーエンドへと向かっていきます。

この作品は成功者「クリス・ガードナー」が1981年に

出版した彼の自叙伝「幸せのちから」がベースになっています。小説なり自叙伝が「映画化」される際、普通原作者は撮影現場に一日くらい訪問するのが普通だと思うのですが、この作品の場合、監督がイタリア人だったこともあってか、クリス・ガードナー自身が撮影の最初から最後までアドバイザーとしてずぅ~と参加していたのだそうです。

ウィル・スミスはこの作品の撮影中に誕生日を迎えます。その際にクリス・ガードナー氏を皆に紹介して彼の人生そのものを讃えています。そしてウィル・スミスは

「この物語は単に彼の物語というだけでなく”希望”についての物語なんです。困難は乗り越えられることを描いているストーリーであり、どんな状況にあっても”夢”は見られる、そういうストーリーなのです。」

と本人の前でクリス・ガードナーという人物を演じられている喜びを語っています。 

クリス・ガードナー自身がこの撮影の最初から最後まで 現場にいるということは、自分の人生の中で一番苦しかった時代のシーンをもう一度目の当たりすることになるわけです。そのことを心配したエグゼグティブプロデューサーのマーク・クレイマンはクリス・ガードナー本人に「つらかった日々を再度味わうことになるけれども、あなたは(精神的に)大丈夫?ですか?」と尋ねたそうです。

絶えず撮影現場にいた彼にとってはやはり当時を思い出してしまい見ているのが辛いシーンがいくつもあったようです。中でも駅のトイレで一晩を明かすことになるシーンでは、実際にガードナー親子が泊まったトイレのセットを寸分違わずに再現して撮影されたので、このシーンの撮影が終わった後、ガードナー氏は一人現場を離れて裏手で涙を流していたそうです。

 

証券会社での研修結果が知らさせるシーンは、是非ともじっくりご覧になってください。近くにハンカチかティッシュを用意しておいてくださいね。

 

そして映画の本当のラストシーン。クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスと息子の二人が坂の下の方に海が見下ろせるサンフランシスコの町を歩いていると一人の男性とすれ違います。その男性こそ「クリス・ガードナー」その人本人なのです。言われないとまったく気づきません。それほど自然にすれ違っていくので・・・・。  (了)

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