映画と健康/雑談で心ほぐし

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【映画087】ウイル・スミス主演の「ドリームプラン」観てみたら、色々考えさせられました!!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

ウィル・スミスが実在する女子テニスチャンピオンの姉妹の父親役を演じている映画が「ドリームプラン」であります。先週の土曜日(2/26)にTBSの「王様のブランチ」の映画コーナーを見ていたらコメンテーターのLilicoさんが、この映画のことを紹介しており、彼女のコメントを聞いて「これは見にいかねば!」と思った次第です。

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Sabine Langeによるpixabayからの画像

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そして、昨日、この作品を映画館で見てまいりました。  

ウィル・スミスは、様々な種類の映画に出演していますよね。アクション、SF、しかも演技だけでなく歌も歌ったり、またプロデューサーとして裏方の仕事もしています。本当にファンを楽しませてくれる真のエンターテイナーなのだなぁと感心してしまいます。

もちろん、ヒーローを演じる彼もいいのですが、私は「幸せのちから」(2007年、日本公開)のような彼が普通の人の人生を演じている人間ドラマが好きですね。なんだかとても泥臭いですからね、彼の人間ドラマって。ですから、今回は実在するテニスプレイヤー姉妹のかなり強情な父親、リチャード・ウィリアムズという役柄だと聞き、「これは見応えがあるに違いない!」と思い、劇場に行ってきました訳ですが、感想を一言でいえば「いいね!」です。

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今回、細かくストーリーを書くことはしません。ですが以下の私の書く内容から、物語の展開が分かってしまう要素もございます。従いまして、まっさらの気持ちで、この映画をこれからご覧になりたいという方はここで一旦、お読みになるのをストップしてください。もしご興味あれば、映画をご覧になった後にまた、再度、本サイトを訪れてください。よろしくお願いいたします。特に気になさらないという方は、以下も続けて、お読みになって下さい。

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以前、このブログでウィル・スミスの「幸せのちから」について書いたブログがあります。お時間のある方、良ろしければ、以下のブログの方もご覧ください!

takamitsu3.hatenadiary.jp

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Lilicoさんがコメントしていた通りのとても頑固者な父親でしたねぇ。でも家族、特に奥さんの言葉に「耳を傾ける心の余裕」は持っている。おそらくですが「耳を傾ける余裕」がなかったとしたら奥さんとは「離婚」となり、もしかすると娘たちとの関係もぎくしゃくしてチャンピオンになれなかったかもしれません。私見です。

この映画はいろいろと考えさせられます。この映画・物語には大きな前提条件があります。彼の娘たちが本当にテニスのトップに立てるだけの素質があったということ。この点はとても大きなポイントだと思います。仮にあなたに幼い時から人並外れた強靭は足・腰を備えた子供がいたとした場合、あなたは「自分の子供は必ず世界一になれる・なる・ならせる」と思い、自分の子供に世界に通用するアスリートにするべく人生に挑んでいくでしょうか?

この映画の主人公のリチャードは、テニスのプロでもないのに子供が生まれる前からプランを立てて、それを妻と一緒に実行していきます。

彼の生きざまを観ていて以下のようなことを考えました。

①治安の悪い環境下で、女子がテニスを練習することが

 とても難しいという状況がよく分かるように描かれてい

 る。あなたは、自分の娘たちを守りながら、テニスの練

 習を続けられますか? 

自分がその分野ではアマチャアの場合、「自分の考え」

 をどこまで人に認めさせられますか?

③自分の考えたプランに合わないものをどこまで排除出来

 るだろうか?

④この父親は基本、アマチュアなのに、実績のあコーチ 

 やエージェントたちに向かって、どうして上から目線

(マウントをとって)でものが言えるのだろうか?草野球

 の監督が、プロの監督からアドバイスをもらうこはあ

 っても、本気で意見を戦わせることなどありえないだろ

 う!

⑤彼の「根拠のない自信」はどこから来ているのだう?

 幼い日に父を失ったからといって、あそこまで自己を貫

 き通す性格になるだろうか?そうだとしたら、世の中の

 母子家庭育ちの子供たちはみんな、彼のような性格に

 なってしまう。

 

「普通ではありえない男の生涯・生き方」を描いている!普通だったら「映画」でわざわざ取り上げる必要もないし、みんなが思った通りの展開になっているのなら学ぶべきものが何もなくなってしまいますからねぇ。みなさん、もしよかったら、観て、コメントあったら、書き込んで頂けないでしょうか。お願いいたします!

まぁ、そういった訳で、3月2日現在、この作品は2022年・第94回アカデミー賞で「作品賞」「主演男優賞」「助演女優賞」「脚本賞」「編集賞」「歌曲賞」の6部門でノミネートされています。その中でもウィル・スミスが3度目のノミネートになる本作で初めて「主演男優賞」の獲得が有力視されています。アカデミー賞の授賞式は3月28日(月・午前中、日本時間)に行われます!