どうも「映画/健康雑談」の高岡です!還暦+2です!!「人生で最後に食べたいものは?」という「問いかけ」はこれまでの人生に於いて何度もあったように思いますが、その度に食べたい物が変わっているように思います。
これってその時その時の「年齢」で食べたいものが変わるのかもしれませんね。ただ、自分の中で「ある結論」が出てしまいました。
昨年の秋に母が亡くなりました。母は4年間施設に入っていましたが、入居していた施設は、基本、給食のように入居者全員が同じものを朝・昼・晩と食べることになっていましたから、もはや入居した時から、好きな時に好きなものを食べられる環境ではなくなっていました。
昨年の夏、母はお腹の具合を崩してしまい8月の初旬に病院に入院となりました。病院に入る前は施設の方の判断で何日か「おかゆ」を食べていましたが、入院後は、口からものを食べることが出来なくなってしまい、腕からの点滴となりました。その状態が3ケ月間続いて、11月の初旬に亡くなっていまいました。
食べ物が食べられない状態で亡くなってしまったので「最後に食べたいものは、かあさん、何?」と聞けるような状態ではまったくありませんでした。
ただ、私の場合、施設に入る前のおよそ5年間は、週末に車で母と一緒に一週間分の食料の買い出しに行って、その帰りに母と一緒に食事に行って母が食べたいものを食べに行っていたので、亡くなった時、自分の中にまったく「後悔」の念はありませんでした。
世の中は広いので、死ぬ前に自分の大好物をしっかりと平らげて、大往生を遂げる人もいるとは思いますが、ただ病気になってしまい体力の落ちている時に「食べたい」と食欲旺盛の人は少ないでしょう、きっと。
そして、これはあくまでも私個人の考えですが、健康な状態でいるうちに、自分の健康を害するものは出来るだけ食べるのを控えつつと思いながらも「カレー」「牛丼」「チャーハン」「味噌ラーメン」「天盛りそば」「ビーフシチュー」「ハンバーグ」「かつ丼」「パッタイ」などなど自分の愛する食べ物を「節度をもって」食べていこうと思っています。例えその食べ物が「鰻」「お寿司」のように高価なものであっても、たまに贅沢をしながらしっかりと味わえるうちに「節度をもって食していきます!」私の個人の考えで、恐縮ですが、人間死ぬ前は元気が無くなり食べたいものが食べられなくなると思っていますので!
皆さんも出来るだけご両親と食事に行って笑いながら美味しい料理を思い存分食べておいてください。そうすると親が亡くなった時に「後悔の念」を減らすことが出来ますよ。出来る限りで構いません!遠く離れて暮らしている方もいらっしゃるでしょうし。ただですね、何もしないと、きっと、それは「大きな涙」で補うことになりますよ!