映画と健康/雑談で心ほぐし

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【雑談078】2024年:62歳になって身に染みる「歳相応」という言葉! その①

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+2です。

2024年となりました

去年の秋口から高校生に向けてブログを発信しています。特に「高校2年生」に向けて【にほんブログ村】では、「高校生」というカテゴリーに参加しているのですが、少し困惑しています。およそ1000人の高校生ブロガーが参加している「高校2年生」というカテゴリーの中でおじいさんになろうとしている私が読まれているブログNO.1=トップを走っているのはいけないことではないかと思っています。従って3月末には「高校2年生部門」カテゴリーからは離れようと思っています!

Pixabayからの映像フォト

普通、一般の日本人は、誕生から幼少期、幼稚園、小学生、中学生、高校生、青年期(大学生、短大生、専門学校生、あるいは就職して社会人)、そして多くの人が20代で社会人となるわけですよね。そして、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代があって「人生100年時代」の100歳の大大台があるわけです。

「歳相応」は「年相応」と書かれることもあり、主に、ファッションやヘアスタイルなど見た目に対して使用されることが多いようです。ですが、言動や振る舞いに対しても使われたりもします。

この頃、思うのです、やはり年代別にも「歳相応」の考え方や振舞いがあるように思うんです。

私の趣味の一つにカラオケがあります。私は幅広くさまざまなジャンルの歌を聞いて、その中で自分で「良い曲だなぁ、歌いたい!」と思うと、それが若い人たちの歌であろうが、アニメソングだろうと、外国の歌であっても、兎に角、歌えるようにチャレンジしてしまうのです。最近だと「SEVENTEEN」の「今 ー明日世界が終わってもー」という曲が大好きで、年甲斐もなく歌えるようになりたい一心で一生懸命練習しています。きっと若い人が私のことをみると「歳相応の歌を唄えばいいのに。無理して若者受け狙おうとしなくてもいいのに・・」と思うかもしれません。でも歌っている本人は「若い人に受けよう」として歌っている訳ではなくこの曲が唄えるようになりたいから歌っているだけなのです。

60代、70代の世代にも「アニメ好き」はいます。そういう人たちは、本当はアニメが大好きなのに、その事をあまり表に出さないようにしているように思います。なんだか年齢も60代以上になると「アニメを観ている事が自体が恥ずかしいこと」=「歳相応の趣味ではない」と思っている人が多いようなのです。

でも60代以上の人たちは、若い時に「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「ルパン3世」「シティハンター」「サザエさん」などなどなど日本の名作アニメを夢中になっていた観ていた世代であり、今のアニメ文化の礎を築いてきたのです。

年齢が高ければ高いほど「演歌」を歌う人が多くなるとは思います。私もお気に入りの「演歌の曲」を唄う時もありますので。若い人が年配の方たちと一緒にカラオケに行って「ド演歌」が流れてくるとなんとなく古臭くて「ダサいなぁ」と思われるかもしれません。

仮にあなたが25歳。一緒に行く人生の先輩が65歳だとしましょう。先輩は自分がその年齢になるまで聞いて自分の一部になっている曲を歌います。それが「演歌」だとすると、25歳のあなたは「ダサい、古いなぁ」と思うことでしょう。

でも、考えてください。25歳のあなたが、歳と重ねていく中と段々と自分より年上である諸先輩の人たちと一緒にカラオケにいける機会が自然と減り始めます。そう、悲しいかな先輩たちはどんどん年老いていき、亡くなる方々が出てくるのです。30年経って自分自身が先輩たちと同じ55歳になると先輩たちは85歳になってしまいます。そうすると、その先輩方が唄っていた曲、いつでも聞けると思い込んでいたそのもの、その曲が、いつしかもはや聞きたくても聞けないこと・ものになっていくんです。

それは別の言い方をすると、自分が知らない日本の名曲に触れる機会が減っていってしまうという事でもあるのです。

このことに気づいている若者はかなり少ないと思います。それは仕方のないことだと思います。それは「若さ」ゆえのことですから。ただ諸先輩が唄っている曲に興味を持って「聞き耳を立てる」。「古いなぁ」だから聞いてもつまらないと思い無視するのか。それとも「古いなぁ」これは少し時間が経つと聞きたくても聞けない曲になるかもしれないと思ってきくか、そのことによって、あなたの「心の畑」が豊かな土壌になるかどうかが決まってくるように思うのです。この事は、分かる人にだけ分かってもらえばよいです。大谷選手も高校生の時は一人のずば抜けた高校生選手でしかなかったわけですから。     つづく