映画と健康/雑談で心ほぐし

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【雑談66】人生100年時代、こう考えると100歳まで生きるのが楽しくなるかもしれませんよ!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+1です。

古くからの友人は私を前から知っているので、私が困っている時には、その時々の状況に応じて、その人なりに色々なアドバイスを私にしてくれました。私も、自分の話を親身になって聞いてくれて、それに対して真剣に意見を言ってくれるので、その人の言葉を素直に受けとめて、その言葉を参考にして今迄の人生を過ごしてきました。ですが、

Gerd AltmannによるPixabayからのがぞう

数年前にリンダ・グラットンアンドリュー・スコットが書いた「LIFE SHIFT  100年時代の人生戦略」という本を読んでから、これからの時代は「それまでの常識に囚われずに生きるべきなのかもしれない」と思うようになったのです。

その友人は、ある時「あなたはもう60歳を過ぎたのだから~~は止めて~~するべきです」ということを私に言ってきたのです。その友人も今というこの時代の中で「人生は100年時代になってきた」と言われていることは重々知っているはずなのに。その友人が私に放ったアドバイスは、我々の若い頃の心の中にあった自分達の祖父や祖母の姿から知らず知らずのうちに学んでいたシニア世代になったら「こうあるべきだ」という古い概念・常識に囚われたままの言葉でした。

その言葉を簡単な言い方を借りて言い表わしてみると「もうそれ相応の年なのだから、落ち着いた振舞いをするべきではないですか?」というところです。もっと端折って言うと「言うな!やるな!無理するな!あなたはもう若くないんだから!!」というものです。

「LIFE SHIFT  100年時代の人生戦略」を読んでしまい、この本の中に書かれている「これからの日本人は60歳~80歳の生き方が新しくなり、この年代で出来ることに挑戦しようとするパイオニア・開拓者たちを本当は尊重すべきである」という内容に大いに感銘を受けた私としては、私の古くからの友人の言っていることがまったく持ってナンセンスに聞こえて仕方がありませんでした。この友人の言う事を、今迄のように聞いていたら、自分なりに考える将来の生活の見取り図というか、リズムそのものを狂わされてしまうに違いないと思ってしまいました。

悲しいかな、やはり人生というか、世の中は諸行無常だと割り切って、常に〈革新〉されていくものと心得、時の流れに合わせながら、いくつになっても吸収すべきものは吸収するのだという気持ちを持ち続けなければいけないのだと思うようになっています。

50代、60代、70代の皆さん、考えてみてください。我々は、物を買う時はお金・現金を財布から出して買ってきた世代ですよ。それがどうですか。ちょっと前までは何かしらのカードを出して買う時代になったのかなぁと思っていたら、最近は電話機をレジのお姉さんから言われるままに何かにかざす時代になり、スーパーでは「セルフレジ」で画面を見ながら「現金」か「クレジットカード」か「ペイペイ?」のどれかボタンを押して自分で決済する時代になっちまったのですよ~!

「がん」という病気はどうですか?私の母が「がん」になった40年前。「本人に告知をするべきかどうするか?」というのが家族や親類のあいだで、それこそ真剣に話し合われたものです。今では医学の進歩とともに「初期に発見されれば恐くないですよ」と言われているのです。

回り寿司ではタッチパネルでお寿司を注文するし、私は、何とか継続的に続いているデジタル技術革新の波に飲み込まれずに何とか生きてきていますが・・。時にリスキーだなぁなどと感じていたりしますが、慣れてしまうととても便利であったりして。同世代に人たちに「とても便利で時間も有効に使えるから~~~した方がいいよ!!」と薦めたくなるデジタルサービスもあったりして、それを勇んで紹介すると、友人達からキョトンとされたりします。

ましてや、私の親の世代である80代ともなるとデジタル化の波に乗れている人たちは、かなりの少数派でしょうが、それでも使いこなしている人は使っているわけです。

でも、これからの時代は、望もうが望むまいが、新しいものを吸収するのを止めてしまったら、それはそれで、 「生きるのがつらくなってしまうだけ」になってしまう世の中になりそうです。

60代以上のシニア層の皆さん、今の若い人たちは、我々の時と違って、学生時代にコンピューターやスマホ、それにYouTube、アマゾンプライム、ネットフリックスがあるのが当たり前の時代が「青春時代」なんですよ。

「御三家」「新御三家」「花の中三トリオ」「~四天王」などという言葉・言い回しは、古すぎて、もはや使われることなんてないじゃないですか!悲しいかな!!

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でも60代以上の皆さんならご存知の筈です。舟木一夫、西郷輝彦、三田明。郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹。山口百恵、森昌子、桜田淳子といったテレビの中のスターたちと一緒に過ごし、みんなが輝いていた日々のことを。デジタル技術なんてなくたって素晴らしく幸せを感じられた時代があったことを。

でも。残念ながら、あの素晴らしい日々は、時の彼方に行ってしまいました。

でも、あと40年もすると、それこそ今の若い人たちの目の前いるスター達も、知らない間に、時の彼方に行ってしまっていることでしょう。

昔だったら「その時、こんなことを言っている私も、もうこの世にはいないのでしょうが・・・」なんて言っていたんでしょうが、ふふん、今はそうじゃないですよ、なにせ今は人生100年時代ですから、私たちが100歳になった時に「御三家」「新御三家」「花の中三トリオ」ばかりじゃなくて、我々は「ディスコ文化」「ビートルズ」「クイーン」「ディズニー・シーの誕生」「マイケル・ジャクソン」「スピルバーグ」「トム・クルーズ」等々等々等々についてだって語れるんですから・・。どれだけ素敵な青春時代を過ごしてきたかを、今の若者たちに負けずに40年後の若者たちに聞かせてやりましょうよ。ねぇ、ご同輩の皆さん!!