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【雑談032】渋沢栄一:「脚光をあびる」「時代の顔」になるとは、こういう事なのですね!「青天を衝け!」毎週観てます!!その②

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。

さて【雑談029】「脚光をあびる」「時代の顔」になるとは こういう事なのですね! 「西郷隆盛」が大河ドラマ「青天を衝け」の中で「渋沢栄一」と何度か会い、会食をするシーンがありましたが、過去の「翔ぶが如く」「篤姫」「龍馬伝」「西郷どん」といった「西郷隆盛」が登場した他の「大河ドラマ」の中で「渋沢栄一」との親交があった姿は描かれることがなかっということを書きました。私はこういうことが「エポックメイキング」という事なのだなぁと思ったわけです。f:id:TakTakaoka:20211019140630j:plain

FelixMittermeierによるPixabayからの画像

つまり「渋沢栄一」という人物にスポットライトが当たり「日本資本主義の父、渋沢栄一」がどういう人物であり、どのような人生を歩んだのか、渋沢のまわりにいる・いた人たちはどのように生きて・死んでいったのか?そういった彼と同時代を生きた家族・親戚・仲間たちの姿が「青天を衝け」という大河ドラマの中で初めて描かれており、我々日本人の中に「一人の偉大な日本人の軌跡」がうまい具合にインストールされているのだなぁと思います。

経済学者のドラッガー氏は「渋沢栄一」をとても高く評価していました。

「幕末の時代」から「明治維新」へと時代が大きく変わる中、人の生き方自体ががらりと変わってしまい、落ち着かない・慌ただしい時代のその真っただ中に神様、よくぞ「渋沢栄一」なる人物を埼玉の深谷という町に誕生させてくれました。その事に、今を生きている日本人の一人として素直に感謝するばかりなのであります。

「郵便」「銀行」などは子供の頃から当たり前のように利用してきています。そんな「郵便」「銀行」も日本国において最初に事業化された時期があり、その事業の開始に心血を注いでくれた先人たち努力があったからこそ我々は今、それらのサービスを毎日当り前のように利用しているわけです。初めての「事業化」が如何に大変だったか、今回の大河「青天を衝け」を見ていてよ~く分かりました。

渋沢栄一翁の玄孫(孫の孫)にあたる渋澤健氏が著わした書に「渋沢栄一100の金言」(日経ビジネス人文庫, 2016年刊)という本があります。渋澤健氏は冒頭の「はじめに」の中でこれからの21世紀という時代をどう生きていくべきなのか、そのヒントを以下のように記しています。

「ひとつの正しい答えを求める画一的な時代は終わりました。多様な価値観が混在する時代では、複数の正しい答えがあって当たり前です。年齢、経験を問わず、これから輝く時代を拓くために必要されることは、先人の英知を用い、正しく問いかける姿勢ではないでしょうか。」

渋澤健氏のこの言葉は、21世紀を生き、次の未来を切り開いていく日本人の心の中にしっかりと持っておくべき考えなのではないでしょうか?

この本の中で紹介されている「100の金言」は今の若者達やこれからバリバリと活躍していくミドル世代の方々に向けて発信されているメッセージだと思います。そんな金言の中にはどういったものがあるのかと言いますと、

【 金言 48 】  理想を追い続けていきよう

【 金言 69 】  理論や学問だけで栄えることはない

【 金言 74 】  人に幸福を与える良心は無限だ

【 金言 76 】  論語とは実用的なアプリなのだ

【 金言 79 】  仕事の大小かかわらず努めよう

【 金言 95 】「みんなのため」を口実に使うな

【 金言 96 】  責任転嫁が平和の敵なのだ

この本の中の他の金言は読む人によって「心に来る金言」は各々違うかもしれませんが、日本が「より良い日本」になるようにと渋沢栄一翁が残した言葉の数々を    じっくりと噛みしめながら、顔を上げて、胸をはって生きていきたいものです。

(でも「肩や心が凝るような話」は苦手です・・!!)