映画と健康/雑談で心ほぐし

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「今週のお題」一気読みした漫画 --- 昭和から現在まで取りとめのない「雑談」です!

どうも「映画と健康雑談でこころほぐし」というブログを書いており、まもなく還暦になる高岡と申します!

さて「今週のお題」は「一気読みをした漫画」についてということですが、小・中学の少年時代は毎週毎週、発売になる日を待っては「少年マガジン」「少年サンデー」「少年チャンピオン」「少年ジャンプ」などの少年漫画雑誌をよ~くよ~く読んでおりました。とにかく連載されている漫画の次の話しがどうなるのかが「気になって気になって」「待ち遠しくて待ち遠しくて」。もう学校が終わったら本屋さんに走っていくということを週に何日かは行っておりました。

まあそんなことが「人生の最大級の喜び」だったわけですから「少年時代」というのは「何ともまぁ他愛もない」というか「何ともまぁ愛しい時代であったのだなぁ」と思います。

そんなわけで小・中学校の時代はとにかく毎週毎週、発売される少年漫画誌に掲載されている「タイガーマスク」やら「巨人の星」などの次なる展開がどうなるのか、そればかりを考えて生きておった訳ですが、考えてみると「漫画をまとめて後で一気読み」するという機会がまだあまりない時代でした。これには別の見方(見解)があって「一気読み」をするということは、連載している間に「その漫画の面白さ・魅力に気づかずにいた不届きせんばんでセンスのないダサい奴」ということになり、当時の子供達の間では「あいつ、ださいよなぁ。今頃、あの漫画をまとめて読んでるんだぜぇ~」というように見られてしまうという傾向があったりしたわけです。

昭和40年、50年代の少年たちにとって「人気漫画」の読み方の主流とは何んと言っても「連載を読んでこその漫画」というのが極々当たり前の読者としての習慣でした。これは「漫画文化」を成長させた原動力にも繋がっていくことになったと私は思っています。異論があるとは思いますが「読み貯めて後で何十巻も一挙に読破する」という考え方はまだまだ未成熟な時代だったのです。それに「一気読み」が主流になれなかったのには、もう一つ単純な理由があって、当時「少年マガジン」「少年サンデー」「少年チャンピオン」「少年ジャンプ」を買っていた少年たちは、今の時代と違ってコミック本をボンとまとめて買えるような「おこづかい」がなかったのです。当時の子供たちは「おこづかい」を有効に使うためにそれぞれが買う週刊漫画雑誌を決めて、まずは自分で読んでから他のこどもたちに貸して(交換して)読むという方法を編み出したりしていたのです。

この「おこづかいに限界がある」ということを恥ずかしくて正面きって言えないという裏事情もあり、それを隠さんが為に仲間うちで虚勢を張っては「後からまとめて読むなんてダサいよなぁ~」などと言っては無意識のうちに不文律を作り上げていったようにも思えます。

そもそも昭和の後期の時代は、それほどまだ「一気読み」という「言葉・単語」自体が使われることがなかったと思います。

ただ、そんな昭和40年代後半、まだ小学生であった私にとっても「これは面白い!何としても読まずにはいられない」と「一気にまとめて読んだ漫画」があったのです。それは何かといいますと今はテレビアニメとして無くてはならない存在の「サザエさん」と何度もテレビドラマになった「いじわるばあさん」です。

そのどちらもが四コマ漫画だったのですが、4つのコマの中でさまざまなキャラクターが出てきては、しっかりと起承転結を守って、最後の4コマ目で、笑えたり、しんみりしたりとするこのシンプルな漫画に私の心はギュっと掴まれてしまいました。

「一気読み」をするということは「読んでいない漫画がまとめてある」という状況が必要になるわけです。

 大学生になって以降、後で読もうと思う漫画がちらほら出始めて「一気よみをしたいと思う漫画」も一つや二つではなく何作も出てきました。この頃から「一気読みをする」ということが「一つの新しい習慣」として形成されはじめたように思えます。

昭和の40年代、50年代、60年代、そして、その後、数々の「平成時代の名作漫画」が誕生していき「漫画読破習慣」は新たなステージへと移っていくことになります。つまり「ヒストリーオブ日本漫画」つまり「日本産の巨大な名作漫画ライブラリー」を形成していくことになったのです。

そして、それが「読みたい漫画」を見つけては初巻から最終巻まで「一気に読む」という日本の生活文化の中に「新しい習慣」として根付き、今やどの町にも「まんが喫茶」「ネットカフェ」へ行けば「読みたい漫画」がまとめて読むことが出来る「当たり前の習慣」へと変換していったのあります。

この「漫画ライブラリー」が形成されたことによって「漫画を一気読み」するということが日本の漫画好き世代の生活習慣を根底から変えることになり日本のアニメーションが世界に通じている根底の根っこ、つまりは「礎」となってしまったわけです。

(なんだが「新型コロナウィルス」が「変異」するのも「漫画」が「連載読み」から「一気読み」へ「変化」したのも、ある種、似通っているのか??とも思ってしまいました。そんな訳ねぇか!!)

一挙に話しは変わりますが、最近「一気読みしてしまった漫画」として一作品だけピックアップしてお伝えしておきます。

もうすぐ還暦になる私が、恥ずかしながら「一気読みした漫画」とは、テレビアニメーションの方からハマってしまった春場ねぎ先生原作の「五等分の花嫁!」なのであります。これは、とある貧乏高校生・上杉風太郎が、五つ子の女子の同級生の家庭教師をすることになるところからスタートします。ラストでは「5人のうちの誰かと結婚する。」ということだけが先に分かっているのです。テレビシリーズは1シーズン、2シーズンがすでに放送済で、私は全話視聴済みなのですが、中々、もやもやが晴れなかったので、コミック本を一挙読みしてしまいました!!

最近「五等分の花嫁!」映画版の製作が進行中と聞き、この作品は漫画一気読みとテレビシリーズ視聴だけでは飽き足らず「映画版」も絶対に映画館で鑑賞するのだと心に決めているのであります。従って絶対に新型コロナなどには負けるわけにはいかないのであります!!う~ん、まだぜんぜん書き足らない!でもここで終わりにいたします!