どうも「映画/健康雑談」の高岡です。
この間、テレビをみていたら「早起きは三文の徳」の話しをしていたんだけど、その時「若い女性」が「さんもんっ何?」って言ってて、まったく貨幣の単位だって分かっていなかったんだよね~~。今の若い人って「両」とか「文」って知らないのかなぁ?
Jill WellingtionによるPixabayからの画像
そんな事を言っている私も「早起きは三文の徳」の最後の「とく」は「損得」の「得」だとばかり思っていたら「得」でも「徳」でも、両方あるのですねぇ~~!
「早起きは三文(もん)の徳(得)」って、要は「朝早く起きることは良い事なのだ!」といいたいことは確かなんですよ。
この「三文」の「文」というのは「江戸時代」の貨幣の単位のことなんですが、あなたが時代劇ファンであれば、若くても、きっと「両・文」は「貨幣」のことだということは知っているに違いありません。時代劇をまったく見ないという人、特に若い人たちは「両・文」という言葉を耳にしてきたことがないでしょうから、もはや「両・文」という単語は「異国のことばの如し」なのかもしれません。
昔の文献で「お蕎麦」の値段を調べてみると「お蕎麦・もりそば」一人前の値段は16文(520円)、「お豆腐」一丁の値段は12文(390円)ということですので、1文は約32円ということになります。
という訳で3文は幾らなのかというと96円、まあおよそ100円というところですねぇ!
ということは今の時代だと「早起きは100円の徳」ということになる訳ですかね?朝早く起きると100円分の徳(得)になるとはどういうことなのでしょうね?
オリジナルの「早起きは三文の徳」は「得」という漢字を使用しても実は正しいとのことなのですが、どうも「奈良発祥の説」と「高知発祥の説」の二つがあってどちらも正しいようなのです。(Career Pickさんのサイト内ブログ内の説明によると)