映画と健康/雑談で心ほぐし

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【映画077】スピルバーグの「1941」って「テーマ曲」も「ジョン・ベルーシ」も最高なんだけどなぁ~!【後編】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。

スピルバーグに認められていたジョン・ベルーシなのに1982年3月5日、33歳という若さでロサンゼルスのサンセット地区にあるホテルシャトー・マ・モンのバンガローで「薬物」の使用過多により帰らぬ人となってしまいました。まだまだ彼の「ハチャメチャ」な演技をスクリーンで見続けていたかったのに~~。「亡くなった」というニュースを聞いた時は本当に「残念で残念で」しかたありませんでした。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

「ブルース・ブラザース」でジョン・ベルーシの相棒を演じていて「1941」にも出演していたダン・エイクロイドは、後の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」にも出演していて「ゴーストバスターズ」はダンの代表作の一つにもなっていくわけですが・・・。

この「ゴーストバスターズ」という作品は、脚本を「ダン・エイクロイド」と「ハロルド・レイミス」と「ゴーストバスターズ」を演じていた二人が書いていましたから正に「自作自演」だったわけです。「ダン・エイクロイド」が持っていた初期の構想ではなんと「ジョン・ベルーシ」も「ゴーストバスターズ」に出る予定だったというのですよ。まぁ「ブルースブラザース」であれだけ息のあったコンビぶりをみせていた二人であればジョン・ベルーシが「ゴーストバスターズ」に出演するということは十分に可能性はあったでしょう。まぁ、それなのに、ジョン・ベルーシが「急死」してしまったがために、この構想は無くなってしまったわけです。う~~ん、なんと残念な~~!

ちょっと情報がマニアックになってきましたが、以下は本当に分かる方はごく僅かでしょうが、分かっていただける方に向かって書かせて頂きます。マニアック過ぎて理解不能という方もいらっしゃるかと思います。「マニアックな情報は要らないわ!」いう方は、以下に詳述している「ルシール・ベンソン」に関する部分は読み飛ばしてください。お願いします。

 

「ルシール・ベンソン」について

映画「1941」の最初の方にジョン・ベルーシ扮する戦闘機のパイロットが登場してくるシーンがあります。彼の乗る戦闘機が燃料切れでデスバーレーという両脇が砂漠のような「かた田舎」のまっすぐな道に降りてきます。そこにあったガソリンスタンドに到着すると、店の中年女性に「満タンにしてくれ!」というのですが、言われた女性は「どこから入れるんだい?」と慌てふためいてしまいます。太めのパイロットはそんな女性には目もくれず店の中に入り食料の物色を始めます。このガソリンスタンドの女性の顔にピンときたという方、貴方は、当時かなり映画にのめりこんでいた方ですねぇ~~!この中年女性、名前をルシール・ベンソンという女優さんで、ほとんど知られていない女優だとは思います。でも出演している映画の本数は35本もあるんです。テレビドラマにも約30本も出ていますから、しっかりとした女優さんなのですよ。出演作の中でも「大陸横断超特急」という70年代なかばの大ヒット映画にも出演しているんです。その作品の中では、ちょっと認知症の方なの?と思ってしまう「田舎町に住む女性、実はパイロット」という役で、かなり「度肝を抜く初老の女性」の役を演じておりました。それとこの方、スピルバーグの「激突!」でもガソリンスタンドにいる女性の役で出演しているようなのです。なかなかいい味を出している、知る人ぞ、知る女優さんなのであります。 

「1941」は、面白いは面白い映画なんですが、よぉ~く観ていると「えぇ、これはまずいんじゃない」というシーンが結構あるような気がするんです。映画のテンポが早いので「まずいんじゃない」という事を認識しきる前に次のシーンに行ってしまっているので、その「まずいんじゃない」をすぐに忘れてしまうんです。でもDVDでじっくりみていると「今の爆発シーン、何人か巻き込まれてないの~?」とか「こんな海の真ん中で潜水艦が潜ったら甲板に出ている人、置いてけぼりだよね~~?」とか。「今、ジョン・ベルーシ、顔から落っこちなかった?」とか。なんか結構、痛い思いをしているスタントマンが多いような気がすると映画を観ている人もなんとなく、それを感じてしまい、心の底から笑えないのかもしれません。

「1941」が興行的成績が振るわなかったことからスピルバーグは以後、コミカルな映画はプロデュースに専念して演出は他の監督に任せるようになってしまいます。

あ~~、なるほど、なるほど、それで今合点がいったのですが、実はこの「1941」は脚本を担当していたのが、のちに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で監督を務めるロバート・ゼメギスなんです。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ロバート・ゼメギスボブ・ゲイルが脚本を担当していて、音楽はアラン・シルヴェストリで、スピルバーグは製作総指揮という立場なんですね~~!

一つの映画が出来る上がる迄には、人間関係も相まって色々なことが重なったりして出来上がっていくんですねぇ~、いやはや、凄い!なんだかハリウッドの監督・プロデューサーたちの生き残りをかけた動きをよお~く観察していると「なんだか日本の戦国時代の武将の身の処し方に似ているような感じがしたりしますなぁ~」。

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今日(22.02.04.)現在、オミクロン株による感染拡大が止まらない状況になっています。

「心身が健康状態」であることが「なによりも大切です」そうでないと素敵な映画も心から楽しめなくなってしまいます。ですから「コロナが収束するまで」、マスク着用、手洗い、うがい、蜜を避けるなどの予防行為を怠らずに努めていきましょう!「我慢も限界だ」という気持ちは誰もが感じています。「もう少しで収束するに違いない」と信じて頑張っていきましょう!!