映画と健康/雑談で心ほぐし

「映画」の話題をメインに「健康」「雑談」に関するブログをお届けします!もし気に入って頂けましたら右と下にあります「読者になる」のどちらかのボタンを押して頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!

【雑談039】昔「迷信」という言葉をよく聞きました!僕(私)には偶然かもしれませんが、ぬくもりを感じた「迷信」体験があります!!【前編】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。

今日は少しばかり久しぶりに「雑談コーナー」で巷でよく耳にする「迷信」について書いてみたいと思います。

先日、家の近くにある川の歩道を散歩していた時に、長さ15センチ位の木の棒が「縦」になりながら垂直にぷかぷかと上下しながら浮いて流れてきたのを見たのですが、その時、「これってめちゃいい事が起こる兆し?」などと思ったのです。でも、次に自分で自分に「なんで?」と突っ込んでしまいました。

f:id:TakTakaoka:20210626164813j:plain

Jill WellingtionによるPixabayからの画像

※このブログは「はてなブログ」を利用し「ブログ村」に参加しております。従って上記のURLのアドレスの中に hatenadiary.jp あるいは blogmura.com の文字表記があるものが正式なブログとなります。これ以外のURLは非公式のものの可能性がありますので正式なURLから入り、お読み頂けますよう、お願いを申し上げます。 

まぁ、私が子供の頃、湯飲み茶わんにお茶を注いで   

「茶柱が立ったとしたら良い事が起こる」と言われていたので、咄嗟に「川を流れていく木」を見ても「こりゃ、いいことがあるぞ!」と勝手に拡大解釈してしまった訳ですが、でもこの「迷信」の根拠って一体何だったんでしょうね?

そんな疑問を解決してくれる本があるんですよ。

「中野宏とオフィスtoZ」著作による「迷信の謎」

(雄鷄社・初版発行, 1994年)という本なんです。この本にはさまざまな多くの迷信が紹介されていて、それがどうしてそのように云い伝えられることになったのかが、実に分かりやすく解説されているんです。この本によるとこの茶柱の迷信は、さしたる根拠がある訳ではなく、強いていうと宮殿を立てる時、石にしっかりと木の柱を立てる話が「古事記」の中にあって「柱を立てること自体が『縁起がよいもの』である」となったという説と、静岡のお茶の産地で、ある年、たくさん作りすぎて二番茶が山のようになってしまったことに困り果てたお茶の商人が、そのお茶を売りさばくために「茶柱が立つと縁起がいいんじゃ」(静岡の人は『いいんじゃ』とは言わないかもしれませんが・)とふれまわったのだという説があるようです。

お葬式の家の前を通る時は親指を隠せ」とも言われました。これはその亡くなった人が、まだ未練を残してその家の周りにいて、その亡くなってしまった寂しさから誰かと一緒にあの世に行きたいと思っている筈なのでその人に自分の親を連れていかれないように「親指」を隠しなさいというものでした。私は「母子家庭」育ちでもう小学生の時には「父親」がおりませんでした。ですから、自分は「父親」を守る必要がなかったので「親指」を隠す際に右手・左手のどちらか一方の親指を隠せはいいだろうと思ったのですが、「はてさて?『父親』を意味する親指は、右手の親指?左手の親指?どっちなんだろう?」と思い、自分の叔母に尋ねてみたところ、「そんな決まり聞いたことないわ」と言われてしまい、「こいつは厄介なことになった」と思ったことがありました。

「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」

私はてっきり「夜に爪を切ると一緒に暮らしている両親やおじいちゃん、おばあちゃん、親戚・兄弟」の眠りを妨げてしまうから、それを暗に諫めるために、このような迷信が生まれたのだろうと思っていたのですが、実はそうではなくて先程ご紹介した「迷信の謎」によれば、この迷信は江戸時代に作られたもので、江戸時代と言えば、夜は暗かったのです。21世紀の日本は、スイッチ一つで部屋はパッと明るくなりますが、江戸時代は行燈に灯をともして部屋を明るくしていたわけなので、その明るさは「ロウソク」より少しの明るい程度の明るさだった筈です。ですから当時の「親」は可愛い子供が夜に爪をきって深爪をさせてはいけないと思い、このような迷信を言って、子供たちに夜、爪を切らないようにさせていたという理由、またそうすることによって「暗い部屋に爪が飛び散ることも防いだ」のだそうです。江戸時代の夜は、暗いという認識が欠如しておりました。ついつい江戸時代の人の夜も、我々と同じだなどと思ってしまうのは、よくない癖であります!

つづく

次回の【雑談40】では、私の子供の頃の「迷信」体験?について書かせていただきます!明日23日(祝)11時にアップする予定です!