映画と健康/雑談で心ほぐし

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【人生ほど重いパンチはない 011 再掲出】ビル・ゲイツ氏が、今、人生をかけてやっていること!後編

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+です。

このブログは「お薦めする映画」「健康に良いこと」「私の日々の雑談」を書いてきましたが「目標達成」という「志」を持っている人たちを応援したいという思いから自分の別のブログで書いていたブログを今・まとめて転載させて頂いています!

今日は、9月28日に再アップした「ビル・ゲイツ」氏について書いたブログの後編になります。後編の再アップが遅れて、今日になってしまい本当にすみません!

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※以下およびこの記事の一部はNETFLIEXでオンエアしているドキュメンタリー「天才の頭の中:ビル・ゲイツを解読する」、ウィキペディア、ネット上のビル・ゲイツに関するいつかのサイトの情報を参照にさせて頂きました。

世界の貧しい国の中には「 トイレの下水が川に流れていて、その川の水を飲料水として使用している  」場所があり、それが故に病気が蔓延して、多くの幼い子供たちが命を落としているという現実があります。ビル・ゲイツ氏はこのトイレの下水問題が解決出来る方法を見つけて、不衛生なトイレを減らすことが出来れば、汚染された水による病気で命を落とす子供たちの数を減らせるに違いないと考えました。「その為には何をすればいいのか?」

まずは問題を模索し一緒になって問題解決の為に尽力してくれるスタッフを集め始めます。

人類は「天然痘」という病気をこの世界から撲滅させることが出来ました。そして、ゲイツ財団はアフリカで広まっているポリオという病気を「天然痘」同様「撲滅させる為の活動」に参加していきます。

アメリカから遠く離れたアフリカ「ナイジェリア」ではポリオが一地区で無くなったかと思えば、また違う地区で患者数が増えるということを繰り返していました。ゲイツ財団はナイジェリアの細かい地図を作製し、医師たちと治療のための対策を進めていきました。ポリオにかかる感染者が減り出したところでビル・ゲイツ氏の思いもしなかったことが起こり、そこからまた中々減らすことが困難になっていきます。

 

ビル・ゲイツ氏と仲間たちが立ち向かっているのは遠いアフリカのスラム街で暮らす貧しい人々たちのことなわけですが「うん、ちょっと待てよ!俺は何かを忘れているじゃないのか?!」と思いました。

 

私はもちろん日本人ですが、子供の頃、親や祖父母、そして、近所の大人たちの話しの中に「戦後の日本はなぁ」と言って「髪の毛や体毛にシラミがたかって体がかゆくてしかたなかったんだ」という話しを聞かされて育ちました。そして、そのシラミを退治するための殺虫剤となる白い粉を学校で頭から浴びていたと聞いたことがありました。

第二次世界大戦後の日本がとても貧しかった時代の話しではありますが、親や祖父母の世代の人たちからごくごく自然に当たり前のこととして、このような話が聞こえてきていたのです。

それと幼い頃の私が耳にしていたのは「食べるものがなくバナナや卵が高級品であったということ」私自身、戦後の昭和、平成・令和とあまりにも平和な時代を過ごしてしまったが為に1945年に第二次世界大戦が終わった時、日本が戦争に負けて、貧しい民であったことを忘れてしまっていました。

 

1945年の戦争が終わって77年が経ちました。今や先進国の仲間入りして久しい日本です。ということは、今の時代に後進国と言われている国々も、この21世紀中に「日本」のように貧しさから抜け出して「豊さ」を享受できる国になれる可能性があるわけです。地球自体が悲鳴を上げることも防がなければなりません。

 

私は幼い子供の頃、もしも自分が世界イチのお金持ちになったら「そのお金を使って地球上から『戦争』を無くしたい。残った分で楽しく友達たちと遊んで暮らしてみたい」などと「まあ、脳天気」なことを思っていました。いやはや、何ともお恥ずかしいばかりです・・。

 

ビル・ゲイツは彼自らの行動から次のようなことを教えてくれています。

どんなに優秀で超がつくほどリッチであるビル・ゲイツのような人物が、その道の専門家たちと協力しあって、世界に蔓延っている「病気」「貧困」、そして二酸化炭素を発生させてしまう「エネルギー問題」といった課題を克服出来ないものかと、今、人生をかけて必死に取り組んでいるわけです。しかしながら、これらの問題のどれ一つをとってみても、そう簡単に解決出来るものではありません。

恐竜は絶滅して地球上からいなくなりました。でも人類には幸い「考え」「助け合い」「協力」しあえる頭脳があります。もしかすると「考え」「助け合い」「協力」をするというとても簡単なことにより「人類」は「恐竜」の二の舞にならないですむのかもしれません。でもウクライナの情勢が発生している、今、「人類」が「恐竜」の二の舞にならないと言い切れない現実もあります。

私が見た彼のドキュメンタリー番組では「エネルギー問題」の解決策についても討議を重ね、解決策を模索していくビル・ゲイツとその道の「超」が付くほどのスペシャリストたちの姿が描かれていました。そして、その計画は「中国」とともに行うということになりました。

しかしながらです。その道の超スペシャリストたちが結集して計画したプランを実行していこうとしていた、その時。その計画にストップをかけたのは「アメリカ政府」でした。この事実は、何とも皮肉であり、重い現実です!!その背景には「米中の経済摩擦」がありました。

ドキュメンタリー番組の中でナレーターが「時間がなくなってきているのです」と語っている箇所がありました。 2022年の12月現在、ビル・ゲイツは67歳です。2000年に設立されたこの「財団」もすでに22年という時が経っています。財団が掲げている「病気」「貧困」「エネルギー問題」といった問題を解決するためにはまだまだ「道なかば」といったところのようです。そして、ウォーレン・バフェット氏が「条件付き」で行ったという300億ドルにのぼる資金援助の「条件」とは「ビルとメリンダ」に「その使用権」があるとしています。もしも「ビル」が財団を運営出来なくなれば、おのずとバフェット氏の支援も仰げなくなります。

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ビルは病気になってしまった子供たちについて以下のようなことを言っています。

「メリンダと僕はすごく辛い気持ちになる。子供たちが死んでいくところをみると。でもそのような子供がたくさんいる。そう思うと益々辛くなってしまうが、一人のケースをみただけでも、十分に悲しい気持ちになってしまう。ただし、同情心は常に誰にでも沸く。」

私は天に感謝したいです。世界一のお金持ちになった人物・ビル・ゲイツと彼の妻だった女性メリンダが「こどもの死を悼む気持ちが厚い人たち」であったことに!!

※上記はNETFLIXのドキュメンタリー「天才の頭の中」〈ビル・ゲイツを解読する〉を参考にさせて頂きました!