映画と健康/雑談で心ほぐし

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【人生ほど重いパンチはない:004 再掲出】池江璃花子選手の復活!そして思うこと!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+1です。自分の別ブログ(休止中)から若い人に読んで頂きたい【人生ほど重いパンチはない】というブログを【再掲出中】です。本日は以前に上げた水泳選手の池江璃花子選手についてのブログに多少手を加えて再掲出いたします。

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上記フォトはPixabayからの画像になります。

2021年という年にオリンピック・パラリンピックが行われて様々な種目で多くのアスリートたちが活躍をしてくれました。数多くの素晴らしい選手たちの活躍に連日心が多いに揺さぶられたわけですが、あれだけ日本中●世界中の人たちを熱くしてくれた選手たちのプレーや活躍の記憶というものは、サッカーワールドカップ・カタール大会のサッカー代表選手の活躍に塗り替えられてしまい、そのワールドカップの記憶もだんだんと薄くなっていき、過去のことになってしまうのは悲しいことであります。

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Murray RuddによるPixabayからの画像

そして、我々日本人の関心時は2023年の3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラッシックス)から来年のフランスオリンピックに移ってきています。大谷翔平選手、ダルビッシュ選手やら村上様たち日本を代表する選手たちが大活躍する姿を胸をワクワクさせながら観ていたWBCもだんだんと過去のものになってきています。

オリンピックに関して言えば、次の「パリ大会」に向けての「出場権をかけた挑戦」の段階に入ってきており、テレビには映らないけれども「挑戦者たち」は静かに「心を燃やし目標・目的」に向かって日々努力を重ねている最中なのではないでしょうか。いや・確実に動いていると思います。

 

普通に暮らす我々一人一人も、自分が目指す「目標」が しっかりと見えている人は、その「試合/大会・試験・恋愛成就」に向けて「準備・Preparation」黙々と進めていきましょう。自分が目指す「目標」に向かって練習・修練・勉学に力を注げる人は、誰に遠慮することなく、自分自身に「俺・私はやれる」と言い聞かせて練習・勉学に励み/挑み続けていけばよいのです。

人間、いつも必ず安心・安定して「目標」向かって集中出来る環境・体調が整っているとは限らないのですから。そんな絶えず安全な環境なんて、誰が保証してくれているんですか? だからこそ、やれる時はしっかりと集中して励行していくべきなのです。

Just do it!です。

 

ただ「力み過ぎないで下さい!」。力みは「怪我」の元です。「力み過ぎる」と意識がほんの一瞬飛ぶときがあります(私だけでしょうか?)。すると着地の際のつまずきのもとになったり、思いもしていないところを打って(打撲)しまったりするのです。すると、これが後に残る「怪我」となり体調を崩してしまいます。

 

練習・勉学は、ある意味、その日・その時点での自らの「限界」がどこにあるのかを知る測りとなります。真剣に集中して取り組んでいれば、おのずと「自分の限界値」を体感することが出来ます。

 

「試験・試合・大会」は、自分がこつこつと毎日挑戦し続けた日々の成果を図る大切なものです。「試験・試合」がそこそこの努力で「合格・勝てた」としたら「涙」など出ないでしょう。

 

やるんだったら勝って「涙」が出るようなレベルの「試験・試合」に臨んでほしいものです。

 

負けても悔し涙がでないようなら「そのスポーツ・道は止めて」別の道を探した方が後の人生にとっては有意義な選択になるかもしれません。嫌味に聞こえたらごめんなさい。でも、数年後に心の底から追い求めたい「スポーツ・道」に出会って、それに真剣に向き合っている方がずっと有意義なことだと思いませんか。

 

真剣に事に対峙して「勝っても負けても」涙が出るスポーツ・資格試験・自らの道に出会えたとしたらそれは日々生きている人生の中の素晴らしい成果(英語ではこれをフルーツと呼ぶことがある)ではないでしょうか?

 

「勝っても負けても挑戦し続ける」ことが出来る人は幸せだと思って精いっぱい挑み続けていってください!

 

人生は「挑戦し続ける」ことが難しくなってしまうことだってあるのです。誰だって自ら進んで「病気」や「怪我」になろうなどと思ってなる人はいないのですから・。

 

前回の「東京オリンピック」では、急性リンパ性白血病という病気になってしまった池江璃花子選手が担当医の先生の方々が驚くほどの「回復ぶり」をみせて「大会に出場」しましたよね。

 

しかしながら急性リンパ性白血病は「命」に関わる病気です。治らなければ死んでしまうことだってある恐ろしい病いなのです。

 

私は自分の甥っこを「白血病」で亡くしているので「闘病」がどれだけ苦しいのかを知っているつもりです。

 

池江璃花子選手は、2019年2月に急性リンパ性白血病であると診断されました。そこから闘病に専念する為に予定されていた大会への出場をすべて取り消します。その時点での彼女の病気の状態はかなり深刻だったようです。

 

それまで「オリンピックで金メダル」と取るという「目標」の為に日々練習のためにプールで練習し続けてきたわけです。3歳からプールに通っていた彼女にとって「プールに入れない」「泳げない」という日々が精神的にどれだけ苦しく辛かったことか。彼女は入院後に抗がん剤治療を受けます。副作用で髪の毛が抜け始めます。熱は40度を超える日もあり、もの凄く激しい頭痛にも襲われ、一日に5度もあげてしまう日が続いたそうです。

 

精神的に強い筈だと思う彼女でさえ「死んだほうがいい」と思ってしまうほど辛く追い込まれていく闘病生活があったそうです。

※以下はYouTubeにoshige hさんがあげてくれている映像です。この映像の中で「白血病」であることを発表した2019年2月の1年後に「報道ステーション」の中で松岡修造氏が彼女にインタビューをしています。14分強あります。

www.youtube.com

 

そのような時、病院で同じように病気と闘う患者仲間の存在は、苦しい治療に向き合う上で、池江さんの大きな支えになったそうです。昔から「同病相憐む」という言葉がありますが、同じ立場の人間でなければ、その苦しさ・辛さ・シンドさは確かに分からないでしょう。

「同じ仲間がいる」ということは、この病気で苦しんでいる無名の大勢の人たちがいるということをも意味しています。彼ら・彼女たちも人知れず闘っているのです。そんな無名の彼ら・彼女たちにとって「池江さん」は有名な水泳選手ではなく、おそらく「闘病する仲間の一人」であり、理解しあえる理解者なのです。

 

2023年の夏、我々は、来年のオリンピック出場を目指す池江選手の姿を見ることが出来、勇気をもらっています。

 

普通の生活の場に戻ってくる事が出来る人、旅立たざるをえない運命のひと。私の甥っこは、後者でした。

人間誰しも、今日、朝起きて朝食を食べて、夜、夜ご飯を食べて、お風呂に入って、お風呂の中で「なんて嫌な日だったのだろう」と愚痴を言う日があったりするでしょう。愚痴る生活を体験出来るという時間があることをあなたは理解出来ていますか?

でも、世の中には、そんな「愚痴」を言うような嫌な出来事を体験する機会もなく、病気の苦しさの中で、少しだけ楽しい時に触れて、あの世にいってしまう命もあるのです。私は甥っ子は7歳で旅立ちました。

【人生ほど重いパンチはない:005再掲出】へ続く!