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【映画148】「インディ・ジョーンズの運命のダイヤル」を観てきましたよ~~!【ネタバレ注意】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!還暦+1です!

6月30日に公開された「インディ・ジョーンズの運命のダイヤル」を初日に鑑賞してきました。ご報告遅れてすみませ~~ん。今回も「ザ・フラッシュ」につづきラスト近辺で思わず泣いてしまいましたねぇ~。

記念すべき第一作を大学生の時に観ましたが、実は日本では、第一作はそれほどの大きなヒットにはなっていなかったのです。

                                     Sabine Langeによるpixabayからの画像

私は初めて観た時「なんて面白い映画なんだろう!さすがはルーカスとスピルバーグのコンビが作った作品だ!」と思ったのに、興行成績はそれほどでもなかったので「なんで?」と思った記憶があるのです。

しかし、まぁ、なんですなぁ~~。第1作目を見てからシリーズ最終作を40年後にスクリーンで観られるなんて、映画ファンとしては、この上ない喜びなのでありますぞ~~!これぞ「僥倖」でありますぞ!!

この作品、ご存じのように1作目から4作目まで、ずっとスピルバーグが監督してきたのに、今回はジェームズ・マンゴールドが後を継いでいるんです。

ジェームズ・マンゴールドという監督、彼は今59歳なのですが、ヒット作が誕生する前から俳優やプロデューサーたちからの信頼が厚かったのです。どういうことなのでしょうかね~?もしかしたら学生時代から評価が高かったのかもしれませんね~。

彼はニューヨーク生まれながらカリフォルニア芸術大学を卒業、コロンビア大学でも学んでいるようです。彼の師匠?はミロス・ファアマン監督です。

ミロス・フォアマンって誰なの?という方の為に、彼に関して、簡単にご説明してみます。1932年にチェコスロバキアで生まれ。1970年にアメリカに移住しアメリカ映画製作に専念。1975年には「カッコーの巣の上で」でアカデミー賞監督賞を受賞、また1984年には「アマデウス」という作品で2度目のアカデミー賞監督賞を受賞しています。2018年の4月に86歳で亡くなられています。「カッコーの巣の上で」「アマデウス」では登場人物の心情を細かく描写するのを得意としていました。こういったことを考えると、今回の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」でのインディの心情の描き方などはジェームズ・マンゴールドは師匠であるフォアマンから学んだことをしっかりと活かしていると思ってしまうのであります。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、シリーズ最初からの登場人物もしっかりと顔を出してくれていますし、銀幕の中の世界をしっかりと守ってくれていることが映画ファンとしてはとても嬉しくもあり、ありがたいことな訳です。そして、なによりも、今回もしっかりとジョン・ウィリアムズの音楽がインディーの冒険を盛り上げてくれています。本当に素晴らしいことなのですよ。ジョン・ウィリアムズ氏、もう91歳ですよ~~。凄い!凄すぎる!!!

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ちょっと蛇足で~す。以前、別のブログにも書いたことがあるのですが、第一作目「レイダース 失われたアーク」のパンフレットを見直してみると、その最後のページがサントラアルバムの宣伝広告のページになっているのですが、そこで宣伝されている商品は、なんと「レイダース」のサントラのLPレコードとカセットテープなのです。それぞれ2,500円という価格が書かれています。今の若い人たちからすると「それはどういう商品なんだ?」ということになってしまうでしょうね。40年という時の経過を感じてしまうのであります!!

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ちょっと蛇足で~す2。先ほど、ミロス・フォアマン監督作として「カッコーの巣の上で」という作品をご紹介しましたが、この作品というのは、若い人でもご存じの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドク役でお馴染みのクリストファー・ロイド氏の映画デビュー作なのでありますぞ。時間がある時に18歳以上の方には世の中には色々な世界があるのだということを認識して頂くためにも「カッコーの巣の上で」は一度は観ておいていい作品だと思います!