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【映画027】「007」の作曲家トーマス・ニューマン その② あのファンファーレと意外な関係が・・!

今日のこのブログは【映画26】の「つづき」になります。「007スカイフォール」「フライド・グリーン・トマト」の映画音楽を手がけたのは「トーマス・ニューマン」という作曲家であるとご紹介しましたが、実は彼、ハリウッドではとても有名な音楽一家「ニューマン一族」の一員なのであります。ハリウッドピーポーでもないし、作曲家に詳しくなかったら「ニューマン一族」って言われてもなぁというところはあるかもしれません。確かに。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

 

前回もお伝えしましたが、彼トーマス・ニューマン自身、アカデミー賞の音楽賞に15回もノミネートされているベテランです。代表作品は「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」「ファインディング・ニモ」「マリーゴールドホテルで会いましょう」といった誰もが知っている名作の音楽を作曲している訳です。その作品数はすでに65作に達しています。

彼の一つ年上の兄、デヴィッド・ニューマンも映画音楽の作曲家でお兄さんの方が手がけた作品も映画ファンであれば「あっ、その映画見た事ある!」と思う以下のような作品が並んでいます。「クリッター」「ビルとテッドの大冒険」「ローズ家の戦争」「Mr.デスティニー」「ハネムーン・イン・ベガス」「25年目のキス」などなどなど。

この二人の従妹にあたり彼らよりも年上なのがランディ・ニューマンです。彼も映画音楽の作曲家で「サボテン・ブラザーズ」「バックマン家の人々」「レナードの朝」「マーヴェリック」「トイ・ストーリー」シリーズ、「モンスターズ・インク」「シービスケット」「カーズ」などを作曲しています。

これだけ才能溢れる音楽兄弟であるデヴィッドとトーマスですが、それもそのはずで、彼らの父親は、ハリウッドでは「超」がつくほど有名な作曲家アルフレッド・ニューマンという人なのです。1901年生まれ、1970年で68歳で亡くなったのですが1932年から映画音楽の道に進んで200本以上の映画に音楽をつけて、なんとアカデミー賞作曲賞に45回もノミネートされて9回も受賞している大御所なのであります。そして、最初の仕事がチャップリンから依頼を受けた「街の灯」だったというのですから驚きです!!そして、そして、なんとなんと「スターウォーズ」のファンなら「スターウォーズ」の本編(「スターウォーズ」のテーマ曲が流れるよりも前)が始まる前になくてはならないファンファーレがあると思います。そうです映画が始まる際に必ず出てくる「20世紀フォックス」社の会社ロゴとあの荘厳なるファンファーレ、あのファンファーレこそアルフレッド・ニューマン氏が作曲した曲なのであります! 


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※アルフレッド・ニューマン氏作曲の「20世紀FOX社」の冒頭のロゴとファンファーレ  YouTubeからの映像になります!

アルフレッド・ニューマンの末の弟で、デヴィッドとトーマスからすると叔父に当たるのがライオネル・ニューマンです。彼もしっかりとした実力のある作曲家だったようで当時の超大スターであった「マリリン・モンロー」の出演作である「紳士は金髪がお好き」「帰らざる河」「恋をしましょう」などを手がけています。そしてそして、これからのハリウッド音楽を担っていく若手ニューマンもいるのでありますぞ。それがライオネルの孫、ジョーイ・ニューマン(76年生まれ)です。彼が作曲を担当した作品が以下の「チョコレートドーナツ」です。


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素晴らしい音楽ファミリーですよね。このような才能豊かな一族に生まれてみたいとは思ったりもするけれど「おそらく自分は落ちこぼれの部類に入ってしまうだろう」から、やはり自分は自分のままでいいのだと思ったりもしてしまうのです。

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