映画と健康/雑談で心ほぐし

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エキサイティング!この授業はフランス語の授業の筈でしょ?【笑談002】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

私の年齢なのですが、もうしばらくすると次の大台である還暦になってします。まあ、そんなわけで、世にいう「定年まじか世代」なわけですが、人生いろいろと経験だけはしてきています。さて、またしても何の役にも立たない、自分で自分を笑ってしまう失笑談をどどんとお送りします!「笑う」ことは「健康」に良いそうなので「恥を忍んで」自分自身が巻き起こした恥ずかしい失敗の数々を今後このブログにどんどん書いていってしまおうと思います。さて今日は、遥か昔、私が大学の3年生の時の「フランス語」の授業の時のお話しです。

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Venita ObverholsterによるPixabayからの画像

フランス語で「これは何ですか?」は何と言うか?答えは「Qu'est-ce que c'est? / ケス・ク・セ?」ですが、この発音が「お尻を連想しませんか?」とかそういう類のお話しではありません。大学一年の時にこれを習うと男子学生達は下を向いてクスクス笑っておりました。

さて、その頃の私ですが、母子家庭故、貧乏学生でしたのでアルバイトをしなければ生きていけない状況でした。で赤坂にある某有名ホテルでベルボーイのアルバイトをしながら学校に通っていました。バイト自体は学校の授業の後になりますので「夕方からその日の終電まで」か「夕方から翌日の朝まで」という2つのシフトのうち、その日の都合でどちらかを選んで働いていました。

今回の失敗が起こってしまったのは、とある日の午後の「フランス語」の授業の時でした。大学3年生だった私は恥ずかしいことに2年生の時の「フランス語」の授業の単位を落してしまったいたので、もう一年同じ授業を受けて単位を取らなければなりませんでした。つまり落第したので2年生の時のフランス語の授業の補講を受けて、ちゃんと単位を取り直す必要があったわけです。

私の学校は八王子方面にある学校だったのでバイトが終わるとすぐに赤坂から八王子を目指して電車に乗るという生活を繰り返しておりました。

その日はホテルのボーイの仕事を「朝の8時30分までのシフト」を選んでいました。またその日は運悪く仲間のバイトが休んでしまったので仮眠を取ることが出来ずに徹夜で朝まで働くことになってしまいました。よってかなり眠い状況で学校をめざすことになりました。

電車の中で眠りはしたもののまだ眠く学校に着くとフランス語の授業開始の1時まではまだ時間があったので、学校の食堂でランチを食べることにしました。いつも通りの具のないカレーライスという寂しいランチだったわけです。

ですが、あまりの眠さにランチを食べながら眠ってしまいました。「あっ」と思い、目を覚まして腕時計をみると何んともう1時10分になっていました。「しまった10分も遅刻だよ~」と思い慌てて食器を片付けて「フランス語」の授業の教室に走りだしました。

教室まで3,4分走りました。教室の前に着くと、もちろんすでに授業は始まっていて、我々が「ルビー」とあだ名をつけていた「寺尾聡」似の先生がフランス語を読んでいる声が聞こえてきました。走ってきたのでハァハァしながらも息を殺して、そっと教室に入るというよりも、開き直って教室の前方のドアを静かに開けて、先生の目を見て謝罪の意を込めて会釈をして、先生の前を通って全員の視線を浴びながら、前かがみになりながら、でも堂々と教室の中央へと入っていきました。そして教室の右側の後ろから2番目の席が誰も座っていなかったので、そこに行って静かに座ってカバンから教科書を取り出しました。まだ息のハァハァは治まらなかったのですが、先生が読み上げている場所を早くみつけだそうと必死になっていました。

教科書の中の先生が読み上げている場所を何とか見つけだしたのですが、その時、なんだか変だなぁと感じたのです。何かが違う。教室の中の空気というか、何かが。

いつもの教室だし、私を落第させたいつもの先生が目の前にいる、授業の内容もおかしくない。でも何かが違う、そういつもと違う。その時「まさか」と思い始めました。 フランス語の授業を落したので、自分はこの授業を受けている訳です。ですから、いつもの授業では私同様の落第生たちが教室の席を埋めているわけです。つまり、私の顔なじみがいつもいる中で授業を受けているわけです。ですが、その時は周りを見るとまったく知らない顔ばかり。これは一体どういうことなのか?一瞬ですがここは「パラレルワールド」かと思いました。そして「まさか」と思いながらも、私の後ろの席の二人の女子生徒に静かに囁くように尋ねてみました「これって特別の補修クラスですよね?」と。するとその女子生徒達は首を小さく横に振りながら「いいえ、正規の2年生の授業ですよ。」と答えてきました。「う~~~、これはするとなにか~」と心の中で叫んでしまいました。「おいら、授業の時間間違えてる~~」と思いました。そうです、私の授業はもう一時間あとのクラスだったのです。あまりにも眠くて自分の授業の時間を一時間間違えてしまっていたのです。「う~~、やってもぉた~~!」事態が納得出来た私は、静かに頷きながら、笑いだしそうになっている女子学生を手のひらで静止しながら教科書をカバンに静かに戻して、ゆっくりと頷きながら、静かに席を立つことにしました。そうして何ごともなかったかのように教室の中央を通り先生に会釈して、先生も会釈で返し、私はまた前方のドアを開けて小さく「お騒がせしました」といって出て行きました。すると私がドアを閉めた瞬間です、もう教室の中でドッカーンと割れんばかりの大爆笑が起こりました。私は居たたまれずにその場から走り去りました!まさに「エキサイティング!」まいった~!   

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