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【映画011】ジャック・ニコルソンの「最高の人生の見つけ方」余命宣告を受けたとしたら?

こんにちは「映画/健康雑談」の高岡です

このブログの【映画009】でブルース・ウィリスが主演した映画「キッド」は「人生100歳時代」を考えるきっかけとなる作品であるとご紹介しました。今日は人生の過ごし方を考えるきっかけになる作品としてジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した「最高の人生の見つけ方」(2007)ご紹介します!

 

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Mohamed HassanによるPixabayからの画像

病院を幾つも所有し10億ドルの資産を所有し4度の結婚をして今はシングル男性のエドワード・コール(ジャック・ニコルソン)と若い時に結婚をしたが為、大学を出て歴史学の教授になるという夢を捨て自動車の修理工を長年やってきたカーター・チェンバース(モーガン・フリーマン)はコールソンの所有する病院で同じ病室で入院生活を送ることになります。そして二人は時を同じくして医師から「余命は半年」と宣告されてしまいます。そして、二人は残された人生の中で、やり残したことをリストアップして、病院を抜け出して一つ一つ実行していきます。

※以下はYouTubeにある本作品の劇場公開時の予告編です!


www.youtube.com

コールが所有するプライベートジェットで世界中を飛び回りながらスカイダイビング、赤いマスダングに乗る、刺青を入れる、エジプトでプラミッドを観る、アフリカに行く、ホンコンに行くなどリストアップした人生でやり残した事を一つ一つ実行していきます。コールにはずっと会っていない娘さんがいると知ったカーターはコールに娘に会い和解してほしいと考えるようになります。しかし、コールはこの件になると声を荒げて聞く耳を持たず、すぐに怒りだす有り様。この件でコールとカーターは喧嘩別れをしてしまい、それぞれが夫々の家に戻ります。そんな中、カーターは再び倒れてしまい、そのまま帰らぬ人となってしまいます。カーターが亡くなる前に書いた手紙がコールの元に届くことになり・・・・。

監督は「恋人たちの予感」「スタンドバイミー」「最高の人生のはじめ方」等のロブ・ライナー。音楽はロブ・ライナー作品の常連さんであるマーク・シャイマンが担当。

「人生100歳時代」であると言われる今の時代であっても残念ながら病気になって志半ばで人生の幕を引かざるをえないケースがあることを教えてくれています。人間は誰でもいつかは死ぬことになります。映画の中であるアンケート調査」の話が出てきます。1000人の人を対象に「自分の死ぬ日を知りたいか?」それとも「知りたくないか??」という質問をするアンケートです。アンケートの結果は、94%の人が「知りたくない」という回答であり、残りの6%の人達が「知りたい」と回答しています。カーターは「死ぬ日が分かれば気分が解放されるだろうから知りたいという考えの持ち主であったと述べていますが、実際に医者から「余命宣告」を受けてしまうとその考えは正しいものではなかったと語っています。

この映画から学ぶ事は人によって違うかもしれないけれど「余命」の捉え方をとても考えさせられます。「死ぬまでしておくべきこと」それは単にやりたいことを実行する場合もあれば、残される家族・親類への配慮としてやっておくべき事を亡くなる前に処理しておくというケースもあるでしょう。私などは最近自分が「孤独死」する可能性があるかもしれないと思っているので、死後、人に迷惑をかけたくないので、余命宣告はされてはいませんが、自分なりに既に「終活」をスタートさせています。悲しいけれど大切なことですから!

この作品は非常に良質の作品だと言っていいでしょう。だからでしょう、2019年に犬童一心監督、吉永小百合さん、天海祐希さんで日本映画としてリメイクされています。

アメリカ版と全く違うラストシーン。私はこの邦画版のラストシーンがとても好きなんですねぇ!

私は個人的にこれから吉永さんと天海さん版の方をもう一度見直すことにします。

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