こんにちは「映画/健康雑談」の高岡です！
今、日本は梅雨の季節を迎えていますが、この梅雨が明けると今度は暑い暑い夏がやってきます。そしてまた「イヤ～な蚊やゴキブリといった害虫」たちもやって来たりしたりするのであります。
今日の【健康ブログ】は、昨年の私の「蚊取り対策」の失敗談を書かせて頂きます。どうぞお付き合いください。
私、熟年離婚をして、一人暮らしになってもう３年目に突入しているのですが、昨年の夏にやってしまった失敗談を「皆さんには同じようなことはしないで下さい」との思いを込めて書かせて頂きます。
私はどちらかというと「良い香り好き」ではあります。離婚して「母」の面倒を見るためにしばらくは「母」との二人暮らしだったのですが、コロナ前に「母」が入院して退院とともに「老人施設」の方に入り、「母」はずっとそちらで生活するようになったこともあり、私は現在一人で暮らしている次第です。
私の一人暮らしが始まるのと同タイミングで私の暮らしているマンションの下の階の部屋から３０代の女性が引っ越しで出ていき、その後に２０代の男性が入居してきました。「困ったなぁ」と思ったのは彼はベランダに出て結構頻繁にたばこをガンガン吸うタイプの男性だったからでして、日曜の午後などに窓を開けて心地よく私が昼寝などをしているとかなりの量の「たばこの煙り」が窓から入ってくるようになったのです。
それからは「臭い」というものに敏感になってしまい、部屋の中を何とか良い空気のままにしておきたいと思い色々な「芳香剤」を試すようになりました。芳香剤も用途や臭いの種類など、様々なものがある訳ですが、私が気になっているのは「たばこ」の臭いだったので、それ専用の「たばこの臭い」をよ～く吸収するタイプのものを買ってきていました。効き目の弱いタイプだと、入ってくるたばこの臭いを吸収せずに「たばこ」の臭いが部屋に残ってしまうので「芳香剤」と言えば、臭いが強くて「たばこ臭」をよ～く吸収してくれるタイプのものを見つけたので、以後はその商品を好んで買うようになりました。
去年の夏のはじめ。家の近くの風鈴の音色に気を許してしまい、不覚にも知らぬ間に一匹の「蚊」を部屋の中に侵入させてしまいました。そして、その日の晩、夜１時半をまわった辺りに寝ている私の耳元で例の嫌なブーンという音が聞こえてきました。そして、そいつを倒すために照明をつけて格闘すること４５分、なんとかその蚊を追い詰めて新聞紙で叩いて退治することに成功しました。「明日、殺虫剤を買ってこよう」と思い、ようやくその日は眠る事が出来ました。
次の日、さっそく仕事の合間をみてドラッグストアに行き、小さな缶の「蚊取り用スプレー」を購入しました。
購入してから数日後の金曜日の夜のこと。またしても夜の就寝前に部屋の中に「蚊」の進入を許してしまいました。「でも、今夜は大丈夫。『蚊取り用スプレー』があるんやで！」となぜか関西弁で息巻いて、その「蚊」を目がけてスプレーをブシュ～、ブシュ～ッっと何回も立て続けにかけてやりました。すると私の目の前を蚊が完全に弱って「ぐた～」っとなりながら落ちていくのが見えました。「やったで～。」とまたも東京出身の私は関西弁になり、命尽きていく「蚊」に向って「ほな、さよならやで！」と呟いていました。
其のスプレーには「芳香剤」にも似た微かな臭いがあるのですが、いつもの「たばこ用芳香剤」の臭いに比べると弱くて「なんや、このスプレーの臭い、弱いやん。」と思って、もう「蚊」はお陀仏しているのに部屋の中にスプレーを撒いておりました。こうしてその夜はすんなりと就寝に着くことが出来ました。
次の日の朝。土曜日で仕事はお休み。ゆっくりと朝遅くまで寝ておったのですが、朝、目覚めて立ち上がろうとしたら、もう大変なのです。目がくるくると回って「めまい」が酷くてまともに立ち上がることが出来ないのです。自分の身になにが起こったのだろうかと思いました。とにかくまともに立ち上がることが出来ないのです。
「まさか脳出血しているのか？」もしそうならば救急車を呼ばなくてはなりません。ただ「脳出血」の場合はテレビなどの情報では頭をバットで叩かれたかのような激しい痛みがあるとのことでしたが、その時は目は回ってはいるものの痛みはなかったのです。とりあえず、ふらふらしながら窓を開けて外の空気を入れて、水を大量に飲んで、ふとんにもう一度、寝て様子を見ることにしました。すると時間が経つにつれてだんだんと「めまい」が収まっていっったのです。そして、だんだんと普通に立てるようにと自分の身体が普通の状態に戻っていったのであります。
どうしてそんなめまいが起こったしまったのか、原因が分からないまま、数日間、過ごしておりました。
そして、ある日のこと、ふと部屋に置いてあった『蚊取り用スプレー』缶の「用法用量」の部分を読む気もなく読んでみたのです。すると「4.5～8畳あたり１回噴射する。１日１回で蚊であれば２４時間退治は可能。・・・」と書いてあるではありませんか。なんと１回の噴射の量で２４時間も「蚊」を退治できる殺傷能力のあるこのスプレー缶。めまいを起こす前の晩、私は一回どころかどれだけの回数を部屋中に撒き散らしていたことか。退治した後も、更に「芳香剤」と比べて「臭いが薄いやん」などと言って追加でスプレーを蒔いてしまい、そして、しっかりと窓を閉めてその部屋で寝てしまったわけですから「そりゃ、お前、自分に向けて殺虫剤を蒔いて寝てしまったのと同じじゃないやんけ！」と気づいてしまったのです。お～～、あの量なら確かに人間でも「ふらふら」になってしまうかもしれません。へたをしたら自分自身がこの世と「おさらばする」ことになってしまうところでした！って、もう！う～ん、いい歳をしたおっさんが何をしておるんやろう、まったく。本当に困ったもんです！！
皆さん、使用する前に「注意書」はちゃんと目を通しましょうね！そして、本当に「用法用量」はきちんと守りましょう！
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