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新生活:「慣れ」こそがこれからの人生の重要な術なのかも?!【雑談095】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です還暦+2です!

今の住いに引っ越しをしておよそ1年半が過ぎようとしています。引っ越ししてきた当初は、どの道がどこに通じていて、どの道をいけば一早くホームセンターに買い物に行けるのだろうかだとか?この道がスーパーに買い物に行く最短の道に違いないなどと考えながら自転車を走らせていたわけですが「自体がそれこそ未知」のものだったりして、自分の行きたい所に行くだけでもう四苦八苦していました!

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さすがに1年半も暮らしていると、行きたい所へはスムーズに行けるようになってきていますが、最近しみじみと感じていることがあります。それは「慣れる」ということの効果についてです。「慣れる」ということは凄いことなんだなぁと改めて感じているんです。

新居から最寄りの駅まで「自転車」で6分間「徒歩」で13分ほどかかります。住み始めて最初の3ケ月間は家から駅に行く際に自分の視界に入って来る町並みは「馴染み」がなく、すべてが新鮮というよりも、不明な町中にいるという感覚でした。一番分りやすい大きめの道を行ったり来たりして駅までの道を利用する日々が続いていました。今では「自転車」で6分間とスイスイ行けるのに、慣れていない頃の私はもっと時間がかかっていたように感じじましたし、距離自体も何だか駅までの距離もとても遠く感じていました。でも、この繰り返しが「慣れ」になり、知らず知らずの間に、いとも簡単に走りぬける道も分かるようになり、駅までもそんなに遠いとは感じなくなっているのです。そうなると今度は「抜け道」「近道」はないかと考えたりしはじめました。

 

仕事でも、生活上のあらゆることも、慣れるまでは大変だけれども、慣れてしまえば、あとは、いとも簡単に行けたり・行えるようになったりするものなんですねぇ!

 

まぁ当たり前の事ですが、この事から最初は馴染みのないことでも繰り返し行っていくうちに「馴染んできて」それが「慣れ」として自分の生活に定着してくるわけで、なんでも自分に馴染むまでが大変なのが分かりました。

 

ですが、最近はデジタル技術の進歩によって、自分の生活の中にすっかりと定着してしまっていた「生活習慣」が壊されてしまい、違うやり方を押し付けられてしまうような局面に出くわすことが多くなってきているようにも思います。

例えばスーパーマーケットやコンビニ。過去何十年とレジにはお店の人が立っていて、買い物カゴから商品を取り出してレジ打ちしてくれるのが当たり前になっていました。それが最近では「セルフ式」に切り替わり出していて自分でお金をレジに入金するようなスタイルに変わってきていますよね。

これに伴って、町中にある温泉施設などでも自動精算機でお会計をするようになってきていたりして70歳、80歳以上の方々はその機械の支払い方法が分からずに立ち往生してしまっていることもあったりするわけです。

 

これって思うに、そのシニアの方がどう考えるかで、今後生きるのが、楽になるのか、生きづらくなるのかが 別れていくのだと思います!

もしも、このシニアの方が「最近の世の中の変化には追いていけない」と最初から諦めて自分でその自動精算機の操作せずに係りの人に頼んですべてやってもらってしまう事を選ぶのか、あるいは最初は「分からないなぁ」と思いつつも、何とか自分自身でその自動精算機を操作して「やり方」を覚えようとチャレンジするのかで今後の生き方が変わってくると思うのです。「チャレンジし続けていくんだ」いう気持ちを持ち続けていくだけで自然と自動精算機のやり方をマスターするでしょうし、そうすると係の人に頼らずに自分でスムーズに支払いを済ませて帰宅の途につけるわけです。

 

70歳、80歳以上の方々は、えてしてコンピューターは苦手かもしれませんね。携帯電話と同様、コンピューターを使用する機会(Opportunity)が圧倒的に少ないがために使用出来ないだけかもしれません。ただ年配の方々は確かに記憶力は若い人に比べると落ちてしまっているから、接する機会をただ増やすだけでマスターするというのは、確かに難しいかもしれません。

 

もし、そのシニア以上の年配の方々が、まったくの初心者でコンピューターを使用する場合、メールの送受信だけならまだしも、WORD,Excel、パワーポイントといった使用するソフトの操作方法を今からマスターしなければならないとしたら「うわ~、コンピューターを使うのは、私にはムリだわ~~」という気持ちになるのは痛いほど分かります。

 

「コンピューターの学校」あるいは「日々コンピューターを触る環境にいる」にいれば、メール、WORD,Excel、パワーポイント、検索ソフトなどはおのずと身についてしまうのでしょうが、いずれにしても、やはり身に着けるようにチャレンジしていく気持ちが大切なわけです。

 

昨年の秋に私の母は89歳で他界しました。もう数年前から認知症を患っていましたので、いろいろな事をすぐに忘れてしまっていました。認知症が進行中に人に自動精算機「やり方」を覚えるようにチャレンジしていきましょうと強調するのはナンセンスのように思います。

 

ですが、認知症でもなく、健康で健全なる精神をお持ちのシニアの方々には、まだまだ人生を楽しんで頂ける余裕があるはずですから、色々なことにチャレンジする気持ちを持って頂き、今の時代の生活様式に「馴染んで慣れ親しんでいく」気持ちを強く持って日々過ごしていって頂きたいなぁと思うのであります!!