どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦です。
今は２０２２年９月４日の１９時です。暗くなった家の外では秋を迎えているのか「虫」がないております。今年の夏は暑い時は本当に暑かったですよねぇ～～。もう通勤の電車に乗り、勤務地まで歩いていくだけで「汗まみれ」になられた方も少なくないのではないでしょうか。
Jill WellingtionによるPixabayからの画像
夏本番だった頃のニュース番組では「新型コロナ情報」とともに「熱中症」への注意を促すコメントも例年にも増して数多く聞きましたよね～～。
「熱中症」と言えば、私一つ思い出すことがあるのです。確か中学生の時だったと思うのですが、バレーボール部に入っていた私は、８月の暑い夏休みのある日のこと、自宅のある「押上」から「京成曳舟」まで自転車で行って「京成曳舟駅」から一駅だけ電車に乗って隣の「荒川駅」（現在の『八広』）まで行って、荒川の土手に出かけていき、列車のガード下の大きくて太ッとい橋げたの壁に自前のバレーボールを打ち付けるという練習をしに行ったことがあります。そこにある列車の橋げたの下は日陰になっており、直接に太陽光線を浴びているわけではないので、運動していても問題はないないだろうと思っていたのですが、問題は、そこではなくて、当時はまだ「熱中症」という言葉はあまり知られておらず、対応策として「水を飲む」などということもまだ常識になっていませんでした。逆に運動選手は運動中は「水なんか飲むな！」という古い考えもまだ少し残っていたので、確か私も水を飲まずに運動していたと思います。１３時から１４時まで、一時間くらいバレーボールの壁打ちをしておりましたが、汗だらだらの状態となり「今日はもう十分に練習したから、もうやめよう」と思い、体を動かすのをストップしました。ストップした時は何ともなかったのですが、橋げたを離れて、家に帰ろうとして歩きだしたところ、頭がフラフラとして真っすぐに歩けなくなってきました。「う！これはまずい」と思い、少し歩けばコンビニのようなお店があるので、あそこまで行き、涼しい店の中にいけば、なんとかなるに違いないと思って、頑張ってそこまで行くことにしました。店内に入るなりカウンター内のお店の人に「すみません、申し訳ありませんが、少しだけここにいさせてください」と断りながら、店内のすみに座らせてもらいました。今から思い起こすと、あれは「熱中症」の脱水状態で、結構危ない状況だったと思います。お店で５分位座らせてもらっていたのに、立ち上がると頭がふらふらとして、真っすぐ立っていられないのです。ですから、心の中で「これは本当にまずい、これってかあさんが言っていた『脳天ほーわ色?状態』ってやつだ。」と思っていました。とにかく、お店の人から「出て行ってください」と言われるまで、涼しい店内で体を冷やそうと思いました。おそらく、この考えは当たっていたようで、それから１０分から１５分はお店の中にいさせてもらい、再び立ち上がることに挑戦してみると、今度は、何とか普通に立ち上がることが出来ました。こんな時は、アイスクリームや冷たい飲み物を摂取すべきだったのでしょうが、中学生の私は、その時の所持金は帰りの電車賃しか持ってもらず、それを使ってしまうと「家まで歩いて帰る」ことになってしまうのです。時間はまだ午後３時だったので、せっかく体が冷えて普通に戻ってきたのに「家まで歩いて帰る方」を選んだら、きっと途中で倒れてしまうだろうと思ったので「荒川駅」から「京成曳舟」まで電車で帰ることにお金を使うことにしました。コンビニのようなお店のスタッフに「お礼」を告げてお店を後にして「駅」へと向かいました。切符を買って改札口を入った時に気付いたのです。どうしてもっと早く気付かなかったでしょう？駅には「トイレ」というものがあることを！！「トイレ」があれば「手洗い場」があり「お水が出る」のです。そうです、私は「トイレ」に行き、蛇口に口をもっていき水を飲めるだけ飲んで、持っていたタオルをびしょびしょに濡らして首にかけました。
「 口に入り、広がる水のおいしいこと！！また首にかけた濡れたタオルの清涼感が、こんなにも体に気持ちのよいものだったなんて」
とほっとしている間もなく、電車がやって来てしまいました。私は、バレーボールを小脇にかかえて、トイレから小走りで出ると、やってきてドアが開いている状態の電車になんとか飛び乗りました。いや～～、昼間の３時の電車なので、そんなに混んではいませんでしたが、電車に乗っていた人たちが一斉に私のことをみました。白い半袖に緑色のジャージズボン、首にはびしょびしょに濡れたタオルを巻いて小脇にバレーボールを持った少年が一人ふらふらしながら電車に飛び込んできた訳ですから、それは否が応でも、そちらに目が行ってしまうでしょう。
でも、電車に乗っているのも「たった一駅」なので、私は荒川土手で物凄い練習を行ってきたんだぞぉ～感だけは漂わせておこうと思いました。まぁ中学生の考えることなんて、こんなもんです。
その後は、おかげさまで、何とか無事に家まで辿りつくことが出来ました。家に着くや、風呂場に行って水を浴びて体を十分に冷やしました。それから冷蔵庫にあった「麦茶」をがぶ飲みして、あとは「ばたんきゅう」となってしまい体を休めました。驚いた母が「どうしたの？」と問いかけてきたと思いますが何と返答したかはっきりとは記憶していません。とにかく、疲れていたものですから・・・。
その日の夜は、もうそれこそ死んだように寝てしまいました。その事があってから「夏の暑さ」対策は人一倍気をつけるようになりました！！
夏の「水分摂取」は大切です！「塩分」もちゃんと取ってくださいねぇ～～！ 来年、水分摂取・塩分摂取、忘れないようにしてくださいね～～～！！！
来年の夏前にこのブログを再掲出するようにした方がいいかもしれませんね！
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