映画と健康/雑談で心ほぐし

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【雑談007】宇宙の「デブリ問題」ご存じですか?「アストロスケール社」さんに期待しています!!

「映画/健康雑談」の高岡です!今日は我々日本人だけでなく人類全体が抱える宇宙にまつわる問題についてお話しさせて下さい!

熟年離婚してしまった私は最近自分で食事を作る事が多く、ついつい食べたいものを連続して作ってしまうことが度を越してしまい、一日に三食パスタを食べていたところみるみる体重が急上昇してしまい自分の身の上には「でぶる問題」が急浮上してしまいました。そんなことから本ブログの【健康002】でブラン入りのパンを食べるように心がけるようになっていることをお伝えいたしました。

私個人の「でぶる問題」に関しては、私が体重を落とすべく努力するかどうかにかかっているわけでして、体重がおちる効果的な方法が出てきた際には、このブログでちゃんと皆さんにご報告したいと思っております。

私の「でぶる問題」はさて置きまして、最近、強く意識している「デブリ問題」の方はこれからの宇宙時代、正に人類が、全世界がそれぞれの国を挙げて取り組んでいかなければならない重要な問題だと思っています。

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WikilmagesによるPixabayからの画像

「 デブリ (debris) 」とは「破片、ちり、ゴミ」という意味で、何が問題視されているのかというと、それは空の遥か上空「宇宙空間に今現在漂っているゴミ=デブリ」をどう処理していくのか?という問題なのです。そもそも「宇宙にゴミってあるの?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。

私はこのブログの【映画023】で宇宙が舞台の「ゼロ・グラビティ」という作品をご紹介しました。今回、今一度、この作品の予告編を以下にご用意していますので、どうかご覧になってみてください。

※以下、宇宙空間をくるくると浮遊するシーンがあり凝視し続けると目が回ってしまうかもしれませんので、注意しながら、ご覧ください。


www.youtube.com

上の映画「ゼロ・グラビティ」の予告編を見て頂いただけでも「宇宙に漂っているゴミ」というものがどのようなものか何となく、いえ、はっきりとお分かり頂けたと思います。

※以下は映画「ゼロ・グラビティ」のDVD内に収録されている特典映像である「ドキュメンタリー:スペースデブリの脅威」の中で語られている内容の要約になります。

人類が宇宙という領域に初めて出たのは1957年にロシアが人工衛星スプートニク1号打ち上げた時が始まりです。その後55年以上に渡り地上から宇宙へロケットが打ち上げられた回数は総計およそ4500回以上にもなっており、今人類の為に稼働している人工衛星は宇宙空間に1000機あります。

宇宙空間に人工衛星があり地球の周りを回ってくれているおかげで地上にいる我々人類は過去の人類が味わうことが出来なかった様々な事柄を享受すること出来るようになっています。「GPSを使って知人の居場所を把握出来たり」「広い範囲で天候の移り変わりを把握出来たり」「家にいながら地球上のさまざまな場所を見ることが出来たり」が可能になっています。しかもPCあるいはデジタルの携帯電話があればかなり手軽にこれらを楽しむことが出来てしまう訳です。

 しかしです。今や宇宙には数百万ものゴミがとり残されてしまっているのです。

今からざっと40年以上も前の1978年にドン・ケプラーというNASAの科学者がゴミ、あるいは人工衛星同士が衝突してしまうという危険性について最初にに気づきました。

低軌道上の衛星やロケットの残骸は時速約2万7000キロで移動しています。これは何と銃弾の10倍の速さに相当する物凄く速いスピードです。このスピードで地球の周りを周回しているわけですから、今後打ち上げるロケット・人工衛星と衝突などしてしまったら、その破壊力は凄まじく、それにより新しい「宇宙ゴミ」が生み出されてしまいます。

1980年代に宇宙事業関係者はガイドラインを設定しました。徐々にではありますが「宇宙ゴミ」を処理することへの意識が高まっていきます。しかし、方法はどうするのか?かなり莫大な費用がかかることだけは予想がついています。だからといってただ指をくわえてじっとしていられる時間的な余裕はもうありません。宇宙にはゴミがありそれを取り除かなければならない状態にあることを「ケプラーシンドローム」と言うのだそうです。

 

そして、何と驚いたことに、この日本に「宇宙ゴミ」を除去するという問題に真っ向から立ち向かっている会社が墨田区は錦糸町にあるのであります。その名は(株)アストロスケールホールディングスといい、彼らのホームページアドレスと事業内容の説明文は以下のようになっています。

ホームページ:https://astroscale.com/about-astroscale/about/

【事情内容】

「宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスの開発に取り組む。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、今後打ち上がる人工衛星が寿命を迎えたり恒久故障の際に除去を行うEOLサービスや、既存デブリを除去する為のADRサービス、延命措置や宇宙空間上での宇宙状況把握(SSA)、軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進める。」 

今の私にはちょっと理解出来ない単語も並んでいますが、「宇宙ゴミの除去」を推し進めようとしている会社だということは分かります。墨田区錦糸町にそのような会社があるということはとても心強いですし心から応援したいと思います。またELSA-dの打上げ、軌道投入の成功、本当におめでとうございます!岡田CEOとスタッフの皆さん、頑張ってください!今後のご活躍を心から応援しております!!

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