映画と健康雑談で心ほぐし

「映画」の話題をメインに「健康」「雑談」に関するブログをお届けします!もし気に入って頂けましたら右と下にあります「読者になる」のどちらかのボタンを押して頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!

【映画023】「ゼロ・グラビティ」コロナ禍、宇宙空間に行けたら行く?or やはり家にいる方を選ぶ? 

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

宇宙から見た地球は青く美しい。実際に宇宙に行ったことがある人達は「その美しさは言葉では言い表せないほどの『美しさ』なのだ。」と皆さん仰っています。でも宇宙空間には漆黒の闇が広がり、そこには「空気」もなければ「気圧」「音」「食料」などがまったく無いわけですから地球で前もってしっかりと準備していかなければ「命が存在しえなくなる」、本当はとても「過酷で困難な空間」なわけであります。それなのにどうして人は「宇宙」に憧れてしまうのでしょうか?!

 

f:id:TakTakaoka:20210509164906j:plain

WikiImagesによるPixabayからの画像 イメージ画となります

 最近「宇宙」に関する映画が多いと思っているのは私だけでしょうか?このブログでは【映画003】でマット・デーモン主演の「オデッセイ」をご紹介しました。あの作品は火星に一人取り残された宇宙飛行士が地球に戻ってくることが出来るのかどうか「究極のひとりぼっち」状態からの帰還劇であるとご紹介しました。今日ご紹介する作品も「宇宙」が舞台で別の角度から宇宙空間での「究極のひとりぼっち」になってしまう状況を描いています。今日ご紹介するのはアルフォンソ・キュアロンが監督し、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが出演した「ゼロ・グラビティ」(2013) です!

 【あらすぎ・あらすじ】

メディカル・エンジニアであるライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)と、地球の上空60万メートルの無重力空間<ゼロ・グラビティ>で、データ通信システムの故障の原因を探っていました。その時、彼らのもとに宇宙の別の場所で発生した衝突事故による人工衛星の破片(スペース・デブリ)が発生し、彼らのいる方向へ猛烈な速さで迫っているという情報が入ります。連鎖反応で衛星が次々と破壊され、様々なシステムが壊滅し、ヒューストンとの通信も途絶えてしまいます。国際宇宙ステーションの間近までなんとか辿り着いたふたりは、ソユーズの機体が損傷していることに気付きます。これでは地球まで帰還するのは無理と判断したふたりはソユーズの近く(とはいえ、かなり離れている場所)に中国の宇宙(無人)ステーションがあることから、そこにいきそこから地球への生還をめざすことになります。酸素の減少、宇宙ゴミ・デブリとの闘い。果たしてふたりは生きて地球へ帰り、再びその足で大地を踏むことができるのか──?

  ※以下はアメリカ版予告編(YouTubeより)


www.youtube.com

この映画は 絶対的・究極的な困難に立ち向かう二人の宇宙飛行士が絶望の淵から如何にして生還しようと試みるかを描いているノンフィクション作品です。(実話を元に作られているわけではないので・・)しかも重力のない世界での人の動きの有り様もしっかりと描いています。宇宙で生き抜こうとする人達の困難に立ち向かう姿勢に感動するとともに、宇宙というものを映像として描いているその映像美と本当に宇宙にいるかのように感じさせてくれる「その視覚効果技術」に非常に感銘を受けました。またスタッフの総力を結集して「創り出された究極の映像」に脱帽いたしました。

この映像を創り出してくれたプロの方々の努力とその意識の高さに心の底から拍手を贈りたいと思います。

自分は、生存中におそらく「宇宙」には行くことは出来ないでしょう。そんな訳で、 この映像を映画館で観る事が出来て本当に良かったと思います。ただただ「感謝」の一言に尽きます。本当にありがとうございました。

2014年に行われた第86回アカデミー賞では10部門でノミネートされて7部門(作品賞、主演女優賞、監督賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、美術賞、編集賞、視覚効果賞)での受賞を果たしています。

この年の作品賞はブラッド・ピットもプロデューサーの一人であった「それでも夜は明ける」が受賞し主演女優賞はケイト・ブランシェットが「ブルージャスミン」の演技で受賞しました。

USA TODAY紙のClaudia Puigさんは「息詰まるほど圧巻の傑作」と称賛しています。この言葉通り、これは素晴らしい映像作品であり、我々のシニア世代にはこどものころ「憧れていた宇宙」はやはりとても美しいのだが、如何にの厳しい空間であるのかも見せつけてくれています。

21世紀、これからの時代は更に宇宙との関わりが増えていくでしょう。この作品は若い人達に「宇宙が抱えている問題」をしっかりと提起しています。是非とも見ておいて頂きたい一作であります。

takamitsu3.hatenadiary.jp

 ※ブログ村「ランキング投票」に参加しています。PC版、ipad版ですと、このブログの右の欄に「おすすめ映画」という印があると思います。スマホでお読みは方はこの記事の下へ画面をスクロールすると「おすすめ映画」という「ボタン」がありますので、それをポチポチとクリックしてください。あなたの一押しがこのブログを続ける「励み」になりますので!よろしくお願いいたします!