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【映画028】「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「ピッピ」「ロッタちゃん」に共通する点は「な~に」?

どうも「映画と健康雑談」の高岡です!

ブログ【映画016】で「遠い空の向こうに」という映画をご紹介しました。これはアメリカのとある高校生が1957年にロシアが打ち上げたスプートニク1号・人工衛星に魅せられて、後にNASAのエンジニアにまでなったという実話が映画化されたものでした。今日は「ライカ犬」を乗せて打ち上げられたスプートニク2号にまつわるこどもが主人公の映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」その他こどもたちが主人公の作品についてちょっとだけ話しをさせてください。そう言っておきながら長くなりそうな予感がしています。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

【映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」あらすぎ&あらすじ】

12歳のイングマルは、いじめっ子の兄と病気がちなママ、そして愛犬シッカンと暮らしている。パパは南洋の海に行ったきり。夏になってママの病状が悪化すると、兄は祖母の家、そしてイングマルはグンネル叔父さんの家に預けられることに。大きなガラス工場ののある小さな村で、都会では出会えないさまざまな人と出会うが、村のガキ大将サガが女の子と知りびっくり仰天!

幼い主人公イングマルは、父が南に行くと言って家を出てしまい母と兄の3人暮らし。そんな中、病気で母を亡くしてしまいます。両親ともに失った彼はそれから叔父の家で過ごすことになります。両親がいなくて寂しい人生かもしれないけれど、でも「行きたくもないのに宇宙にいく訓練をさせられて、勝手にロケットに乗せられて、そして人工衛星の中で地球のまわりをぐるぐると回って、食料が尽きてしまい、その後は全人類の進歩の為に宇宙で餓死するしかなかったライカ犬に比べたら自分の方が何倍もましに違いないのだ。」ということを表わしているのが、映画の冒頭でイングマルが言う「ぼくは運がいいほうだと思うようにしよう!」と言う言葉なのです。

私も4つで母子家庭になり「どうして自分には父親がいなくなってしまったのだろう」「なぜいないのだろう」と思いつつ暮らす日々が確かにあったと記憶します。もしもそんな時に、人工衛星「スプートニク2号」に乗せられた「ライカ犬」の話しを聞かされたとしたら主人公イングマル同様、自分は「まだ恵まれている」と思ったに違いありません。

 親がいなくて恵まれない少年、イングマル君のお話しなのですが、でもこのイングマル君、何故か女のコに持てるのです。これだけ女のコに気に入られるってある意味幸せなことだと思います。幼い少年の日に女の子たちにまったく相手にされない少年なんて、この世の中ざらにいるのですから。映画の冒頭で「ライカ犬に比べたら僕は運がいいほうだと思うようにしよう!」などと言っているからもっと悲惨で救いようのない少年時代を過ごしているのかと思ったら、意外とおませ(早熟)でクスっと笑えるシーンがあったりして、ほんわかとした優しいぬくもりのある映画だったりしたから万人受けしてヒットしたわけですね、きっと!

私の記憶に残る「こどもが主人公」の映画として、直ぐにあと2つの映画タイトルが出てきます。一つは「長くつ下のピッピ」であり、もう一つは「ロッタちゃん」という作品です。二つとも元気な女の子が主人公の映画です。

今の10代、20代の人達からは「その子たち誰?」と言われてしまいそうだけれども。

長くつ下のピッピ」も「ロッタちゃん」もスウェーデンの童話作家、アストリッド・リンドグレンが書いた童話を映画化したものです。彼女の童話が原作となって映像化されたものは他にもあって「やかまし村のこどもたち」や「さすらいの孤児ラスムス」も彼女リンドグレンの作品です。

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を含めて、これら3つの共通点は何かといったら、その答えは「簡単」です。 「スウェーデン」なのであります。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」自体スウェーデンの映画ですし、もちろん監督のラッセ・ハルストレム氏もスウェーデン出身の映画監督さんなのであります。(次号へ続きます!)

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