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「ゴジラvsコング」の続編!何なんだ今度の敵は!!【ネタバレ注意】【映画158】

どうも「映画/健康雑談」高岡です!還暦+2です!!

「ゴジラvsコング」を2021年に観た時、その年鑑賞した特撮映画作品の中で "the Best of the Best" であるとブログに書きました。もう3年も前になるんですね。その続編が今年公開された訳ですが・・。

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Sabine Langeによるpixabayからの画像

 前作を見た知り合いのうちの一人が「最低のゴジラ映画だった」という感想を吐いていました。「あんな地下世界の存在はあり得ない」だから物語が成立しえないと言って憤慨していましたねぇ。

彼が言わんとするところは理解出来ないわけではありません。でも、現実の世界で存在しえないから「嘘っぱち」だから映画として認めないのであれば、今のところタイムマシンは空想上の産物なわけでして、だけれども世界中の人が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を映画として楽しんでいたりするわけです。

まあ、考えてみると事実を元にしたドキュメンタリー映画でない限り、映画作品というものは小粒であれ、超大作であれ、少なからず、台本があり、その台本に沿って役者が演技をするという点では「創作物」であり、やはり監督の演出によって作り出された「空想上の産物」であることには違いないわけです。

 

子どもの頃、私は自分の仲間達と夢中になって「ゴジラ」映画を観ていました。昔はテレビでやっているアニメ数本と編集された「ゴジラ映画」を一挙に楽しめる「東宝チャンピオンまつり」というイベント上映があって、学校の友だち達や近所の仲間とツレだって下町の浅草や錦糸町、あるいは亀戸の映画館によく出かけていっていたものです。

 

この「東宝チャンピオンまつり」というイベント上映の影響からなのかゴジラそのものが「恐い存在の怪獣」という設定から、自分達人間を悪い怪獣たちから守ってくれる「地上の超神的守護神」のような存在になっていってしまいました。そのうち「ゴジラのこども」という設定の「ミニラ」なる怪獣が出てきたり、ゴジラがアンギラスとト書きで会話するようなシーンが作られてしまったり、もはや完全に子供向けの漫画チックな映画になっていってしまったのです。

 

私は今や還暦を越えている「ふつうのオヤジ」です。それでも、こどもの頃からずっと、我ら日本の子供たちを熱狂させているゴジラというキャラクターをどうしてはハリウッドは映画にしないのだろうとずっとずっと思い続けていました。


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そして、21世紀の今では、その「ゴジラ」もハリウッドで映画化が普通にされるタイトルへと成長してきたわけです。そして、今年公開された「ゴジラvsコング 新たなる帝国」を観て感じたことは、私が子供の頃、日本で行われた「恐い存在の怪獣」という設定から人類を守ってくれる「地上の超神的守護神」へとイメージチェンジを図かったように「ゴジラvsコング 新たなる帝国」の中でイメージチェンジをしているように感じてしまいました。今テレビなどで見かける宣伝映像の中に「ゴジラ、寝る」というのがあるのですが、新作の劇中、確かに「ゴジラ」が寝ているシーンが出てきます。それはまるで自分達の飼っている犬あるいはネコが自分達の家の犬小屋やネコの寝床に帰ってきているかのような描き方をしているのです。

 

これは製作陣の何かしら今後のシリーズを作る上での布石だったりするのかと勘ぐったりしております!!

 

正直、今回の新作を観終わった際「なんだ、この敵キャラは!」と少し憤慨していたところもあるのですが「映画」というものは、基本「空想の産物」なのだと考えると現実的にどうのと考えるよりも「出来上がったものを素直に楽しもう!」という気持ちに今はなっているので、きっと、また近いうちに本作をもう一度(いや何度も)見てしまうのだろうなぁと思っております!!