どうも「映画/健康雑談」の高岡です！還暦です！
生きていると、想像もしていなかったことが起こったり、耳にしたりする今日この頃であります。シルベスター・スタローンが自ら脚本を書き、監督を務めて、そして自らが主演をして１９８６年に日本でも公開されて大ヒットとなった「ロッキー４」ですが、対戦相手がロシアのボクサーだったこともあり、２０２２年の今、スタローン自身が、当時の内容に違和感を覚えて再編集とシーンの追加と差し替えを行い「ロッキーVSドラゴ」という新しいバージョンに作り変えて、劇場公開されることになり、すでに日本でも８月１９日から劇場公開されています。
Sabine Langeによるpixabayからの画像
旧作のリバイバル公開ということで、私の暮らす埼玉県では公開劇場も絞られており、家の近くのシネコンでの上映がなかったので、ちょっとばかり電車に揺られて、隣町の映画館まで行って、なんとか「ロッキーVSドラゴ」を鑑賞することが出来ました。
９月11日、日曜日の朝１１時５０分からの回で、この回を見逃すと後は夜の９時１０分まで上映がないというタイムスケジュールだったので、日曜日の朝から気合いを入れて映画館に行きました。私は大のスタローン/ロッキーファンなので映画館が多少遠くても電車に揺られて見に行くのは全然苦ではありませんが「もはや『ロッキー』の人気などはないに等しいのではないか？埼玉の片田舎のシネコン、しかも日曜日のお昼の上映なのでガラガラに違いない」とたかをくくっておりました。なんのなんの、私の予想とはうらはらに結構劇場に足を運んでくれるロッキーのファンは多くて、正直びっくりしてしまいました。スタローンは出来れば「若い人たち」に見てほしいと思っていたに違いありませんが、そこは、やはりと言うべきなのか、その日の客層はやはり５５歳以上の方々がほとんどでした。でも「ロッキー」の闘いぶりを観たいと思ってくれている仲間がこんなにもいてくれると思ったら、なんだかとても力強いものを感じて、嬉しくなりました。
映画を観に行く前に家でスタローンがどうして新しく編集した修正版の「ロッキー４」を公開しようと思ったのかを語っている映像をネットで見たのですが、２０２２年の今、ロシアがウクライナに侵攻しているという現実を見るにつけ、スタローンも色々と思うところがあったのでしょう。私はスタローンが修正したバージョンを細かく批評したり感想を述べるつもりはありません。
この時代に、また大画面で「ロッキー４：ロッキーＶＳドラゴ」を観ることが出来るなんて「映画ロッキーのファン」にとっては、突然の「僥倖（ぎょうこう）」を深く静かに味わうだけでございます。
スタローンは現在７６歳。最近のネット情報では２５年間連れ添ったモデル出身の３番目の妻・ジェニファー・フレイヴィンと離婚する方向なのだそうだ。またどうも「ロッキー」シリーズの著作権のことで問題を抱えているようにも見受けられます。「ロッキー」という物語はスタローンが脚本を書いて、自らが主演してアカデミー賞に輝いた名作なわけで、誰がみても、その著作権はスタローンにあるのは明白なのだけれども、その脚本を映画化するに際してはロバート・チャートフとアーウィン・ウィンクラーという二人のプロデューサーの「尽力」がなければ「映画」が製作されなかったということも事実であります。「ロッキー」に関してはスタローンとしては「若き日のロッキー」のドラマを創りたいようですが、ロバート・チャートフの息子たちは「ドラゴ」のテレビドラマを企画しているという話しもあり、スタローンとしてはクリアにすべき事が幾つもあるようなのです。
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以下がYouTubeに上がっているスタローンのインタビューなのですが、このインタビューの中でスタローンが「アポロ・クリード」の描き方について言及している箇所があるのですが、そこは本当に興味深いことを言っています。以下のインタビューは９分間あります。少し長いので映画「ロッキーＶＳドラゴ」を劇場でご覧いただいた後にじっくりと観て頂いた方がいい？かもしれません。私は見てから行ってしまいましたが・・・。
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今回、映画館で「ロッキー４：ロッキーＶＳドラゴ」を観ていて、やはり「アポロ」を演じたカール・ウェザースという俳優は「なんといい役者であり、イイ声の持ち主なのだろう」と唸ってしまいました。「アポロ」のイメージが強いからなのか、その他の映画ではあまり「役」には恵まれていないように思いますが・・・。時の流れるのは早いものですねぇ～～～。
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今回「ロッキー４」がみごとスクリーンに甦ったわけですが、おそらく無理を承知でお願いしたいのですが、もしももしも可能であればシルベスター・スタローンが最初に監督した「パラダイス・アレイ」という作品をスクリーンに甦らせてほしいのであります。スタローン自身が主題歌を唄っていたりするのですよ。今では信じられませんよね。これがなかなか良い映画なのですよ。ほとんどヒットしませんでした、残念ながら、でも私は大好きなのです！！もしも、この映画のことをご存知で「観たことがあり、好きな部類の映画」だという方、よろしければ「コメント」をお寄せください。よろしくお願いしま～～す！！
※以下はYouTubeに上がっている「パラダイス・アレイ」のオリジナル予告編です。
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