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【雑談062】ブラボー長友佑都選手の書籍「上昇思考」を読みました!! 

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+1です。

いや~~、クロアチアにPKで敗れてはしまいましたが、ドイツ、スペインという強豪チームを予選リーグで撃破出来たこと、これこそが夢のようなことであります!確かにベスト8に進んでは欲しかったのですが、でも十分に新しい風景を見させてもらったと思っています。

全日本サッカー代表選手の皆さん!長友佑都選手!本当にお疲れさまでした。そして、素敵な夢を見させてくれて、本当に感謝しかありません。心からお礼を申し上げる次第です!!

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長友選手は今回で4回目のワールドカップ出場だったわけですが、2010年から日本代表のメンバーであり続けているという経験は、初めてワールドカップの試合に出るという若い世代の選手にとって数多くの経験をしてきた先輩が近くにいるというのは頼もしかったでしょうし、彼らに安心感を与えることも出来たのではないでしょうか。

今回のワールドカップ中に長友選手の書籍である「上昇思考  幸せを感じるために大切なこと」(角川書店刊)を読んでいたのですが、この本の前に出版された「日本男児」の内容とはがらっと違っていて、海外に挑戦しインテルに所属していた時代の仲間たちのことや彼らから受けた影響や「心のトレーニング」で落ち込まないように常にポジティブでいられるようにしている事などを細かく綴ってくれているので、自分の知らない海外の選手のことをもっと知りたいと思いましたし、プロのサッカー選手であるために必要なことが数多く書かれていてとてもためになりました。「なりたい自分」を常に追い求めてきた長友選手の生い立ちと「努力することは当たり前」といった心情がどんなに苦しい状況にあっても耐えに耐えて屈強な体を作り上げ、そして様々な恩師や色々な方々の助言に素直に耳を傾け、それらをしっかりと吸収してきたからこそプロのサッカー選手になれており、常に第一線で活躍し続けていられる理由が分かった気がします。この本の中で一貫して彼は「人への感謝」を述べています。如何に自分がサッカーがうまかったとしても、

以下は長友選手がこの本の中で述べていることです!

  • サッカーは一人ではできない!
  • チームメイトはもちろんのこと、相手チームが目の前にいるからこそ試合が出来る!
  • ホペイロ(用具係)の人たちよ「ありがとう」!
  • 感謝の心をもてずに自分の不運を嘆いているようでは、いい出会いも巡ってこなくなり、チャンスも掴めなくなる!

さまざまな人たちの支えがあってこそ、サッカー場という場所でサッカーが出来るのだということを、この本の中で再三再四述べています。

「感謝の心」

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またサッカーの選手は、コミュニケーション能力が大切だとも述べています。特に海外に出た時、より一層「コミュニケーション」することに意識を払う必要があるとも書いています。この点において日本人は「物おじ」しがちなので、どうしても前に出られずに後ろでもじもじとしてしまいがちです。

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この本の最後の章は「一度きりの人生だからこそチャレンジしたい」となっています。ここで書かれていた内容は、そのすべてが私の「夢を達成する」為の考え方と同じだったので、自分自身も若い後輩たちと話しをする時に自信をもって話しが出来ると思いました。

この本が出版されたのが2012年なので今から10年前のことです。2012年のこの時点で、以下のような記述がこの章の中にあります。以下にその部分を抜粋させて頂きます。

「『いまこのとき』を大切にして、できることを積み重ねていけば、必ず夢の実現へと近づいていける。逆にいえば、その積み重ねなしでは、夢に近づくことは絶対にできない。『今日一日を大切に過ごすこと』ができなければ、2年後、6年後、10年後のワールドカップで活躍するといった先の目標が叶えられるはずがない。

この本が出版された2012年は、2010年にワールドカップ・南アフリカ共和国で開催された年の2年後です。

そして、  

 2年後 ワールドカップ・ブラジル大会

 6年後 ワールドカップ・ロシア大会

10年後 ワールドカップ・カタール大会 

が開催されました。この本に記されていた長友選手の目標は叶えられたのではないでしょうか?!どうですか、日本の皆さん?