映画と健康/雑談で心ほぐし

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【心に訴える言葉】ゲーテの言葉【02】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+1です。

前回、井上靖氏の言葉の中に「努力」というワードがありましたので、今回も「努力」というワードが入っている先人の言葉をみてみることにしましょう。

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           aalmeidahによるPixabayからの画像

言葉をご紹介する前に「努力」とはどういうものなのか?昔、誰かが「俗なこと」と言いながら「女の又(また)と書くと、男は自然と力が入る」などと言っていましたが、この説はまったくもって違っているようで、そもそもこの「又」は「右手」を指していたそうで「右手で女性をつかまえてしまう」ということを意味しており「奴隷にしてしまう」という意味もあり「奴隷に力仕事をさせること」「努力」のオリジナルの意味のようなのです。長い間、まったくそんな説に触れたことはありませんでした。今回、ブログを書く為に調べていたら、この説を知りびっくりです。

「目的・目標の為にひたすらに力を注いで、目的達成のために励んでいく」という意味合いからは離れていたんですね。ただこのブログでは、今や定着している「目的達成のために力をそそぎ励んでいく」方の意味合いで考えていきたいと思います。

 

最善の努力をしてみよう。

その結果は努力をしないよりも、

はるかに良い成果が得られるはずだ。

これはヨハン・ゲーテの言葉です。ゲーテは18世紀~19世紀にかけてドイツで活躍した作家であり、政治家でもあります。この言葉を素直に聞くと「なるほど!そうだよなぁ」とは思うのですが、でも考えてみると、極々当たり前のことを言っているだけにも思えます。

最善の努力をしてみよう。

ゲーテはここで「最善の」という言葉で「努力」を飾っています。敢えて「最善の」という言葉を使っているということは、ゲーテは彼の頭の中では「普通」「最善」「最悪」といったように「努力」という言葉には段階があると考えているのでしょうね。私はこどもの頃から単純だったので「努力」とは一生懸命に自分の力を最大限に注ぐ時に使う言葉だとばかり思っていました。ですからゲーテがここで言っている「最善の努力」という言葉自体が良く理解出来ません。

 

結果が伴わない場合の「努力」は「無駄な努力」といいますよね。力いっぱいに精力を傾けて取り組んではみたものの期待とは裏腹な結果になってしまう。残念としか言いようがない状況。

その結果は努力をしないよりも、

はるかに良い成果が得られるはずだ。

なんだか当たり前のことを言っていると思うのですが。。

 

「何かをやりたい・したい」と思った時、自分なりに目標を設定して、それに向って最大限に頑張るという気持ちで取り組んでいる時は「努力」している時になるのでしょうから、この内容って、中学なり高校の担任の先生から日々言われているように思うのだけれど、ゲーテが有名人だから言葉として残っているのでしょうか?

 

だから人は有名人になりたいと思うのでしょうか?!