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若い皆さんへ「スターウォーズ」にみる「生きている」ということは「待つ」という事!!【加齢018】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。還暦+2です。

最近、Amazon Musicでよく音楽を聴いているのですが、久しぶりに歴代の「STAR WARS」の壮大な曲を何曲も聞いていていたら思い出したことがあるので、今日は、それを書かせてもらいます!

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           aalmeidahによるPixabayからの画像

今の大学3年生ってだいたいが20歳あるいは21歳あたりなのかな?ということは2000年初頭に皆さん、この世の中に誕生してきているということですよね。例えば、小学校の3年生、約8歳だとおおよその世の中の動きって分かりだしてきた年齢だとすると2008年以降の出来事だと記憶にあったりするでしょうか。

 

では、2008年を意識しつつ、ちょっと映画「スター・ウォーズ」シリーズが公開された年を整理していってみましょう!

 

1978年 エピソード4 / 新たなる希望

1980年 エピソード5 / 帝国の逆襲 日米ほぼ同時

1983年 エピソード6 / ジェダイの帰還 

 

「最初の3部作」は、還暦+2の私が当時、高校生、大学生だったわけですから、今・大学生のみなさんは、まだ誕生していませんね。もしかしたら、みなさんのお父さん・お母さん世代もまだ生まれていないかもしれませんね。

 

最初の「スター・ウォーズ」が公開される前、ジョージ・ルーカスは、試写会などでの反応が良くなく、失敗作になる可能性が高いと思い、失意の気持ちを持って、公開前にハワイに行きました。そこで旧友のスティーブン・スピルバーグと話す機会があり、そこで「007」のような観る人達がワクワクどきどきするような作品を撮りたいと話しをしたのだそうです。その時の話が「インディ・ジョーンズ」の誕生へと繋がっていきます。

 

「最初の3部作」をリアルタイムで観てきている我々シニア世代ですが、最初に「スター・ウォーズ」を観た時、この物語は「全9話」の中の「エピソード4」にあたるということなどは知らずにみんな映画を観ていたと思います。

 

日本で「スター・ウォーズ(エピソード4)」が、公開されたのは1978年です。今から46年も前のことです。この頃、世の中(一般的)には「インターネット」なるものは影も形もありませんでした。今やPCの電源をオンにしてWiFiに繋がてしまえば、インターネット上にあるあらゆる情報にアクセス出来ますし、さまざまなニュースに触れることが出来ますし、メールなり、SNSを使用すれば、自分が思っていることを瞬時に世界に投げかけることが可能な時代となっています。

 

このインターネットの下地が世界・世の中に広まり始めたのは1990年代ですから、人類がインターネットというツールを手にした世界というのは、まだ30年そこそこといったところなのです。

 

生まれた時からインターネットがある環境の中で育った若い人たちにとっては、この環境こそが「世界」なのでしょうが、この世の中というのは存在してまだ30年ちょっとでしかないのです。30数年前『情報』は瞬時にリサーチで手に出来る世の中ではなかったということを、今の若い人たちには認識しておいてほしいと思います!

 

エピソード4~6 でルーク・レイア・ハンソロたちが活躍する時代の3部作を完成させたルーカスは、ある時期、次の3部作として「4~6」の未来の時代を描くのか、それとも、その前の時代を描くことによって かを描くべきなのか問うていました。

 

そして、ルーカスは、この「スター・ウォーズ / エピソード1~3」では、 若きアナキン・スカイウォーカーが、師となるやはり若き日のオビワン・ケノービとの関係を通して、如何にしてダークサイドに堕ちてしまい、そして、ダース・ベイダ―になっていってしまったのかを描くことになっていきます!

 

1999年 エピソード1 / ファントム・メナス 

2002年 エピソード2 / クローンの攻撃

2005年 エピソード3 /    シスの復讐

 

そして、エピソード3 / ファントム・メナス が劇場公開されたのが2005年なわけですから「スター・ウォーズ」の「エピソード1~エピソード6」までの物語が一気観が可能になるのは、2005年まで待たなければならなかったということになります。1977年に日本で「エピソード4」を観た観客は「6作品」すべてを鑑賞出来るようになるのに28年間もかかっているのです。

 

今の大学生が8歳だった頃が2008年だったとすると、「スター・ウォーズ / エピソード1~エピソード6」は6本続けて一気に「スター・ウォーズ」を鑑賞出来るということになりますね。

 

そして、それ以降のルーク、レイア、ハン・ソロの次の世代の若者達が活躍する時代を描くことになる3部作から今のシニアの世代と横並びになって「スター・ウォーズ」の「エピソード7~9」の公開を待つことになります。

 

2015年 エピソード7 / フォースの覚醒

2017年 エピソード8 / 最後のジェダイ

2019年 エピソード9/  スカイウォーカーの夜明け

 

「スター・ウォーズ」「エピソード1~エピソード9」までの物語の一気観が可能になるのは2019年ということになります。

 

日本の映画ファンで1978年の最初の「エピソード4」をリアルタイムで鑑賞した世代からすると一気に「スター・ウォーズ SAGA」の9本の映画を観るのに1977年から2019年までの42年間もの間、この物語の完成を待ち続けていたわけですが、仮に2008年で小学生で「スターウォーズ」を見始めたとしてもシリーズの完結が2019年だとすると、その小学生も11年間は、シリーズの完結をまっていたことになります。

 

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ここで、私が「スター・ウォーズ」を初めて観ることになった1978年辺りのことをお話しさせて頂きましょう。以下の3部作を観たのは高校生、大学生の時でしたね~。

 

1978年 エピソード4 / 新たなる希望

1980年 エピソード5 / 帝国の逆襲 日米ほぼ同時

1983年 エピソード6 / ジェダイの帰還 

 

インターネットがまったくなかったこの時代、我々映画ファンは、映画の新作情報は、テレビ・ラジオの情報番組、スポーツ新聞、映画雑誌、週刊誌などから情報を得ていました。

 

1977年の5月にアメリカで「スター・ウォーズ」なる映画が公開になりました。それは「遠い遠い過去のとある銀河でのお話し」ということで宇宙を舞台にした今迄にないタイプの冒険映画の登場だということでした。ルーカスは公開当初、この作品は自分の失敗作になるだろうと思っていたようです。そのルーカスの予想とは意に反して、この物語はあれよあれよという間に大ヒット作品となりアカデミー賞でも10部門でノミネートを受けるほどの映画になってしまうのです。

 

「エピソード4」が公開された1977年はインターネットのない時代でしたので、

 

「アメリカで『スター・ウォーズ』という宇宙が舞台の戦争映画が大ヒットしているらしい。」

 

いう噂だけは聞こえてくるのですが、果たして、どういう映画なのか? その全様というか、詳しい情報が、全然日本に入ってこなかったのです。最初に私が目にすることが出来た写真は「白い兵士、ストーム・トルーパーがなんだか象のようにデカい生き物の上に乗っている」という写真だけでした。というよりも、当時の映画会社は、明らかに情報を極力出さないようにしていて、日本公開日設定後は宣伝プランに沿って情報出しを行っていたように記憶します。映画そのものの評判を高めるだけ高めたところで劇場公開したいという思惑があったようです。日本の映画ファンは、アメリカの公開日から1年以上も遅れて映画を鑑賞することになったのであります!!

                                                つづく・To be continued !!!