どうも【映画と健康雑談】の高岡孝光です。
2月25日から「愛しのミュージカル映画たち」として不朽の名作6本が劇場のスクリーンに甦る素敵なイベント上映があることを前回ご紹介いたしました。「あれ?どういうイベント上映でしたっけ?」という方で尚且つ「ミュージカル映画」にご興味のある方は、まずは以下の情報をご覧ください。
以下をクリック頂きますと正式ホームページに繋がって、各作品のあらすじ、出演者、公開劇場などの情報をご覧頂けます!https://theatres-classics.com/
以下はYoutubeに上がっているご案内の映像になります!!
「若草の頃」「イースター・パレード」
「巴里のアメリカ人」「紳士は金髪がお好き」
「上流社会」「ビクター/ ビクトリア」
「若草の頃, Meet Me in St. Louis」
主演:ジュディ・ガーランド、監督がヴィンセント・ミネリによる心温まるファミリーミュージカル。1944年度作品なので、還暦である私もまだ生まれるずっと前の作品です。私は、若い頃「若草物語」=「若草の頃」なのだと勘違いしてずっと観た気になっておりました。なんと残念な日々を送っていたことか・・・。
この勘違いに気づかせてくれたのは「バイオハザード・シリーズ」のミラ・ジョヴォヴィッチと「007ワールド・イズ・ノット・イナフ」のデニス・リチャーズらが出演しているロマンティック・ラブコメディ作品「プリティ・イン・ニューヨーク」(2002)でした。ジョヴォヴィッチ扮する主人公・ナディーンという女性が、公園を歩きながら「若草の頃」の中の「トロリー・ソング」の冒頭を軽く歌うシーンがあります。映画のラスト近くでは映画「若草の頃」の「トロリー・ソング」をジュディが歌っているシーンの一部も登場してきて、ちょっと聞いただけなのに何だかワクワクする「この素敵な曲が出てくる映画は一体何という作品なのだろう?」ととても気になって、後日、調べてみたらジュディ・ガーランドが主演している「若草の頃, Meet Me in St. Louis」だという事が分かりました。それからこの作品の大ファンになったことは言うまでもありません。
この作品の舞台は「万国博覧会」を7ケ月後に控えた1903~4年のセントルイスで、そこで暮らす中流家庭の子供たちのお話しなのですが、冒頭からから聞こえてくる「セントルイスで逢いましょう!」でもう心はミュージカルの中へ。そして、ジュディ・ガーランドのために書かれたという「トロリー・ソング」の以下の歌詞とメロディーで映画ファンの心は一挙に「ファンタジー」の世界に入り込んでいきますよ。
この曲って「トロリー」の鐘の音が聞こえてこないとなんだか、この曲って感じがしないんですよね~。そしてトロリー(路面電車)の中での彼女とコーラスたちのハーモニーが最高なのですよ~~!!
~ ドレスアップして ハイヒールをはいたの
路面電車に乗って 恋におちた ステキな帽子にタイ
なんてハンサムな彼 夢じゃないかしら
10数えたら消えてしまいそう
ガタガタ進む路面電車 ベルをリンリン鳴らして
ワクワクするわ 彼がこっちに走ってくる
モーターの調子は上々 ブレーキをキーキー鳴らして
彼が来るは 胸がドキドキする ~
この「トロリー(路面電車)」の中のシーンだけでも大画面で観る価値は十分にありますぞ!
この映画が公開された1944年の翌年にヴィンセント・ミネリ監督とジュディ・ガーランドが結婚してライザ・ミネリが誕生するなんて!そして、後にライザ・ミネリも「キャバレー」(72)という作品で「アカデミー賞、主演女優賞」を受賞するほどの芸達者なスターになるわけですから、さすがはこのお二人のお嬢さんですな~~!
Pixabayからの画像
つづく
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