映画と健康/雑談で心ほぐし

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【映画078】大学時代に観たスピルバーグ作品は、何と言っても「レイダース失われたアーク (インディ・ジョーンズ)」でした!!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です。

今から40年前、小学生の高学年の時からスティーブン・スピルバーグの作品「激突!」「ジョーズ」「未知との遭遇」と見続けて、さあ大学生になって何を観たのかというと彼と「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスがタッグを組んで創り上げた「レイダース・失われたアーク(柩・ひつぎ)」でしたねぇ~~!!

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

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この作品、この二人がチームを組んだ作品ということでアメリカでは「大ヒット」となったのですが、日本での成績は、正直、劇場ではあまりヒットしなかったのです。

「どうしてだったんだろう??」

スピルバーグが監督ではないけれど、次回作の「パート5」の公開も既に決まっている「インディ・ジョーンズ」のシリーズですが、日本における、その始まりは決して「絶好調」ではなかったのです。

その時々の「時の情勢」やら「宣伝の仕方」によって「作品がヒットする、しない」に影響があったりする事があるのかもしれません。

そういえばブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」もあれだけ面白い作品なのに日本における「第1作目」の劇場での興行成績はあまり良くなかったのです。ブルース・ウィリスは今でこそ「銀幕(映画)の大スター」ですが、「ダイハード」の「第1作目」が公開された時点では、「こちらブルームーン探偵社」というテレビドラマに出演していたのでアメリカでは「名前」と「顔」は十分に知られている存在だったのですが、日本に於いては残念ながらまだ全くと言っていいほど「馴染みの役者」にはなっていませんでした。ですから「このあんちゃんみたいな男優は何ていう役者だい?」と当時の映画ファンからは言われていたと思います。だから日本国内において「ダイハード」の「第1作目」は、案の定、劇場ではそれほどの興行成績を残すことは出来なかったのです。

 

この二つの作品が、日本で劇場公開された「年度」ですが「レイダース」は1981年、「ダイハード」は1989年でした。この頃の「映画・映像ソフト」のビジネスとしては「劇場公開」の次に「名画座」での上映、それと同タイミングで「レンタルビデオ」で「映画を観る」というビジネスの市場が出来上がっており「劇場公開」時に十分にその映画の魅力が観客に伝わらなった作品も「レンタルビデオ」リリースの前に今一度、映画ファンに作品を認知・知ってもらう機会が出来上がっていました。ですから「レイダース」も「ダイハード・パート1」も劇場での興行成績は、イマイチだったにも関わらず、レンタルビデオにおいて大ヒット作となり「これって『面白い作品』だったんだ。」と再認識してもらって、その認知度UPに繋がっていったというわけです。ですからそれぞれの続編である「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」、「ダイハード2」ともに、ビデオで「パート1」を観て、その「面白さ」を十分に知った映画ファンが大挙して劇場に足を運ぶことになり、続編の「パート2」は「劇場公開」と同時に「大ヒット」になるというとても都合の良いビジネスサイクルが出来上がったのです。

 

また、当時のお笑い系バラエティの番組、例えば「オレたちひょうきん族」「とんねるずのみなさんのおかげです」「芸能人・かくし芸大会」などのバラエティ番組で、映画のパロディーを大がかりなセットでコントにして、よ~くオンエアしていましたねぇ。確か「かくし芸大会」の中だったと思うのですが、井上順さんが「インディジョーンズ」に扮して「パロディドラマ」を作っていたように思います。インディの敵役でゲシュタボのエージェントでアーノルド・エルンスト・トートがインディの元カノのマリオンがやっている酒場に現れて、彼女が持っている筈の杖飾りを渡すように迫るというシーンの再現ドラマがあったのですが、このトートという人物、顔が「桂文珍師匠」にそっくりだったのでパロディドラマの中で、コスチュームに身を包んだ「桂文珍師匠」が見事にトートの役を演じあげて下さいました。その滑稽なる演技のおかげで「お正月のお茶の間」大爆笑となったのです。今では「著作権の処理」が難しかったり「製作費」がかかるということで「大ヒット映画」をパロディにするということはあまり考えられなくなってしまいましたが、当時のパロディ・再現ドラマは結構あり、結構、面白かったのであります。しかし、今の時代、まったくといっていいほど、そのようなタイプのパロディドラマはなくなってしまったのは、とても残念です。

この主人公、インディアナ・ジョーンズは今やハリソン・フォードのはまり役となっていますが、スピルバーグは最初から「ハリソン・フォードがいいのではないか。」と言っていたようなのですが、製作準備の段階ではジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ」のハンソロのイメージを壊しかねないととても心配し、ハリソン・フォード以外での配役を希望したのだそうです。そこで候補のリストに何名か候補者が挙がっていたのが「トム・セレック」だったのですが、彼はその時、テレビドラマの契約があり「レイダース」への出演が出来なかったのだそうです。それでやはり「ハリソン・フォード」が「インディ」を演じる事になったのであります。

このブログを書くにあたって、遥か昔、映画を観に行った時に買った「パンフレット」を引っ張りだしてきて、見ていたのですが、最後のページにこの作品の「オリジナル・サウンドトラック」の広告が載っているのを見つけました。そのキャッチコピーは「スターウォーズ+ジョーズ ぼくたちは、こんな映画と音楽をまっていた。」でした。そして、その広告で宣伝していた商品はなんと「LPレコード盤」と「カセットテープ」でした。今から40年前ってまだCDじゃなかったんですねぇ~~~。