映画と健康/雑談で心ほぐし

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【映画072】「ベスト・キッド2」の続きが見られるとは思わなかったなぁ!ただただ嬉しい限りです!

どうも「映画/健康雑談」高岡です!

「ロッキー」を手がけたジョン・G・アヴィルドセン監督が「空手」の映画と撮るという情報を得たのは雑誌「スクリーン」だったか「ロードショー」だったかは定かではありませんが「ロッキー」でボクシングを描いたアヴィルドセン監督が今度は「空手」の映画を作るということで期待していたら「少年と老人」の話しだと聞いて、いささか観る気がダウンしてしまったのだが・・・。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

1984年に「ベスト・キッド (原題:The Karate Kid)」が公開されました。音楽がこれまた「ロッキー」のビル・コンティが担当し、劇中で使用されていた「サバイバー」の「The moment of truth」、「ジョー・エスポジト」の「You're the best」といった挿入歌がとてもノリのいい曲だったので物語を盛り上げてくれましたよねぇ。内容は「オキナワ出身の年配のカラテの師匠と若い弟子」との交流と鍛錬のストーリーで、師匠である「Mr. ミヤギ」と彼からカラテ道を学ぶ「ダニエル(さん)」が「コブラ会」創設者・ジョン・クリースと一番弟子のジョニーとそれぞれの「信念」をかけて、最終的にミヤギ道カラテとコブラ会カラテが大会で激突、果たして、その結末や如何に!!

「パート1」の脚本家:ロバート・マーク・ケーメン

 

そして、2年後の1986年に再びジョン・G・アヴィルドセン監督がメガホンをとった「ベスト・キッド2 (原題:The Karate KidⅡ)」が公開されました。沖縄からミヤギ氏の父親が危篤であるとの知らせが入り、沖縄に向かうことになるミヤギ氏。それに同行する形でダニエルも一緒に沖縄に行く事になります。沖縄に着くとすぐにミヤギと因縁の関係にあり地元を牛耳っているサトウなる人物から「決闘」が申し込まれますが、ミヤギは相手にせず、断り続けていきます。ダニエルはクミコという女性に出会います。そんなダニエルにサトウの弟子チョーゼンが絡み続けてきます。

ミヤギの態度に業を煮やしたサトウは、村の畑を片っ端からダメにしていくという強硬策に出てきます。村人たちのために仕方なくミヤギはサトウと決闘することを決めます。対決すると決めた日の夜、村を竜巻が襲います。このことがきっかけで二人の仲は元に戻ることになります。そして、サトウは村の盆踊りを城跡で行うことに許可を出します。

ダニエルとクミコは互いに惹かれ合い、口づけをかわします。この二人の恋模様をピーター・セテラが歌う「グローリー・オブ・ラブ」が花を添えて画面がギュっとしまりましたなぁ~~、当時の私はこの曲ばかりをハードローテイションで聞いておりましたなぁ。

会場で盆踊りがひと段落し、クミコが一人踊り始めたところにチョウゼンが突然現れて、クミコの首にナイフを突きつけます。そして、ダニエルに自分と決闘することを迫ります。

互角に戦っていたのだが、段々と劣勢になっていくダニエル。しかし村人たちの応援もあり、ダニエルが起死回生の攻撃でチョウゼンを倒したところで「パート2」はエンディングを迎えます。

「パート2」の脚本家:ロバート・マーク・ケーメン

 

1989年に公開された「ベスト・キッド3 (原題:The Karate Kid Ⅲ)」では舞台がカリフォルニアに戻り、再び「コブラ会」との確執が物語の中心になっていきます。「パート3」の脚本家:ロバート・マーク・ケーメン

 

「パート2」でクミコを演じたのは日系の女優のタムリン・トミタさんだったのですが、「パート3」以降、クミコは東京の舞踊団に入ることになったという設定で、ダニエルとは別れてしまっており、「パート3」以降、彼女の出演はなくなってしまいました。映画の場合、こういうことはよくあることなので仕方のないことではありますが「パート2」でのあの愛らしい微笑みのファンになっていた私としては唯々残念で仕方がありませんでした。

 

人間長く生きていると思いもしなかったことが起こったりもするんですねぇ~。この映画「ベスト・キッド」の流れをくむテレビシリーズが2018年にYoutubeのプレミアムチャンネル系でスタートして、シーズン3以降はネットフリックスで配信されはじめて「ベスト・キッド」の正式な続編の物語がスタートしたのであります。そのドラマのタイトルは「コブラ会」といいます。

(※このテレビシリーズ、俳優のウィル・スミスがエグゼクティブ・プロデューサーとして名前を連ねているんですよ!)

この「コブラ会」は「ベスト・キッド」の正式な続編ということで、あれから30年以上も時が経ているのに、当時の出演者たちが、当時と同じ役で出演してくれているのです。ということは、私が待ち望んでいたタムリン・トミタさん演じるクミコの復活もあるのかと思っていたら、なんとそれが本当に現実に実現しているではありませんか?!その夢のようなシーンが見られるのはTVドラマ「コブラ会」の「シーズン3」になります。それらのシーンの内容詳述は避けますが、私はそのシーンを観て、胸がジーンとしてしまいました。そのシーンを観ることが出来て心底「生きてて良かったなぁ」と思いました!

 

1986年にダニエルとクミコの「淡い恋の物語」でもあった「ベスト・キッド2」を観て、この二人の関係にとても感情移入していただけに「パート3」で二人は別れてしまった事を知って、ダニエルとクミコはもう会うことはないのだと落胆し「これが現実っていうやつだよなぁ」と思っていたので、映画からテレビドラマへとメディアは変わりましたが、当時と同じ出演者である「ダニエル」と「クミコ」が再会し会話を持つという夢のシチュエーションが実現したのです。これは「もうただただ信じられないこと」でした。しかも、かなりクオリティの高い出来栄でした。「ベスト・キッド2」の「続編の映画」を観ているかのような感覚さえ覚えました。私同様、若き日にこの映画をみて少しでも胸キュンになった思い出のある方は、是非テレビドラマ「コブラ会」(特に「シーズン3」)をご覧になってみてください。中々出来ない体験が出来ると思いますよ!