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【映画052】リーアム・ニースンにとって思い出の作品である筈の「Nell」と新作「アイス・ロード」について!!

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!

今日は、今も現役バリバリで「アクション系映画」で活躍中の俳優「リーアム・ニースン」(69)についてです。彼は80年代初頭からセリフのある俳優として活躍しはじめますが、私が彼の事を認知したのは1990年に彼が主演を務めた「ダークマン」という作品でした。この段階で彼はもう20本以上もの映画に出演していました。

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Sabine Langeによるpixabayからの画像

この作品の監督は「死霊のはらわた」のサム・ライミでした。リーアム・ニースン演じる主人公は、ある一味に襲われてひどい火傷をおいランゲヴェリッツ・プロセス(?)なる施術を施されます。これにより火傷による苦痛からは解放されはしたものの、副作用で感情制御が効かなくなり、過剰に発生するアドレナリンによって超人的なパワーを持つようになります。そして、顔と手は包帯でぐるぐる巻きになっているその姿で復讐を果たしていくという何ともまぁ、今までにないタイプの「どす黒いダークなヒーロー」映画が「ダークマン」なのです。

 

彼はこの後、立て続けにいろいろな映画に出演していきます。そして「ダークマン」から数えて8作目にあたる作品がスピルバーグとタッグを組んだ1993年の「シンドラーのリスト」になります。人生というのは分からないものです。90年に火傷をおったダークヒーローを演じてから3年しか経っていないのにアカデミー賞に12部門でノミネートされる作品に出演、しかも主演を務めて自身もアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされてしまうわけですから。惜しくも受賞は逃してしまいましたが・・。

 

その後も「スター・ウォーズ」や「バットマン」シリーズに出たりと引っ張りだこでスター街道をまっしぐらとなっていく訳ですね~!

 

そんな彼にプライベートでも影響を与えることになる作品が「シンドラーのリスト」の次に出演した「ネル」(94)  という作品です。この作品、主演はジョディ・フォスターで彼女が作った製作会社 Egg pictures の製作作品でした。田舎の山奥に暮らしている奇妙な言葉を話す少女ネルをジョディ・フォスターが演じていて、そのネルを静かに見守りたいと願う地元の開業医の役をリーアム・ニースンが、ネルを入院させて研究のために観察するべきだと主張する精神科医の役を女優ナターシャ・リチャードソンが演じています。

※以下はYoutubeにある TRAILER CHANのオフィシャル予告編からの映像になります。


www.youtube.com

そして、この作品で共演したリーアム・ニースンとナターシャ・リチャードソンの二人はほどなくして結婚したのであります。そして、二人に間には二人の男の子が誕生します。

しかしながら、おしどり夫婦と呼ばれていたこの二人に思いもしない悲劇が起こってしまいました。2009年の3月、妻のナターシャ・リチャードソンが休暇で訪れていたカナダのモントリオールのスキー場で転倒し頭を強打、脳挫傷となってしまい、帰宅後、45歳という若さで帰らぬ人となってしまったのです。結婚15年目で突然・夫婦生活にピリオドが打たれてしまったリーアム・ニースンの落ち込みようは、かなりのものがあったようです。

その後も様々な映画への出演を続けていきます。もしかすると仕事をしていないとやりきれない思いをずぅっと引きずっていたのかもしれませんね。それにまだ二人の息子さん達も学生だったでしょうし、彼としては「強い父」でありたいと思っていたでしょうから。

その後は「96時間」3部作にみられるように家族がいる父親が事件に巻き込まれていき不屈の精神で難局を打ち破っていくという役どころが多いように思います。この辺りがシルベスター・スタローンやシュワルツェネッガーといった筋肉ムキムキのマッチョではなく「やる時はやるお父さん」といった役どころで彼の魅力が発揮され「はまり役」になっていったように思います。

 

2021年11月12日、彼の新作「アイス・ロード」が公開されます。リーアム・ニースンが氷の上でテロリストかギャングの軍団とで闘うという「お決まりのアクション映画」かと思っていたら、そうではなくて、この作品はある意味、救出劇・レスキュー系の作品でした。 

 

「鉱山の現場で落盤事故が発生し地下に26人が閉じ込められてしまいます。だんだんと酸素がなくなっていく地下道の労働者たち。彼らを救うためには大きな掘削する為の機材を至急運搬しなければならなくなります。酸素がなくなってしまうという時間との闘いの中、機材を積んだ大きなトラック(コンボイ)は危険を覚悟の上「凍っている湖」の上にある通称『アイスロード』という道を進まざるをえなくなります。そして、3台の大きなトラック(コンボイ)に2名づつ乗って、その事故現場へと急ぐのですが、暦の上ではすでに4月になっており、氷の固さが緩くなってきています。そんな状況の中、3台の巨大トラックは湖に張っている氷の道を走り切り、事故の現場に掘削機材を運び込むことは出来るのでしょうか?」

※以下は配給会社GAGAさんのこの作品の公式サイトです。ご興味のある方は是非クリックの上、予告編をご覧になってみてください!!

https://gaga.ne.jp/iceroad/

という訳で「あらすじ」を聞いただけで(予告編を見ただけで)何だか既に手の平をギュっと握ったままの状態になっています。緊迫したシチュエーションが多く用意されている映画のようなので私は劇場に行ってしまうと思います!!    つづく