どうも「映画/健康雑談」の高岡です!還暦+4です!
映画「男はつらいよ」シリーズ50作目が公開されてシリーズが終了して久しいわけですが、放送・配信・DVDや音楽イベント、記念館などで「男はつらいよ」の世界に浸ろうと思えば浸れる環境はあるのかもしれませんが・・。 若い方々はこの高岡のオヤジがまた古いこと言い始めたよとお思いでしょうが、今日はちょっとばかりお付き合い下さい。

渥美清さんが御存命の頃は、いつも気がつくと「寅さん」映画が自然と近くの映画観で公開されているといった中で生活してきたわけです。昭和30年代、40年代、50年代を生き抜いてきた日本のおじさん・おばさんの体には「男はつらいよ」という映画とあのテーマ曲は好むと好まざるとに関わらず沁みついてしまっているのですよ。一部の人たちを除いて・・。
私・高岡は、現在64歳。17歳の時に「寅さんファンクラブ」に入って、当時、東銀座に松竹セントラルという大きな劇場があって、そこで「ファンクラブの集い」があって、その催し物に参加して以来ずっとシリーズを観続けてきた訳なので・・・。「寅さんファン」の方であれば、この喪失感をご理解いただけるのではないでしょうか。
何度も観ている筈なのに、さすがに50本もあると「この作品って内容はどうだったかなぁ?」とストーリーや細かいところが思い出せない作品があったりして、するとその映画をまた観ちゃったりして・・・。
それでも「男はつらいよ」「寅さん」の喪失感は続いていたのですが・・・。ある日、地元の図書館に出かけて行って「映画・演劇」のコーナーに行った時に「男はつらいよ」「寅さん」という文字が題名の中に入っている本が【映画】のコーナーにけっこう数があったので、一冊一冊を手にとって中をパラパラとみてみました。「寅さんファン」にとってはじっくりと読みたい内容がちらほらと散見出来たので、そのうちの数冊を借りてきて読んでみることにしました。それからまた、平日は東京にいることが多いのですが、東京を歩いていて、図書館や本屋があると自然と「寅さん」関係の本を探してしまっていたりします。
渥美清さんが亡くなられているので、もはや「男はつらいよ」の新作が創られるということは望んでも無理なものは無理なわけですが、さまざまなライターの方が様々な視点で「男はつらいよ」のことを書いてくれていますので、「寅さん」の世界を今一度どっぷりと浸かりたいと思ったら、そういった本を数冊がつんと平積みにして読んでいきあの懐かしい世界に思う存分に浸ってみてはいかがでしょうか。
私も何冊も読んでいますが、そんな書籍の中から今日は一冊だけ皆さんにお薦めしたいと思います。題名は「渥美清に逢いたい」(マガジンハウス刊)、山田洋次監督と黒柳徹子さんの対談の模様が本になり2024年に出版されています。この本は山田監督が監督ご自身が渥美清さんと出会う前から渥美さんと親交のあった黒柳さんにお声がけしてご自分が知る以前の渥美さんが如何にしてテレビ業界にはいってきたのか?当時の素顔の渥美さんはどういった人だったのかなどを尋ねています。
この本の中で山田監督は渥美さんが恋する寅さんの恋物語のラストを飾るのは黒柳徹子さん演じるマドンナにしたかったと語っていて、この本の中には、その幻の新作「男はつらいよ 寅次郎福音篇」のあらすじが紹介されています。台本の一部も掲載されているんです。
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山田洋次監督は、今年94歳だそうです。その監督の新作「TOKYOタクシー」が11月21日から劇場公開されます。この作品は2022年にフランスで製作されたクリスチャン・カリオン監督の「パリタクシー」という映画が元(原作)になっています。主演は木村拓哉さんと倍賞千恵子さん。
パリのタクシードライバーが施設に入ろうとする90歳を越えた女性を乗せてパリを周る「パリタクシー」はとても良質の素敵な作品でした。その映画の東京版として山田監督が作り上げたということなので、きっと素晴らしい作品に仕上がっているに違いありません。