どうも「映画/健康雑談」の高岡です!還暦+V3です!
ディズニー+チャンネルにて「エイリアン:アース」が8月15日から配信されています。本日9月11日(木)、第6話がオンエアされ始めました。「エイリアン:アース」はシーズン1をすべて観終わってから後半戦の感想をお送りするつもりです!それまでこれまでに製作されてきた「エイリアン」作品を振り返ってみたいと思います!

映画「エイリアン」シリーズはこれまで以下の主要スタッフが作品を作り上げてきました。
①「エイリアン」 監督:リドリー・スコット
原案 : 脚本:ダン・オバノン
製作:デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
ゴードン・キャロル
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
主演:シガニー・ウィーバー
製作会社:ブランディワイン・プロダクション
日本公開:1979年07月21日
1979年に公開されたSF作品なのに宇宙船・各種エイリアンのデザインは斬新で今観てもコンピューター画面に映し出される映像以外に古臭さはあまり感じられない。この作品で出会ったクリーチャー「エイリアン」はカニとヘビと陸に上がったホオジロザメ人間のような無慈悲・残忍一辺倒の野生さをすべて持ち合わせたスペースクリーチャー。そいつに人類が出会ってしまった記念すべきSF大作!この作品を観てからというものリドリー・スコットとシガニー・ウィーバーという名前はしっかりと脳裏に焼き付いてしまった!映画音楽は「ランボー」シリーズも担当していたジェリー・ゴールドスミス。
②「エイリアン2」監督:ジャームズ・キャメロン
脚本:ジャームズ・キャメロン
製作:ゴードン・キャロル
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
ゲイル・アン・ハート
音楽:ジェームズ・ホーナー
主演:シガニー・ウィーバー
製作会社:ブランディワイン・プロダクション
日本公開:1986年08月30日
監督が「ターミーネーター」のジャームズ・キャメロン、映画音楽がジェームズ・ホーナーにチェンジしたSF大作第2弾!ジェームズ・ホーナーの金属の棒を打ち鳴らしているかのような音が使われた音楽が大挙して襲い掛かって来るエイリアンたちとの闘いに妙にマッチして臨場感が大爆発して映画も大ヒット!!「エイリアン」の第一作目を観た際、確かに大きな卵が幾つも出てきたのだが、まったくもってオイラは誰があの卵を産んだのかと考えもしなかった。でもです、この第2弾で「エイリアンクイーン」が出てきて、あんな凄い闘いを主人公リプリーと繰り広げることになるなんて!
③「エイリアン3」監督:デヴィッド・フィンチャー
製作:ゴードン・キャロル
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
脚本:デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
ラリー・ファーガソン
音楽:エリオット・ゴールデンサール
主演:シガニー・ウィーバー
製作会社:ブランディワイン・プロダクション
日本公開:1992年08月22日
デヴィッド・フィンチャーの長編映画監督デビュー作品。それまで斬新なミュージックビデオ作家だった彼はこの作品の監督に抜擢されて映画監督してヒットメイカーとなっていきます!「セブン」「ゲーム」といったサスペンス系の作品ではその職人的な盛り上げ方にはまってしまったファンの方も多い筈。シガニー・ウィーバーが坊主頭になったことでも有名ですよね。シガニー・ウィーバー以外は出演者はすべて男性といった珍しい設定で宇宙船の中はなんだか地下施設を思わせる作りになっており画面や物語の展開は全体的にアンニュイな雰囲気がぷんぷん。
④「エイリアン4」監督:ジャン・ピエール・ジュネ
製作:ゴードン・キャロル
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
音楽:ジョン・フリッゼル
主演:シガニー・ウィーバー
製作会社:ブランディワイン・プロダクション
日本公開:1998年04月25日
この「パート4」を監督することになったのはスタイリッシュなのだけれども、どこか古めかしいさを醸し出す映像づくりをする「デリカテッセン」や「アメリ」の監督をしたフランス映画界の鬼才・ジャン・ピエール・ジュネ。シガニー・ウィーバーは、今回、リプリー本人ではなく、リピリーのクローンという役柄を演じている。なんだかリプリーよりも勇敢でかっこいいのです。作品自体は面白いのだが、ただなんだか脚本に盛り込むネタに新鮮味がなくなってきていると感じてしまったのは私だけだろうか?だからなのか、この次に製作されるエイリアン映画はプレデターとの闘いに突入していくのである。
こうやって見てみると「エイリアン」というシリーズの「パート1」から「パート4」までの4本はすべて「ブランディワイン・プロダクション」という会社が製作してきます。この会社は、デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル、ゴードン・キャロルによって創設された映画製作会社です。別の言い方をすると1979年からおよそ20年の時をかけてこの製作会社の創設者たちが「エイリアン」というクリーチャーを世界的に有望な4人の映画監督に各話各話の演出を任せて世界中が恐れおののく宇宙生命体(クリーチャー)を作り上げてきてしまったと言ってもいいのかもしれない。
70年代後期に映画「ハロウィン」シリーズのブギーマンが80年代に「13日の金曜日」シリーズのジェイソン、「エルム街の悪夢」のフレディたちがスクリーンに登場してきてはいたけれども、これらのキャラクター達は2025年の今、スクリーン上で生き残っているとは言えない。
しかし「エイリアン」というスペースクリーチャーは、今もって、映像化作品を生み続けています。そして、現在、配信中の「エイリアン:アース」では地球人の脅威である「エイリアン」たちはその種を増やして物語として新たな進化を始めてしまいました。
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全然話しは違うんですが、日頃から映画の見過ぎだと自覚はしているのですが、私が暮らしている春日部~杉戸付近を散歩していたら以下のような水路を見つけてしまい、以後、これを見るたびに
「あっ、こんなまっ昼間からエイリアンが頭を出している~~~」などと思ってしまったりなんかして~!

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⇒⇒⇒⇒⇒⇒「エイリアン」シリーズ考察 その②へ続く