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【映画126】「ショーシャンクの空に」ティム・ロビンスが出演しているお薦めの2作品

どうも「映画/健康雑談」の高岡です!還暦+1です!

今年は「トップガン・マーヴェリック」の公開があったので、前作「トップガン」自体にも注目が集まりましたね。「トップガン1」とも言えるこの旧作には、まだまだ若手だったメグ・ライアンとティム・ロビンスが出演していましたよね。「ティムってどこにいた?」と思われる方は、ラスト近くのシーンをじっと見ていると「ああ、いたいた」と気づいて頂けると思います。そんな訳で、今日はティム・ロビンスについてお話しさせて下さい。

                                     Sabine Langeによるpixabayからの画像

私がロサンゼルスで暮らしていた1992年に「The Player」という映画のパーティーに出席する機会を得ました。その作品の主演がティム・ロビンスだったので、もちろん彼もそのパーティーにおり、主演俳優としての挨拶の際に彼を見ることが出来ました。第一印象は「わぁ~彼ってこんなにも背が高いんだ!」というものでした。会場に入ってきた彼は本当に背が高くて、まるでバスケットボール選手みたいだと思いましたね。彼って身長が195(6)センチもあるんですよ。「ショーシャンクの空に」では、共演しているモーガン・フリーマンと画面に一緒に映る機会が多かったわけですが、その時はあまり背が高い印象は受けなかったのですが、調べてみるとモーガン・フリーマンも187センチもある長身だと分かりました。二人とも背が高いので一緒に写っていてもあまり違和感を感じなかったんですね。

「ショーシャンクの空に」は私が「推さずとも名作」なので皆さんよくご存知だと思います。なので今日は彼が出演していて彼の良さが描かれているのに認知度があまり高いとは言えない作品を2本ほどご紹介したいと思います。

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①「ミッション・トゥ・マーズ」

まずは2000年に公開されたブライアン・デパルマ監督作品。映画の舞台、時は2020年。人類は有人飛行で火星に人を送れる段階になっているという設定。映画は火星に出発するロケットに乗り込む乗務員たちの地球での最後のパーティーの夜を過ごすシーンから始まります。共演者は「フォレストガンプ」のゲイリー・シニーズ。「アイアンマン」シリーズのドン・チードル。マーズ1号が火星に降り立ちます。その様子を他のメンバーたちは「世界宇宙ステーション」で彼らから送られてくる映像メッセージを見ています。しかし、ある日、謎のメッセージを残したままマーズ1号からの通信が途絶えてしまいます。そして、その真相の解明と新しいミッションの為にマーズ2号を火星の表面に送りだします。

細かい映画の展開が気になる方は、是非とも「映画本編」をご覧になってみてください。私がお薦めする「ティム・ロビンス」の「推しシーン」は、映画の後半で彼と彼の同僚でもある妻と仲間たちが宇宙服を着て宇宙空間に漂っているシーンの中にあります。ここでは彼の人間味溢れるシーンに胸がジーンときました。そして、また宇宙空間における人間という「生物」の存在の小ささを痛感させられました。

この映画のDVDのパッケージの裏に書かれている最初の紹介文は「残された謎のメッセージと命がけのミッション 21世紀。この映画が実現となる。」となっています。

この作品は人類が本当に火星に人を送りこむことになる時にまた脚光を浴びることになる作品の一本になるんでしょうね。

この映画は、スケールの大きなSF映画であり製作費もかなりかかっていたようです。しかし、映画が公開されても大きなヒットにはならなかったが為に監督の「ブライアン・デパルマ」の威信は、がた落ちになってしまい、以後、大作の話しは、彼には来なくなってしまったという話を聞いたことがあります。この映画面白いのになぁ~~。

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②「あなたになら言える秘密のこと」

続いては2005年に公開された作品。監督は「死ぬまでにしたい10のこと」のイサベル・コイシェ。同じく同作品に出演していたサラ・ポーリーが、ティム・ロビンスのこのヒューマンドラマで共演しています。

物語は、海上に建てられた油田掘削所で事故が発生するシーンから始まります。その事故でティム・ロビンス演じるジョセフが重症を負ってしまい、油田掘削所内の医務室のベッドで本土への移送してくれるヘリコプターが来るのを待期しています。その期間中、彼の世話をする係として看護経験のあるハンナ(サラ・ポーリー)が急遽雇われその施設に派遣されてきます。彼女は心に傷を持ち、出来るだけ外部の人との接触や交流を避けてきていたのですが、油田掘削所のユニークではあるが、決して悪人たちではないそこで働く従業員たち面々に段々と馴染んでいきます。そして、事故で重傷を負っていたジョセフを看病していくうちに、徐々に彼女自身も心を開きはじめていきます。

心に傷を抱えている看護師のハンナ(サラ・ポーリー)。彼女はその傷を過去に彼女のカウンセラーにだけは打ち明けていましたが、ベッドで横たわるジョセフ(ティム・ロビンス)の看病をしているうちにカウンセラーにしか話しをしたことがなかった自分の「心の傷の内容」をジョセフに打ち明けていきます。彼女が打ち明ける話の内容をじっと涙を流しながら、しっかりと聞くジョセフ。その際のティム・ロビンスの演技は自然であり、最高です。これぞ「ティム・ロビンス」という演技をしてくれています。彼の演技には「心がある」というか、どの国に生まれ育ったとしても「相手を思いやる愛」に変わりはないのだということを自然な演技の中から感じられました。それと、この作品のラストにもとても満足しています。こういうラストの映画こそ「映画らしい映画」であり、安心して人にも推薦出来たりするのであります!!

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私は、このブログを始める時、自分の持ち物を一つ一つ捨てていく「断捨離生活」をスタートさせるとお話しして、実際にかなりの持ち物を売ったり、廃棄したりしてきました。ですから映画作品もかなり多くのVHSビデオテープやDVDを手放してきています。そういった中でも、どうしても手放すことが出来ずにいるDVD作品もまだまだあります。そんなDVDのうちの一枚がこの「あなたになら言える秘密のこと」だったりします。きっと死ぬ迄手元にあるのだろうなぁと思います!!