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【映画021】「デーブ」ヴィング・レイムス(「ミッションインポッシブル」シリーズ)と音楽が最高!もちろんケヴィン・クラインの演技も!

こんにちは「映画/健康雑談」の高岡です

皆さんにご紹介する映画を選ぶ際ヒューマンドラマを選ぶ際には特に「若い人達に是非観てみてほしい作品はどれだろうか?」と過去に見た作品の中から真剣に選ぶようにしています。そんな訳で、今日はケヴィン・クライン主演「デーブ」(93)という作品をご紹介します。こぶたが主人公の「デイブ」ではありませんよ。

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Sabine LangeによるPixabayからの画像

まずどうしてこの作品を観る気になったのかというと、まずは監督がアイヴァン・ライトマンだったことは大きいですね。「誰?その人?」との声が聞こえてきそうですが、「ゴーストバスターズ」(84)の監督さんです。 私はその前の「パラダイス・アーミー」(81)からライトマン監督のファンであったのと主演がケヴィン・クラインだということでこの作品に引かれました。若い方々は ケヴィン・クラインと聞いても、あるいは顔をみてもピンと来ないかもしれませんが・・。「遠い夜明け」(87)や「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(88)といった1980年代の後半にヒットした作品に出演して人気を博していたいぶし銀の俳優さんです。「ワンダとダイヤと優しい奴ら」ではアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

あの時代に彼の演技を観ていない若い人たちにとってケヴィン・クラインが主役と言われても「???」というのは致し方ないことかもしれません。

  【あらすじ】

時の大統領のそっくりさんである「デーブ」は自らも大統領に似ていると自負しており普段から人前でモノマネを披露したりしています。そんな彼に本物のシークレットサービスから大統領の替え玉・影武者として一度だけ彼の代役をして欲しいともちかけられます。代役を実施して帰宅するリムジンの中で同乗しているシークレットサービスの携帯電話がなります。電話の内容は「緊急事態が発生したのでデーブを連れてホワイトハウスに引き返してほしい」というものでした。なんと本物の大統領が倒れて昏睡状態に落ちいってしまいます。側近たちは副大統領が業務を引き継ぐ事態にならないように、しばらくの間、デーブに本物の大統領になりきるように説得してきます。そしてデーブはしばらくの間、替え玉を続けていくことになるのです。そしてデーブが随所で見せる優しさが国民たちの心に響き始めていきます。冷たい性格だったが為に冷めてしまっていたファーストレディ(シガニー・ウィーバー)は、彼のことを見直し始めます。しかし、大統領が倒れたことを知っている次期大統領の席を狙う首席補佐官が策略を巡らしていくことになるのですが・・・。

 ※以下は劇場公開前のアメリカ版予告編(YouTubeより


www.youtube.com

倒れた本当の大統領は頭は切れるが、冷徹な性格の為、国民の人気はあまり高くなく、そこに性格が優しいデーブが大統領を装うことで大統領の人気が上がってくる訳ですが「上に立つ人物」の『人格』とは何かを考えたい人には持ってこいの作品かもしれません。

また本作品の為に作曲されたジェームズ・ニュートン・ハワードの映画音楽がこれまたとても良いのです。    冒頭はワシントンの町に大統領を乗せたヘリが降り立つシーンからスタートするのですが、そこで使用されている曲は正しくこれぞ映画音楽という曲が使われているし、兎に角、様々なシーンで使用されている曲という曲の全てが素晴らしい。どうしてこの映画音楽がアカデミー賞の作曲賞をことが出来なかったのだろうか? そう思い、調べてみたら、その年にノミネートされた作品は以下の5作品だと分かりました。

1.「シンドラーのリスト」ジョン・ウィリアムズ  受賞!!

2.「ザ・ファーム」デイブ・グルーシン 

3.「逃亡者」ジェームズ・ニュートン・ハワード

4.「エイジ・オブ・イノセンス」エルマー・バーンスタイン

5.「日の名残り」リチャード・ロビンズ

 受賞したライバルはジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリスト」だったので、これは「シンドラーのリスト」に取られても仕方ないかと思いつつも「DAVE」もノミネートはされても良かったのではないか?と思って作曲賞にノミネートされた作品を今一度よくよくチェックしてみると ジェームズ・ニュートン・ハワードは別の作品「逃亡者」でノミネートされているじゃありませんか?! う~ん、なるほど!!

それとシークレットサービスを演じているヴィング・レイムスは、今や「ミッション・インポッシブル」シリーズにはなくてはならないキャラになっていますが、この作品での彼の演技の「真っ直ぐさかげん」がもう堪らなく良いのであります!最後の出演シーンなどは「極上」でありパーフェクトです!!

今日の「へぇそうなんだ話」ですが、この映画に出てくるホワイトハウスですが、なんとセットを組んでいるんです。なんというスケールの大きさ。さすがはハリウッドメジャースタジオの作品ですよね~。

さて「へぇそうなんだ話」をもう一つ。ケヴィン・クラインの奥さんは一時期、日本でも人気のあり「グレムリン1&2」に出演していたフィービー・ケーツという可愛らしい女優さんです(でした?)ケヴィン・クラインと結婚して2児の母となり、今や50歳代のおば様になられており、ファンの間では「写真など表舞台に出さないで!」を思われるほど変わったというけれど女優さんは引退しているのだから「もう本人の自由でしょ!」と私は言いたい。

それよりも離婚するカップルの多いハリウッドで今もケヴィン・クラインの奥さんと二人の子供の母でいるということにものすごく女性としての魅力を感じます!

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