映画と健康雑談で心ほぐし

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【映画018】「ワンチャンス」随所ににこやかなセリフがあり夢追い人を応援してくれる秀作!

どうも「映画と健康雑談」の高岡です!

どの道でもプロになることは相当難しい。練習・鍛錬の道を経ずして「プロ」となる壁を突破することは並大抵のことではない。プロ野球選手、プロの歌手、プロレスラー、プロの料理人・シェフ、プロのダンサーなどなどなど。その道のプロとして活躍をする人達は日々の弛まぬ努力が実を結んだからこそ、その場所に居られるのだと思います。昔、高校の先生が言っていました「アマチュアでいるうちはピーチクパーチク言いたい放題にあれこれ言える」ただプロとしてその職の専門家になり人様からお金を頂戴して楽しんでもらうレベルとなるとアマチュアのレベルとは雲泥の差があるのだと。

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Michelle RaponiによるPixabayからの画像

今日ご紹介する映画は日本では2014年に公開された実話を元に映画化された「ワンチャンス」という作品です。オペラ歌手になるという夢を叶えた一人の男性の愚直なまでの真っ直ぐな姿を描いた秀作です。

【あらすじ】

ウェールズの携帯ショップの店員ポールは幼い頃からオペラ歌手になることを夢見ていました。ポールの父親はポールがオペラの歌手になりたいという夢を持っていることを快くは思っていませんでした。しかし、ポールはどうしても自分の夢をあきらめきれず、結婚した妻の応援もあり、紆余曲折の末にイギリスのオーディション番組に人生をかけて「最後の挑戦」を挑みます。実際にあった実話を元に製作された映画です。

監督は「プラダを着た悪魔」(2006)のデヴィッド・フランゲル。

※以下は劇場公開前の予告編


www.youtube.com

これは私、高岡の意見なのですが、当の本人が大好きで、その道で抜きん出ていると誰もが認める「才能」の持ち主であるならば、この映画の主人公のようにその日々の人生で色々と凹むこがあったって「その人にしか挑戦出来ない夢」に挑戦してみるべきでだと思うのです!

「時は過ぎてしまうと『あっと』いう間に過去になってしまいます!」

 「人生は一度きりしかないし、思っているほど『長く』はないのです。」

 「夢の実現を目指して立ち向かえるチャンスがあるとしたら、それはやらない手はないでしょう。」 

挑戦しない権利があることも確かですが・・・。

この作品、ポールが妻となるキャメロンと出会う序盤のシーンからウィットに富んだセリスが随所に散りばめられていてすんなりと映画を楽しんで見ていくことが出来ます。この作品も、前回ご紹介した「遠い空の向こうに」と同様に「オペラ歌手」になりたいという夢を持つ息子とそれに反対する父親との葛藤が物語の中心に据えられています。

夢みる男の前に立ちはだかる難敵の一人は「男親」だというのはどうも定石なのかもしれませんね。

それでも彼は自分でお金を貯めてイタリア・ヴェニスにある有名なオペラ歌手養成のスクールに通うことになります。そして、選抜メンバーに選ばれて有名なオペラ歌手パヴァロッティが来校した際に彼の前で独唱を披露します。しかし歌う際の心の姿勢がなっていないと指摘されます。

「オペラ歌手というのは自信を持って観客の心を盗まなければならない。君には泥棒のような図太さがない。君はオペラ歌手にはなれない。」

と指摘されてしまい徹底的に心を折られてしまいます。その後、彼女であるキャメロンとの仲もうまく行かなくなりますが、なんとか持ち直して結婚にこぎつけます。ポールは携帯電話ショップの店員を続けながら生計を立てていき、その後も「オペラ」を唄い続けていきますが・・・。そして自分の町の舞台「AIDA」に参加している際に、病気が見つかってしまいます。

なんとか病気を克服して、普通の生活を取り戻したと思ったら、今度は交通事故。一年も働かずにいたら、嘘のような誠な話しで仕事に復帰出来ることになってしまう!!人生って奇妙なことが起こるものだ。この辺り映画ではさらっと描いているけれど、本当はこの辺りが凄く勉強になりますね!

仕事に復帰は出来たものの、収入が支出に追いつかず、夫婦して請求書の山をどうしていいものかと悩んでいると、ポールの卓上コンピューターの画面に賞金10万ポンドの「タレントオーディション」の案内が表示されます。そして、妻の後押しもありポールはこのオーディションに応募することになります。

この後の展開・お話しは、皆さん、ご存じの通りです。

結論は分かっているのですが、分かり切ったシーンにも関わらず、そのシーンになると何とも言えぬ感動が観るものの心を震わせるのです。何度観てもこのシーンには涙してしまいます!!そうです「人生は素晴らしい!人生は捨てたものじゃない!」そういう気にさせてくれる、映画はこうじゃないといけないですよねぇ!!

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