どうも「映画/健康雑談」の高岡です！
今日は1989年に製作されたお洒落なラブストーリー「恋人たちの予感」を思い返してみようかと思います！！そういえば「スター・ウォーズ」のレイア姫ことキャリー・フィッシャーも出演していましたよね！兎に角、センスがよくてオシャレな作品で大ヒットした作品なんですよ！
主演俳優はビリー・クリスタル。主演女優はメグ・ライアン。私の年代の映画ファンにとって１９８０年から９０年代に活躍したメグ・ライアンはまさに輝いていた女優さんでした。すんごい美人ではないけれど、えも言えわれぬ愛らしさ・キュートさを体全体から出していましたよね。あれがオーラというものなのかもしれません。ですからその頃は彼女が銀幕のスクリーンの中にいることは極々当たり前のことでしたね。
私の手元に１９９３年１１月の日本の月刊映画雑誌のハリウッド女優の人気投票の記録があるのですが・・。その時のベスト１０は以下の通りです。
- ジョディ・フォスター
- デミー・ムーア
- ウィノナ・ライダー
- メグ・ライアン
- ジュリア・ロバーツ
- オードリー・ヘップバーン
- シャロン・ストーン
- ジョイ・ウォン
- アリアナ・リチャーズ
- ブリジット・フォンダ
といった具合で当時の映画・外国映画ファンの間では「メグ・ライアン」の人気はかなり高かったんです。上のベスト１０は９３年度のものなので、今日ご紹介する映画「恋人たちの予感」が８９年度の作品なので、この作品を観てファンになったという人達の票も結構あったかもしれませんねぇ！
監督は「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」のロブ・ライナー。脚本はノーラ・エフロン。音楽はマーク・シャイマンとハリー・コニック・JR。
脚本家のノーラ・エフロンとメグ・ライアンは相性が良いのか「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」でも一緒に仕事をしていて二人の代表作にもなっていますね。残念ながらノーラは２０１２年に白血病ですでに他界しています。
【あらすじ】
映画は1977年にシカゴの大学を卒業したハリー（ビリー・クリスタル）とサリー（メグ・ライアン）の初対面の時の様子からスタートします。
ハリーは友人の伝手でニューヨークへ行くというサリーの車に同乗させてもらいます。ハリーは初対面にも関わらずサリーにズケズケとものをいいます。「男女というものはセックスを意識してしまうから友達にはなれない」などなど。
ニューヨークに到着してから二人が再会するまで５年が経過します。二人は同じ飛行機の隣の席で話しをします。ハリーは結婚はしていて、サリーにも恋人がいます。
そして更に５年が経過します。ハリーは結婚していた奥さんが家を出ていき、じきに離婚するという状況。サリーも恋人と別れたばかりという状況。二人は町の本屋の中で再び出逢います。そして、ここから二人の友情がスタートしていきます。最初の出逢いからすでに１１年も経っています。 知り合ってから着かず離れずの二人。果たしてこの二人は結ばれるのか？はたまた永遠の友達のままでいるのか？
※ 以下はYouTubeにある同作品の劇場公開前の予告編（trailers world) !!
この映画、主人公男女の気持ちが「友だち同士」からいつしか「恋する者同士」へと変化していく様が繊細に描かれています。
ウィットに富んだ会話と心に沁みる優しいピアノの調べ。
憎いばかりのオールドスタンダードの曲の数々、特に「It had to You」でのハリー・コニック・JRの歌声がこの映画に実にマッチしていて極上のラブストーリーを盛り上げてくれています。
確かにビリー・クリスタルはイケメンじゃないかもしれないけれど、このビリーとメグの二人の共演っていうのは「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギアとジュリア・ロバーツにも匹敵するほどの「ゴールデンカップル」だったんだなぁって思います！
映画を観ているうちに素直に「恋する気持ち」に恋してしまう、そんな「胸キュン」作品です。なかなかそういう気持ちにさせてくれる作品に巡り合えないのでとても貴重な作品です。カップル二人で一緒に見るのはなんとなく恥ずかしい作品ではあります。恋している人が一人で観るには「最高」の作品ですよ～～！
ちょっと古くて取っつきにくい作品かもしれないけれど、今の若い人達にも是非観て欲しい作品です！
そうそう、二人の会話には度々イングリッド・バーグマンとハンフリー・ボガードが共演した「カサブランカ」の話しが出てきます。可能であれば「カサブランカ」を先に観てからこの映画を観た方がより内容を楽しめますよ！
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