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「今週のお題」「SFといえば」大谷選手や新型コロナの出現はもはやSF映画の中のお話しなのでしょうか?

今週のお題「SFといえば」

私の場合「お薦めの映画」に関するブログを書いているのでSFというと「小説」よりも「映画」の話になってしまいます。若い方で「SF映画」に興味があって、これまでの映画史の中でどういった作品が注目されてきたのかを知ってから映画を観ていきたいという方にお薦めしたいのが2014年1月にBBCによって製作された「決定版!SF映画年代記」というドキュメンタリー番組です。一話43分で①宇宙最初の開拓地、②異星人との遭遇、③われらはロボット、④タイムトラベルへの扉といった4つのテーマ毎に作品を紹介してくれています。こちらは今、アマゾンプライムで配信されていますのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

さてさて、ここからはSFの規定に囚われずに書かせて頂きます。私は新旧さまざまな映画を観てきている映画ファンではあるのですが「スター・ウォーズ」「バットマン」など空想・特撮系の映画は大好物であることは言うまでもありません。

の中では「宇宙」や「近未来の世界」を描く映画作品はもちろん「SF映画」だと思っているのですが、そんな私に「宇宙には『超危険な生物』が存在する」という固定概念を植え付けることになる作品に1979年の夏に出会ってしまいました。それこそがリドリー・スコットが監督した「エイリアン」という作品でした。この年の夏の日比谷の映画街にはとても大きなこの映画の宣伝垂れ幕がかかっていたのを覚えています。

このリドリー・スコットという人は「エイリアン」(79)でセンセーションを巻き起こしたと思ったら3年後の1982年には「ブレードランナー」で独特の近未来観の世界(2019年LA)を描き出してくれました。その近未来のロサンゼルスでは車は空を飛び、高層ビルの壁面には「動画による巨大な広告映像」が映し出されていて、空気は汚れており、絶えず酸性雨が降っている空模様となっている世界が描かれていました。

今日2022年7月23日は、21世紀になってから20数年が経っているわけですが「時」がまだ20世紀だった頃、今60歳の私が30歳だった頃のお話しですが、世の中は21世紀になると気候の温暖化から「地球」に天変地異が起こるだろうと言われていました。そして、その頃、車から出る排気ガスにより地球上の大気・空気が汚れてしまい21世紀の人類は、20世紀中は「マスク」をしていない地域・国の人たちも「マスク」をしなければならなくなるだろうと言われていました。

実際問題、21世紀になり20数年がたってみると「地球温暖化」の問題は、すでに顕在化しはじめています。今年の夏、ヨーロッパで気温が40度を越えましたし、世界中の人々がマスクをするようになるという予測も原因は「空気汚染」ではなく「新型コロナの感染予防」という原因になってしまいましたが、21世紀の前半で人類の大半が「マスク」を着ける生活を送ることを経験してしまいました。

ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが共演した映画「12モンキーズ」は「人類を滅ぼすことになる細菌」が世界中で撒かれてしまうことを阻止するために未来からタイムトラベルで一人の男が過去に送られてその実行の阻止を試みるという映画でしたし、ダスティン・ホフマン、モーガン・フリーマン、レネ・ルッソが共演した「ブレイクアウト」という映画ではアフリカに棲息するサルから人に感染した細菌が人類の存在を脅かすほどに拡大拡散していく様を描いたわけですが、この映画の中で人類を滅亡のレベルまで追い込むことになる「細菌/ウイルスの致死率は90%」という設定でした。幸いと言っていいのでしょうか?「新型コロナウィルスの致死率は全世界平均1.9%」というレベルだそうです。2022/07/21現在、全世界の人口における7日間の新規死者数(人口100万人あたり)ちなみに「日本は1.7%」「英国は16.9%」「アメリカは9.0%」とのこと。

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今から120年前の1902年に公開されたジュルジュ・メリエス監督の「月世界旅行」という14分間の白黒映画作品(仏)は「映画史上初のSF作品」と呼ばれています。

話しは違いますが、今から104年前の1918年にアメリカのメジャーリーグでベーブ・ルースが23歳で投げては13勝、打っては11本のホームランを打ったということで「二桁勝利、二桁ホームラン」を成し遂げたわけです。この記録は今のところベーブ・ルースしか達成出来ていないわけです。そして、今まさに大谷選手は2022年の7月22日時点で二桁越えのホームランを打っており、既に今年は投手として9勝をあげていますから、あと1勝すれば、104年ぶりにベーブ・ルース氏の記録と肩を並べるというところまできています。104年ぶりということは、およそ「1世紀分」もの間、成し遂げる選手がいなかったということですから、大谷選手が如何に「SUGOI・スゴイ」ことをしようとしているのかが分かります。

去年と今年のこれまでの成績から、大谷選手がやっていることは既に「漫画やアニメの世界の出来事」、いやそれ以上だという声がさまざまなメディアから聞こえてきます。若い人にはもはや馴染みが薄い野球漫画・テレビアニメの「巨人の星」ですが、その主人公の「星飛雄馬」は「新・巨人の星」のラストで「大(メジャー)リーグ」に挑戦(

野球留学)するために「渡米」するというところで終わっています。当時の漫画・アニメのファンは「星飛雄馬」は遂に本場のメジャーリーグに挑戦する選手となったのかと思い、静かに彼のアメリカでの闘いを応援する気持ちで彼を心の中でアメリカへ送り出しました。つまりが日本人が大リーグに挑戦に行くこと=「SUGOI」というレベルだったのです。今にして思うと「何とレベルの低いお話しなの?」と言われてしまいそうです。「星飛雄馬」ファンの私としては、何だか悔しさを感じてしまったりしますが。

その後、1990年代になると、漸く現実の世界で、ロサンゼルス・ドジャーズに野茂選手が移籍して大リーグで大活躍したことによって、その後の日本人選手たちが海を渡って大(メジャー)リーグへ挑戦するという「太い道」が築かれたわけです。この時の「野茂選手」の活躍をみて、遂に日本人選手もアニメの世界に追いつき、越えようとしている、イヤ越えたのだと思いました。

※90年代、私も野茂選手がドジャーズで7勝目をあげた試合を観にいってその勇姿に興奮・感動いたしました!

ここまで来たら大谷選手には是非とも「二桁勝利、二桁ホームラン」を104年ぶりに成し遂げてほしいわけですが、成し遂げると彼は本当に「地球人・人間」なのかという声がまた上ってくると思います。もうこうなってくると「事実は小説よりも『奇』なり」の話しのレベルにどっぷりと浸かってしまい「SFの世界」レベルにまで行ってしまいますよね~~!冗談ばなしのノリで「大谷ロボット説」「大谷宇宙人説」などが囁かれたりするのだとも思います。

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またまた話しは変わってしまいますが、昨日、82歳になる私の叔母と電話で会話をしました。この会話の内容はなんということはない「叔母がおととい、4回目のコロナのワクチン接種を受けたよ」というものでした。

もしも30年前の20世紀の私がこの話を耳にしたら、どうして叔母は「聞いたこともないウィルスへの対策の為に4回も予防接種を受けているんだ?4回という回数は多いだろう。異常だ!う~~ん、未来はどうなているんだ?!」と思ってしまうに違いありません。

昭和・平成を生きてきた自分の叔母あるいは親の世代」が21世紀になって「コロナなるウィルス」への対策として「ワクチン」を「4度も摂取している」。この状況って、20世紀の過去の人たちからみたら、まさに「SFの世界」での出来事のように思えるのではないでしょうか?

それに加えて、これも普通のこととして当たり前のようになっていますが「戦争」についての報道が、21世紀の今になっても続いています。しかも「世界陸上」という大会が行われている一方で、ミサイルがビルに打ちこまれている町があり、このカオスな状態を、ニュース報道番組は、世間の人の関心度の高い順に紹介していたりします。

昨日まで「AI」という言葉は、近未来のものだったのに、世の中にはロボットと一緒に暮らす人も出てきたりしてきますし、自分も黒いスティックの「AI」に向かってリクエストを語りかけたりし始めています。もはや私の片方の足は「SF」の世界にずっぽりと入ってしまっているのでしょうか・・・。