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「SHOGUN」を見て思うこと!【ネタバレ注意!】【映画170 / GG授賞記念】

どうも「映画/健康雑談」の高岡です還暦+V3です。

今回、第82回ゴールデン・グローブ賞で「SHOGUN」が作品賞、主演男優賞、助演男優賞、主演女優賞の4部門を受賞したとのこと。日本に関係した作品がゴールデン・グローブ賞を受賞出来る時代が来たんですねぇ~~

           Sabine Langeによるpixabayからの画像

我々シニア世代、昭和の時代には、憧れでしかなかった米アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞。それを日本人が受賞する。野球も昭和の時代は漫画の世界でも日本人選手が憧れていたアメリカ大リーグに何人も選手がいっている時代になっている「なんて時代だ」本当に!!

 

さて、以下のブログは昨年の9月29日に一度アップしたものを、今回、ゴールデン・グローブ賞受賞記念として再度アップさせて頂きます。よろしくお願いします!!

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シニア世代にとって「SHOGUN」はリメイクなのです。イギリス人小説家であるジェームズ・クラベルが1975年に出版した同名小説を1980年にアメリカのNBCが一度テレビドラマ化しているのです。

先日「エミー賞」を受賞した「SHOGUN」で真田広之が演じた吉井虎永は当時・世界のミフネと称されていた三船敏郎が、アンナ・サワイ(澤井杏奈)が演じた戸田まり子は島田陽子が演じていました。 

1980年代の「SHOGUN」も当時かなり話題になりましたが、今回の真田版の「SHOGUN」ほどには評価されていなかったのでは・・?

 

当時、アメリカで島田陽子さんが超人気者になってしまい、彼女自身なかなか日本やその後アメリカで仕事がしづらくなってしまったのではないかと思っています。本当に綺麗で素敵な女優さんでした。

 

昨日だったか、朝の情報バラエティ番組を観ていたら、島田陽子さんがお亡くなりなっていたというニュースをやっていて、一度、一般男性とご結婚なさっていたのですが、その方とは離婚となり、四十九日法要と納骨式はどうも疎遠になっていたと言われていた親族により営まれ、親しかった関係者らが参列して営まれた模様です。そして、何とか両親と同じお墓に遺骨は納められたそうです。一時期あれだけ脚光を浴びて大女優になったのに、69歳で人生を終える時は、一人寂しく亡くなったと聞くとなんだかとても寂しい気持ちになります。

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この「SHOGUN」というドラマは1600年の日本が舞台になっています。日本の歴史でいえば徳川家康が天下を治めて「江戸時代」がスタートしていく時代です。

このドラマの主人公・吉井虎永、その時代に将軍になるわけで徳川家康がモデルになっています。そして、日本にやってきた異国からの訪問者ジョン・ブラックソーンは、後の三浦按針であるウィリアム・アダムスがモデルになっています。

 

今回、エミー賞を18部門も受賞したということは喜ばしことです。真田さんがプロデューサーになったことで外国製の時代劇が今までのものに比べたらかなり「変」な時代劇から少しは違和感のないように感じましたが、それでも私にはまだまだ見ていてしっくりこないところが所々ありました。

 

例えば、大群が森?の中を行進して進んでいくシーンがあるのですが、その森が日本の木々でなく、ロケ地カナダの森であるため、どうしても木の高さや雰囲気が日本の時代劇のそれと違うんです。それはもうどうしようもないことですが・・。

 

通訳を務める戸田まり子と按針の会話が結構砕けており、時代劇としては、相応しくない、と思えたり。

 

夜の部屋の灯りの中のシーンであるとか。

 

私は個人的に、浅野忠信さんのファンなのですが、ところどころ、彼が何を話しているのかとても聞きづらいシーンがあるのです。彼が、あれほどに活舌が悪いはずがないのに、なんであのような演技になっているのか、自分としては、納得がいかなかったり・・。

 

劇中に出てくる側室、遊女達といった女性たちの描き方は確かにこれまでの海外で創られた時代劇とは違っているやもしれませぬ(ハハッ)特に夜の部屋の中のシーンは、特に・・・。

 

「唯一無二」という言葉が、第8話で出てきます。ドジャーズの大谷を表する言葉として昨今使用されることが多いこの言葉。この言葉は、今、この21世紀で一番Outstandhing(「目立つ」「傑出している」という意味)な日本語であるように思います!!

 

この第8話で一番大切な言葉。虎永がまり子にだけ発する言葉「信じ込ませることが大事なのじゃ」。時代劇ならではの言葉。更に虎永の心の言葉「決して無駄にはせぬぞ」。これぞ、時代劇の静かな闘いのシーン!!う~~ん、ここはいいねぇ。日本の時代劇だ。真田さんの演技が最高!!このドラマを見ていない人には「なんのこっちゃ」でしょうが、どうか、お許しを。

 

伝統芸能の描き方は素晴らしい。音楽も、時代劇にそぐわないということがない素晴らしい音楽。

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全10話を観終わって思うことは、モデルは徳川家康なのだが、これは吉井虎永の物語だと思った方が良いだろうということ。つまりが真田広之は吉井虎永という役を見事に演じ切ってはいるが、彼は決して徳川家康を演じきっている訳ではない。

 

このドラマを通じて、また世界中の人たちに日本人はSHOGUNに逆らうと「切腹=腹切り」をさせられてしまうというイメージが広がってしまった。

 

私自身にとっての一番の収穫は、ハリウッドに通用する日本人女優が一人また誕生したことを認識出来たことでしょう。戸田まり子を演じたアンナ・サワイ(32)の演技は本当によかった。そこに戸田まり子その人本人がいたと思える演技。「第76回エミー賞」でドラマシリーズ部門の主演女優賞を受賞したのは、当然と言えば、当然のように思えてしまう。

観終わって、感じるんです。観る側の一ファンとしてドラマを観続けたいと思わせてくれた原動力は彼女の演技だったのだと。素晴らしい女優の誕生を見ることが出来て、本当に、素直に嬉しい限りです。

 

このドラマ全10話を見て違和感を感じなかったことがあるんです。それは「お辞儀をするシーン」がどのお辞儀のシーンのタイミングもまったくもって違和感を感じることがなかったのです。これってとても革新的なことだと思います!!